コーヒーショップで冷コ中
窓の外ではトウモロコシが
半被を着てイカ下足を焼く夏祭り
駅前広場に設営された
野外ステージではカラオケ大会
たまにはこういうのもいいな
近くの信用金庫のOLが
 ....
誰でも救われる訳では無いけど。

でも救ってくれたあなたは、
あと少しで炎が消えそうに
揺らいでいます。

幼いわたしは坂に向かって開かれた窓から
あなたの名前を呼びました。
親があな ....
小鳥にパンを投げてやる
あるかなしかのわずかのくちばしのために
この子らはやすやすと川をこえるのに
わたしはまだその手前で積木をしている
{引用=
夏の陽に 焼かれながら
後ろ手の 信玄袋をけつの下に
揺らし


女の背は 凛とし
黒紋付の羽織で、振り向く{ルビ面=おもて}が艶やかだった


名は、定
床上手の 女 ....
太陽がぼくをひとりにさせた

ぼくを定点観測していたのだ

漂流は本当は淋しくなかった

全て終われば会えるのだから


あなたにいつか指輪を渡す

山の雫のうす曇りの向こう

手を繋いでいつか虹を渡 ....
夕暮れても
大地の熱は
冷めやらず

もうすでに
花も穂も枯れ
ただの茎となったすすきは
すとろうとなり
土に埋まる子らは
それを吸って
生き返る

一本であったら
孤独に揺 ....
         130715


詩集の挿絵とは
絵画にどんな照明を与えるか
ということに似ていると思いますと
若い作者が言う
そんなものかなと初老の男は半ば狼狽えながらも
うなず ....
薄いピンク色 果肉より食い気に成り下がる

ハーゲンのストロベリーアイスクリーム

愛してやまない 

 庶民のシュートができた時の喜びのような幸せを

 感じて 薄いピンク色 濃くあ ....
毎日暑い日が続いていた・・・
そんなある夜
僕は海苔巻きを食べていた
パカッと割ると中身が見えた
きゅうり
玉子焼き
かんぴょう
etc
えいって噛み付くと
グギッて音がして激痛が走 ....
どの道も
少し進んだところでたち消える
草原の三叉路
生い茂る草は風の方角に
倒れては起き上がる波

恋慕い
探し求めたものを見失い
(つまり触れ得た事のないものの喪失のあげく)

 ....
貧血に鉄分多く含んでるレバニラ炒めオススメします 僕は一応古書店主だが店舗はまだない これからできるかどうかも不明だ
でもどうせ店舗を構えるのだったら 居酒屋かコーヒーハウス ライブハウスとか併設したいもんだ

古道具屋もいいかな 俺に似合って ....
ある人物がこの世を去った
享年58歳 若過ぎる死だ
彼は組織人だった

その組織人が独断で命令に背き自分が為すべきだと信じたことを
中枢部の命令に従うと嘘を付いて進めた行為

もし彼が命 ....
プールの授業は嫌いだから
学校を休みたいという
息継ぎが
うまくできないらしい

ネットで検索してみる
吐かなければ息は吸えない
水中で吐くこと
頭をあげる向きと
タイミングにコツが ....
窓に付いた
紙のきれはし
水のように光り
兆のように消えてゆく


浸透圧
立ち止まる
有るか無いかの
はざまにまたたく


鱗がひとつ
水から離れ
羽根に ....
柱 文字 からだ
数千年の空の筒
蜘蛛の巣の雨
冷たい青
はらいのけては肌に生え
夜明けを夜明けに呼ぶ鉛
炭の地平に羽と浪を描く



真昼の軍政
砂とささやき
 ....
かぎ裂きの浜辺を
ひとり遅れて
虹は歩いた
問いには応えず
奏でる指から流れる血
嵐の先をしめす標
会いたい人に会えぬ代わりに
言葉ばかりが目に降りそそぐ


 ....
少し曲がってしまった空間の
端から端を銀河と呼んでみて
言葉を彩る意味でも掲げれば
誰の一人も傷つくことないし
明日はいたって明日だろうし
パンダは関係なしに笹食うし
 
