すべてのおすすめ
真っ白い雪
降りたてのやわらかい絨毯
靴の底
磨り減るほど磨いても
素足になっても
足を入れれば汚れてしまう
あれは幼い日
唇を舌でなぞっては
はみ出した
北風に吹かれて
鼻の ....
あたしの
この強い想い
言葉にして君に投げても
言葉は君の
心をすりぬけるから
あたしの想いはいつまでたっても届かない
ああ、どうして
うわごとは君の心に染み ....
くるくる剥いた林檎の皮が
包丁持つ手にぐるぐる巻きついて
気分はまるで蛇使い
蛇の色の鮮やかさに恍惚
とする自分にエクスタシー
赤い風船 くもり空に飛ばして
太陽みたいだね、って
指 ....