思う、
考える、
短くため息、
ポテトチップスをかじる、
続ける、
恋をしている、
わたしはシマリスより忙しい


離れていく、指先から徐々に
枝分かれして漂う
時間の波はいつ ....
 -嫌いじゃないんだよ-

どこで二人結び目を間違えちゃったんだろう
顔をあわせればいつも喧嘩ばかり
君の瞳はボクじゃない 何かを見てる
君の中の理想のボクを見てる
 
 -好きだから- ....
スナメリのjoy 軽やかに
おおきな気泡のフープをくぐる

うたた寝している青の真ん中へjoy
まあるいあくびを一つ落っことしたら
とたんに アオウミガメのtoy joe
こぽりと抜けて一 ....
ボールペンの芯が折れて
染み出した真っ黒いインクで
書いていた詩は読めなくなって
僕の中からも消えていった

謀ったかのように
産まれた贋作に埋もれながら
僕の部屋はボツになった ....
きっと夏の晴れた日の朝には
水を求めて何処かの
乾いた草原で
遊牧民族が
馬や山羊たちとともに
次の場所へと
引越する支度をしている

地球の反対側とつながる
国境の意味が
なくな ....
不規則に配置された
文字間から
いつも僕は
君の世界に忍び込んでいた

大雑把な地図しか
持っていないから
いつも僕は
君の世界の迷い人のひとりだった

草原の向こうから
手 ....
乾いてる軒下暮らし梅雨の日もそれが定めとうな垂れて

ほんとうに美しい玉葱の芯どうしてもほら泣いてしまいます

玉葱の玉を採ったら葱だらけでもそれは夢{ルビ二兎=にと}を追うひと

玉葱の ....
蛇が
つばめの子が大変おいしそうだと
どうしても食べたくてたまらないと
細い棒を伝ってやってきました

なにも知らないつばめ親子は
しずかに眠っています

にんげんは驚いて
蛇をつつ ....
そうだ アフリカへ行こう!!

そう言って父が
長年勤めていた会社を依願退職したのは
定年への秒読みが開始された
梅雨の明けきれない
じめじめした蒸し暑い日だった
それ以来
キッチンに ....
水滴の柱が
ゆうるりと地に立ち
午後と夜を映し
震えている


沈みきるまで
樹を見つめる月
荒れた青を
荒れた灰の的に射る


諦められた水色のむこう
 ....
はやく行きたいな

夕方に行きたいな


暖簾をくぐればほのかな木の匂い

カウンターの香ばしいひかり

ほのぼのとした血の匂い

いい感じで湿っている

やっぱりぼくはここが好きだ

神田三州屋がや ....
ウハって

穴をのぞいて

エって

みあげたら空
竜骨座の主星カノープス 大小のマゼラン星雲 月に遊ぶ人魚 南天の星々は僕を魅惑する

散文的な日常 それも嫌いではないのだが 僕はほんらい空の生き物らしい

ただ地上では羽をもがれたバッタのよ ....
さて また、あのすすり泣き
深夜不気味な静寂と
心の中を踏みにじる
遠吠えのような鳴き声と
嗚咽を漏らしたすすり泣き

寝静まった街の中
街路樹に風
   風だけがざわざわと
聞 ....
ひたひたと
ありったけの水を吸い上げ
あおく 
あかく
丸く
咲く

装飾花は結実しない
ただ
水をひたらせる

小雨
大雨
さみだれ
にわか雨
夕立ち
根拠のない憂鬱 ....
僕の小さな幸福論

TSUTAYAでアランの幸福論を探した もちろんヒルティの幸福論でも良いのだ
幸福な気分になりたかったんだ しばらく味わっていないような気がするんだ

幸福は乾いた日 ....
きみはぼくを情熱家だと言う
それで多くのものを得たとも
多くのものの襟を正したとも

でもだ
これだけは覚えておいて欲しい
英語でいう“passion”には
受難という意味があることを
 ....
前略

 朝食に納豆が出てくると君の少年時代のことをいつも思い出します。君は小学生のころ冷静なまなざしで、何についても黙々と何もしゃべらず、周りのことを常に察している性格でしたね。だからかなぜか、 ....
ぽつぽつと音を立てて、しずく
さらさらと流れる、時間
満たされてゆく、速度は
かたつむりよりも遅いくらい


