緩やかな流れに触れたいと想う
雑多なものをすべて洗い晒してしまう水のちからに

ただ流星の軌跡をおいかけて
その先の消滅を想う

ときに走りときに休みときに泣いて
やはり今がいいとおもっ ....
何度も読んでもらった
心に温もりをくれる紙芝居

大人になってから
子供たちに読んであげる
自分自身も子供に戻って

紙芝居を作り
読み聞かせする
オリジナルな物語

何故か心に ....
 ロベリアの水色が私の窓辺で咲いている。
 脇役に徹しているカスミソウの白い花は妻の好みだ。
 陳腐な言葉など必要ない。
 そこには小さな美が溢れている。

 どんなに小さな表現でさえも ....
僕らは否定される
友人に 隣人に 名も知らぬ誰かに
僕らは否定される
親に 師に 君に 貴方に
「うつくしくなれないおまえは所詮蛾なのだ」と

僕は一度たりとも蝶になりたいと云っただろうか ....
通りすぎた時
触れ合った手に
金色の光が見えることがある

それが縁というもので

その光がはっきり見えるようになるのは
手が触れたずっと後の話である

縁があった人の思い出は

 ....
ありのままを亡くしてあるがままに着飾ろう。帽子は薄い頭蓋骨の軟体


二階から落ちるのと空から墜ちるのとどっちが痛いだろう。天使は梯子を使う


非常ボタン押したら世界は鳴り止む。非常 ....
{引用=

ねえ、でぶでぶ
神様は毛がないってホント?
みたことある?










ねえ、でぶでぶ
にがいって字書ける?



でぶでぶの字って
うさ ....
猫のうたをたくさん描いた日日
束の間のしあわせと平和をしる
それをしるすよろこびが 実は
のちに癒せない痛みとなっても

そのことである
そのことである
そのことである
猫はもういない ....
困難や不安や悲しみや苦しみが産まれたその瞬間はいつも
言葉は言葉としての機能を果たさないまま
言葉にならない言葉だけを頼りに彷徨い続けるものだ
大統領が来るので
私たちの街は
なんとなくそわそわしている

当日は
大渋滞になるだろう
車で来るの やめよっかな
広電ならいいっしょー
みんな人ごとで
どこか
案じて

すで ....
ほんとうのことは
ネットには出てこない
ランキングにも載ってない
誓って

受け身でいるのはいい
誰かの
せいにできるから

みんな
楽々とルールを破る

私は時々
赤信号で ....
   さえずりは無制限に落下して
 漲る心臓
内側からほどけ展開する
うすべに浮遊都市
生贄のメリーゴーランド
空を蕩かす視線を
 火の羽衣に包み
牡丹 
  ゆるりと爆ぜ
     ....
初夏の夕暮れ
やわらかい風に吹かれながら
玄関先にしゃがんで
ビオラの花柄を探しては
摘みとる
こんもりと咲き茂る寄せ植えが
あたらしく
生きかえるのが好き

いつからだろう
 ....
自分とは違い過ぎるものの考え方や
受けとめ方や立ち振舞い

自分には思いもよらない
大胆不敵や厚顔無恥

ああはなりたくない、だとか
あんな世代と一緒にはされたくない、だとか
 ....
なんで僕には手があるんだろう
そのせいで物を食べなければいけない
そして箸を使って口に運ばなくてはいけない
順番を決めるときにジャンケンをしないといけない
文字を書かないといけない
トメハネ ....
雨が降ってくることもなければ
泉が湧くこともなかった
川は面に表情を走らせて
風を受けながら凡庸な経路を流れていくだけだ
山の中の細い渓流から始まり
川底の石や魚と戯れ
やがて里に下りて農 ....
あなたは、咲こうとしている

――長い間
時に風雨に、身を{ルビ晒=さら}し
時に日向に、身を開き
地中へ…根を張り巡らせて
世界にたった一人の、あなた
という花を咲かせる為に

蕾 ....
(自明)とは
自ら明るい、と書く。
わたしの命の照明灯は
元来――明るいもの  




  
ラジオから流れる
ピアノとポップスの音が

疲れ切って、疲れ切った体に
じんわり、じんわりと溶け合って
夕暮れと仲良し

きょうも1日
ごくろうさまでした
なんてね
いまでもわたしはあの9月の川べりに座って、可愛いあのこと好きなものを言い合ってる。いいかんじに色あせたTシャツのプリント、外国のバンドのロゴが書いてある、ぼうぼうに伸びた雑草、東北のさばさばした風。で .... 葉になった記憶を、
私の歯が噛み砕いていく。
じゅわり液体になった思い出たちが、
苦い匂いを響かせて、
鼻孔に絡みつく。
思い出たちは雨になって、
見えない窓にふりそそぐ。