 ....
            130711




微振動と微笑みながらも
注意深く
居住まいを正す
夾竹桃の花が散ると
涼しくなるのだ
祈るよう ....
ぽつり


あなたのまえにいたひとが

いつのまにかあなたのよこにいて

とうとつにうしろへといってしまう

それが死というものだとわたくしはおもっています



 ....
パチンと弾けとんだ
洗濯バサミ
ひらいて、はさむ
どんなに風の強い日だって
あなたがいいというまで
ただもくもくと
しがみついてきた
のに

繰り返されてきた
しごく簡単な仕組みが ....
ぼく生まれたい
ぼくの中の小さなぼく
はやく生まれたい

さがしても
どこにいるのか
たずねても
だれも知らない

きのうのぼくではない
きょうのぼくでもない
たぶん
あしたの ....
夕暮れどきの町なみは
どこかゆるんでいて
おだやかな顔ばかりが
すれちがってゆく

街灯が点灯し
一番星が顔を見せる頃
どこを歩いているのだろう

灯りの点いた家を探して
通り ....
      一日の始まりに洗濯をする
      きのうの下着やタオルを
      まっさらにして天日に干す
      暑い暑いといいながら
      熱風のような空気の中で
     ....
太陽のしたり顔を避けて
君の水辺へ下って行きなさい
蜉蝣の翅のように影を透かしながら
夏の斧で頭を割られるその前に

美しく人目を避けながら
地下のカフェへ逃げ込みなさい
壁画を歩く蛇の ....
酸欠状態で喘ぐ金魚が
水面を見上げる角度で仰いだ空は
怖いほど明るい色をしていた

アイスクリームよりも呆気なく
溶けて流れ出したフレーズを
おろおろと掬い上げようとしたら
それは舗 ....
さすらったり
若い頃はかっこいいって言われたり
結果的においしいところをかっさらったり
してみたい


淡々と
やーらかいもんでも
頬張って
炭酸啜って
寝ころんで
立つこと ....
正しければいいのだろうか
それぞれがすすむ
正しいと想う道は
歩きにくい他の者には

まだとべない雛を待つ親鳥
とべるきょうだいもよりそい
つかのまの待つ時を
なにごとかうたいながら
 ....
小遣いを貯めておかんの大好きなお花を買ってお手紙を書く 茶碗の酒に蛾が溺れている 
夜が明けて、車の音が激しく聞こえ出す肌寒い朝
痺れていたらしい昨夜と半生が襲ってくる
やれやれ今日も人生やら生活に眩しい光を当てなくてはならない
束の間の夢幻 夜と ....
るるりらさんのおすすめリスト(6754)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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つみ木- はるな自由詩513-7-17
定・考- 月乃助自由詩8*13-7-16
海の道しるべ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-7-16
すとろう- そらの珊 ...自由詩20*13-7-16
挿し絵- あおば自由詩8*13-7-15
ひんやりピンク色- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-7-14
暑いからボケた- 和田カマ ...自由詩1*13-7-14
旅の終わり____渡らない鳥に- Lucy自由詩23*13-7-13
貧血に鉄分多く含んでるレバニラ炒めオススメします- 北大路京 ...短歌313-7-13
古書店日記- 梅昆布茶散文(批評 ...13*13-7-13
彼と彼らの献身に- HAL自由詩3*13-7-12
水のハーブ- 佐野権太自由詩9*13-7-12
わかれ_まばたき- 木立 悟自由詩313-7-11
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ノート(虹)- 木立 悟自由詩513-7-11
パンダは関係なしに笹食うし- ブルース ...自由詩11*13-7-11
滑らかな試金石- あおば自由詩21*13-7-11
ぽつり- 田園自由詩3*13-7-11
プラスチック哀歌- そらの珊 ...自由詩23*13-7-11
ぼく生まれたい- yo-yo自由詩713-7-11
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きゅうりと光化学スモッグ注意報- 石田とわ自由詩12*13-7-11
地下のカフェで- ただのみ ...自由詩24*13-7-10
猛暑日- nonya自由詩32*13-7-10
(例えば/時には)_奥田民生のように- ブルーベ ...自由詩1*13-7-10
まだとべない鳥- 朧月自由詩113-7-10
小遣いを貯めておかんの大好きなお花を買ってお手紙を書く- 北大路京 ...短歌3*13-7-10
民次郎_(仮)- 民次郎自由詩213-7-10

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