忘れそうになったとき、あふれる
盛り上がった水面を覆う皮に、亀裂
其処を ....
トウキビの葉がゆれている
昨夜の雨に濡れたまま
まだ膝くらいの高さだが
すぐに背丈ほどにもなるだろう

トウキビはうまい だが
そんなに食べたいとは思わない
年に一度も食べられれば十分だ ....
_
嫌いなものがたくさんできた。
景色に溶け込んだBMWも見たくないし
晴れた日曜日も憂鬱で
屋台のわたあめも
カエルのおもちゃも
褒めてくれた髪型も
無くなればいいと思った。
「そらはそらいろなんだね」
そう君は言った
子供だったぼくは、
あたりまえさと気にも止めない
その時のきみの横顔が
焼き付いて離れない

ぼくは走り出した

くだらない言葉にうもれた ....
{引用=
さだめらしき願いを ひとつ知りました


六月の
嵐にひかえる空は
細心のあやうい平衡と ためらいに似た心地なさを {ルビ具=よろ}う


見あげれば
流れは岩にわかれ
 ....
思い出を一番から五十六番まで
USBメモリに移動して
一息
私のディスクは空(から)になる
空(から)になった空(そら)に
星が一粒
もう一粒
繋がって
絵を描く
尺取り虫が
一歩 ....
うすずみ色の
やわらかな蓋を
かぶせられた街で
こまやかな水に
しっとりと懐かれて
わたしの内側は
ほんのり熱を帯びる

うすずみ色の
やわらかな蓋の裏に
みっしり結露した水玉 ....
中央アルプスと呼ばれるこの山々は
今でも年間数ミリ隆起しているという
主峰、木曽駒ケ岳の山頂からでも見えない
はるか太平洋の海底の
大いなる力に押されて

遠州灘で雲になった水蒸気は
天 ....
コーヒーショップに夏が来て
向かいの席の女子高生が
ブルーソーダを飲み始めた
青い液体をストローでチュー
コップの中身が減っていくにつれ
女子高生は足先から海になっていく
水位は下腿から太 ....
れんちゃんは犬なのに
お手もできない

ある日
このぼくにできることを数えてみた
あれと、
これと、
それに、
三日数えても尽きなかった
それで
ふと、気づいて
そうだ
ぼくに ....
今は六時
光のうろこ
空の隙間
土からの声


風とおしの良い
泥の街だ
姿の無い
列車の音も聞こえくる


うなじに揺れる羽も尾も
すぎる翠の反対を向く
背中 ....
蛍光灯が明滅している
何度か取り替えても
変わらずちかちかしている

アパートの前にタクシーが止まり
客を降ろして走り去った
と思うと、降りた客が追いかけて
行きかけたタクシーをもう一度 ....
るるりらさんのおすすめリスト(6713)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恋は宇宙的な活力である。- あ。自由詩6+*13-7-1
カラ回る- もこもこ ...自由詩2*13-6-30
まほろば- yuez自由詩4*13-6-30
文字との邂逅- 東野 遥 ...自由詩313-6-29
ジャックされた夏の断片- りゅうの ...自由詩7*13-6-29
君の世界は終わらない- nonya自由詩21*13-6-29
玉葱なひと- たま短歌25*13-6-29
蛇とつばめ- 朧月自由詩813-6-28
アフリカ- 佐東自由詩12*13-6-27
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夕方に行きたいな- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-6-26
カロやかに加えるように文字をかいてみる_ - 阿ト理恵自由詩11*13-6-26
南十字星- 梅昆布茶自由詩1413-6-26
余命- ……とあ ...自由詩13*13-6-26
水の器- そらの珊 ...自由詩17*13-6-25
小さな幸福論- 梅昆布茶自由詩2113-6-25
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お洒落な言葉なんて要らない- あ。自由詩213-6-23
とうきび- ただのみ ...自由詩20*13-6-23
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機械じかけの青空に- ゆったい ...自由詩213-6-22
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こぐま座- Lucy自由詩24*13-6-22
水の季節- nonya自由詩22*13-6-22
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石狩挽歌- 壮佑自由詩11*13-6-21
ぼくにできること- たま自由詩25*13-6-21
ひかり_めぐり- 木立 悟自由詩613-6-21
蛍光灯- 春日線香自由詩513-6-21

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