*

 ....
川は流れをかえて
小さな水たまりを残していった
そこで鳥は水をあびていた
なんども
もしかしたら魚もいたのかもしれない
水浴びをした鳥はその
綺麗な羽をおしげもなく震わせて
水を切り捨て ....
雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った

何処かの誰かの何かがこぼれ
気化したあとに上昇し

消化しようと昇華する

雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った

晴れて ....
ぼく雅羅櫛
きみ観瑠奇異上意

異星人が過半を占める地球で

どうやら宇宙は愛の摂理で
成り立ってはいないようだ

老後の資金なんてもう要らないし
どうせ星になるんだからなあ

 ....
          160517

屋根の上にブルーシートを貼る
夜には大雨が降るとの天気予報に
何はともあれ、張らねばならない
使い忘れたブルーシートが役に立つ
捨てなくて良かったとも思 ....
あの草原へ、手と手がはじめてふれた場所へ、走ってる、仰向けになって雲に名前をつけあった、あれはジャムパン、メロンパン、やきそばパン、クリームパン、あんぱん、あげパン、パンばっかじゃん(笑)、フ .... 同じ雨を見て
ブルーになったり

好きだと言ったら
赤くなったり

君と僕を映す心の色は
鮮やかに染まる白だと思う

一度結ばれたら二度と離れぬ
蜘蛛の糸で作られているらしい
山々の蜜柑畑から良い香り小島に向かうフェリーまで届く

蜜柑買い皮ごと食べるほうがいいそう勧められ食べた思い出

港には端から端まで並ぶ漁船獲れた魚を引き上げている

何回も生まれ変わって ....
吹き荒れていた強風が止み
静かに雨が
降る

激情は去り
懺悔するように


いまさら遅い


傷つけたものは
けして回復しやしない


けれど
過ぎ去ったものの後に
 ....
哀しみの三丁目で
僕は考えた
なぜ人はこうも苦しみ
憎み合うのだろうかと
しかし人は
愛し合い
慈しみ合うこともできる
先生は言った
「人の前に火を灯せば
 自分の前も明るくなる」
 ....
るるりらさんのおすすめリスト(6711)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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紙芝居- 夏川ゆう自由詩216-5-28
美~窓辺にて- ヒヤシン ...自由詩6*16-5-28
- 鳴神夭花自由詩216-5-28
- ガト自由詩7*16-5-25
自由律です(_*´艸`)- 水宮うみ短歌1*16-5-24
ねえ、でぶでぶ- 青色銀河 ...自由詩216-5-23
- もっぷ自由詩516-5-23
キセイポエトリー- 少年(し ...自由詩116-5-23
大統領前夜- umineko自由詩7*16-5-22
プリペア_- umineko自由詩8*16-5-22
夢と現の境で瑞々しく花首垂れる者あり- ただのみ ...自由詩10*16-5-21
うつくしいもの- Lucy自由詩15*16-5-21
レンタルしてもいいですか- 千波 一 ...自由詩316-5-21
小学校のときノートに書いた詩- 独奏自由詩216-5-21
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自明のひと- 服部 剛自由詩316-5-19
ピアノとポップス- うめバア自由詩516-5-19
刺繍糸のこと- はるな散文(批評 ...716-5-19
窓の足- あおい満 ...自由詩516-5-18
水をあびる鳥- 朧月自由詩316-5-18
『レイン』- ベンジャ ...自由詩5+*16-5-18
平和に捧ぐ- 梅昆布茶自由詩816-5-18
まだ明るい、夕暮れに間に合えば- あおば自由詩4*16-5-17
まだ明るい、夕暮れに間に合えば - 阿ト理恵自由詩4*16-5-17
法則- ミナト ...自由詩116-5-17
蜜柑- 夏川ゆう短歌216-5-17
夜の雨- Lucy自由詩11*16-5-17
哀しみの三丁目- 渡辺亘自由詩216-5-16

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