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僕の部屋は世界の一部を切り取ってできた図書館
明るい修道院でフィヨルドの冷たさを内包している

戦争でたくさんの僕が死んでゆく
たくさんの君が失われてゆく

誰も混沌からの道筋を知らない
 ....
何かを知りながら生まれてきて
何かを少しずつ忘れながら育ってきた

見知らぬ街でのZDF彗星のように
ドミノ倒しさながらに価値が顚倒するので
5万年先にどうなっているのか予測できないでいる
 ....
遠い戦争があってまた領土資源拡張の近代戦
ゲームならゲーセンで終わらせようと思ってしまう

ある日ぼくは腕時計をすてるのだろう
どんぐりころころ
僕は良い市民であったろうか

あるいは一 ....
コンサートの演目が残り少ないころにぼくは生まれた
終電の網棚にある週刊誌ほどには世間をしらずに
世の中にはどれだけの情報量が飛び交っているのだろう

量子コンピューターの時代に8ビットの
演 ....
柔らかな機械
拘束されない想像力

サイバネティクスの夢は
四肢をもがれたバッタのように
プレイリストのなかに埋め込まれるのだろう

残酷な朝は天体を廻し
透明な朝をスルーしてゆ ....
夜を越えてぼくらは生きてきた
いくつもの世界をたずさえながら

時を言葉に変換してやっと生きてきた
ぼくの笹舟は銀河のどのあたりまでゆくのでしょう

ぼくは僕であることが面倒くさくなって
 ....
人間は一人立つ余地があればいきてゆけるものだ
人間は愛するものをうしないつづけてつよくなれる

だれもふりむかない路地裏の暗闇のなかに人生があったり
戦場を迎える兵士は誰に誕生日を祝ってもらえ ....
逸脱した想像力でかろうじていきているのかもしれない
人生にはときどき小さな推敲が必要なのかもしれない

戦いを降りた人間はミニマムのエネルギーで生命を維持する
だから村上春樹の海辺のカ ....
うちの猫と意思の疎通がなくて難渋している
トイレのそとにそそうはするしダイニングのテーブルで爪をとぐ

妻と意思の疎通がなくて難渋している
彼女にはトーマスマンの魔の山のような療養所が必要だ
 ....
昨日いつもの爺ちゃんにあった
知り合いでもなくても知り合いみたいな人だが

やがて僕もこういう素敵な爺ちゃんになってゆきたいと

僕は自分の歴史しかわからないし
時々前後も混乱するのだが
 ....
人は直線ではない
多次元曲線でも証明できない

存在は無と背中合わせの実存

人は根源では人を識ることはできない
塵ひとつない部屋を平安と呼ぶのであろうか
齟齬のない生活が選択したじんせいなのだろうか

僕にはわからないのであなたに問いかけてみるのです

なんとか生きていますとりあえず生きています
か ....
仕事に客観性が必要なように
恋にも客観性が必要なのです

ときに役者を壇上から駆逐して終末し
ぼくも転げ落ちてよくこころの怪我をしたものでしたが
いまも同じですがね

人は一生見習いなの ....
かろうじて宇宙の辺境に在る
酒を飲み女を愛し歌を好む

行く先はわからないが
猫と暮らしている

友はいるが親友は皆宇宙に還ってしまった
音楽話や哲学話もなかなかできない今日このごろ
 ....
看板だけのちんどん屋
叶姉妹みたいにけんちん汁なのかも

美は売れない

すべてのマーケットを閉鎖して
自給自足で恋もするんだ忙しいけど

ぼくはポケットにコルトを忍ばせて
犯罪者で ....
すべての宇宙を創生して
神は疲れたのかもしれない

ウクライナの仕事はあなたのミスで
僕は無神論者で貴方達とは関係ない

僕たちは異質なものを嚥下しなければならない
優しいだけのヨーグル ....
地球中を走れるキャンピングカーが欲しいな
砂漠でも海の底でもねそしてデートしようよ

束縛のない辞書は誰もが持っているんだ
独特の語彙の辞書なんだけれどもね

僕はきみを心でうけとめている ....
幾千のよるを乗り越え僕たちは生きてきた
神経質な世界は宇宙と融和していないけれども

目の前にある真実をいつも取り逃がしてしまうのだ
プーチンの病気見舞いにラップを贈ろうかと

中村佳穂と ....
ぼくは宇宙の一過性のノイズに過ぎないが
きみも深海生物の末裔に過ぎないではないか

とりあえず会話は成立するが
ちっぽけな男が地球を見降ろしている
この世界の現状に最後まで抵抗する民衆であり ....
この模造を容認して欲しいのだ
誰も狂気を取り扱えないのだけれど

この贋作を許容して欲しいのだ
せめてものきみのへ土産として

収監されるきみへ残り少ない愛を

僕たちはじゅうぶんに生 ....
生きて行ければそれでいい
善行を積まなくても良いのかもしれないが

澄み切った悪行ってあるのだろうか
調和を前提とした濁りがあって良いのだろうと

石畳みの街に日差しがやわらかに差している ....
僕はときどき深く潜りこまなければならない自分を抱えている

僕はいつも以上にきみとの距離をはかりがたくなってしまうが

言葉と音符が似ているのならば変換ソフトがあれば良いと想う
つまづいている地球が
プーチン化しないように
大好きなきみのYouTubeを

こころの所在を忘れた者だけが
占有しないように

誰もが過去のプチプチを
潰しているんだもの
 ....
いつか仙人になりたいと想っていた
仙境で仙女たちと歌舞音曲を尽くし
詩歌を交して樽を飲み尽くすのだ

えっ。それって仙境、、、?
という声もありそうだが

亀仙人も女好きではないか。
 ....
ぼくに真っ白な本を一冊ください

そこにポンチ絵や日記や駄文を気ままに描くのです

丁寧な装丁は要りませんが季節の押し花なども貼り付けて

グーテンベルク聖書を冒瀆するわけではないのですが ....
権力者に視えないものはなんなのかな
些細な日常の窓から外を見たら良いのかもしれないが
そんな窓さえないのであれば城砦のなかで

国民的不本意を愁う歌でも詠んで自決してくれれば
三島由紀夫ぐら ....
吃水線ぎりぎりののうたをきみは歌う
大人になれないことをわきまえている
誰もが誰かの子供なんだもの
思想的骨格なんてないんだ
生活の輪郭は薄葉のように
透けて見えているさ

命の混迷はシナプスの独語にすぎない
教育は幸せの基礎を教えてくれる

ルール。道徳。
大好きな理科。

ち ....
詩人はたまに発掘される
死人はときたま以外には埋葬される

しょーもない音楽が僕のちからならば
ときどきとおるきみの声がとてもいい

貫通しないトンネルはいまもあって
とても大好きな僕の ....
夜を飾る女が闇のダンスの指南役で
秘密の原始をあじわう

夜間飛行の天使はときどき行き先を喪って
微かにきこえる古いブルースに耳を傾けている

闇のスケルツォは楽章をかえても
いつか交響 ....
ひだかたけしさんのマークアーモンドさんおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フィヨルドと地球と弟と- マークア ...自由詩1223-3-23
溜息のうた- マークア ...自由詩1323-3-17
プーチンの風船- マークア ...自由詩523-2-23
ありがとう- マークア ...自由詩1322-10-21
ピーターラビットのうた- マークア ...自由詩1022-8-20
夜を越えて- マークア ...自由詩722-7-10
猫の世話をするきみに- マークア ...自由詩722-7-4
疎通- マークア ...自由詩622-6-25
うちの猫のうた- マークア ...自由詩522-6-21
おっぱい論- マークア ...自由詩722-6-17
人間論- マークア ...自由詩322-6-17
清潔なブルース- マークア ...自由詩422-6-12
へたれのブルース- マークア ...自由詩8*22-5-27
宇宙にて- マークア ...自由詩822-5-24
犯罪学- マークア ...自由詩422-5-23
ウクライナに捧げるブルース- マークア ...自由詩322-5-23
プーチンの暗殺者の明るい手紙- マークア ...自由詩422-4-18
とりあえず猫のご飯- マークア ...自由詩522-4-3
信仰- マークア ...自由詩922-3-22
葛飾慕情- マークア ...自由詩622-3-21
雲の休日- マークア ...自由詩922-3-15
音楽- マークア ...自由詩822-3-7
中村佳穂に捧ぐ- マークア ...自由詩322-3-7
仙人頌- マークア ...自由詩522-3-1
自由な絵本- マークア ...自由詩822-2-28
あなたへ- マークア ...自由詩822-2-25
吃水線ぎりぎりの歌なんて- マークア ...自由詩322-2-21
シナプスのうた- マークア ...自由詩1222-2-11
アウトバーン- マークア ...自由詩622-2-8
闇のスケルツォ- マークア ...自由詩522-2-3

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