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季節はなんて早く
通り過ぎて行くのだろう
もう春だと思ったら
陽の光は力いっぱいの強さで
もう初夏のようだ


季節の風は
確 ....
夕暮れ
石ころが転がる河原で
ひとりのんびりビールと

割り箸に刺したはんぺんを
七輪でささっとあぶり
ちゅるちゅる呑みこんでいると

対岸にオレンジ
鬼火が屋台の提灯のように
等 ....
ひとつのこころからからまり

う、ま(み)れる
臭くて不味かった。
大きな種があった。
胃が痛くなり
腹が痛くなり

息が臭くなり
屁が臭くなる。
げっぷが出る。
もう2度と食べない。

ドリアンはアルコールを飲むのはダメで
 ....
ベートーヴェンは鍵盤が見える
ピアノが弾ける
楽譜が書ける
歌を唄える
人を愛せる

笑いたいときに笑える
泣きたいときに泣ける

ベートーヴェンは幸せでした
いまは6月の風が吹いている。

空には太陽があった。
雲があった。
そして月があり、星があった。
ときには羽をもった鳥や昆虫たちが、空の近くを浮遊していた。

ぼくは中学生だった。
あ ....
ベイビーこんな雨の日は
ひきずるようなブルースをきくんだ
だから
ともだちになってよ

それとも懐かしい曲で
こころを満たすかい

ベイビー3弦がきれたよ
へやのすみには
弾かない ....
私には希望がある

決して手に入らないものを求めている訳ではない
天文学的確率でも
可能性が0.0001パーセントしか無い訳でもない

何事にもタイミングが重要
今回を逃したら次は無いと ....
誰にも触れられない場所に
花が咲いていた

切り立った崖の中腹
そこには
誰も登って来れない
誰も降りて行けない

そんな場所に独りぼっちで
花は気高く咲いていた

小鳥の囀りに ....
 
     
   この世に……
   {引用=   自分を必要とする人が
   誰もいないってことに
   気がついたら
   もう
   人は死ぬしかないでしょう

   それ ....
人の顔はトーチのよう
みなの顔に心がよく表れている
魂は青い炎
冬も去り暑い季節がやってくる
僕の心の中には固い氷がある
絶望の暗い気持ち、混乱の頭を運んでくるわだかまり
優しいもの温かい ....
愛と真実

真実を見ず欲望のままごきげんで夢を作りて安らかに寝る

戦いてやまずころぶとも真実と愛のためには身を洗わんと

正義愛多くの言葉ありあるともひとつの源神より出づると
{引用=


陰りある微笑みの調べに
すべてをさらってゆく
引き潮

別れの日を思わずには
愛せなかった人の
去りゆく音階


 背後から近づく
 やさしい足音も

 広 ....
地面に
言い聞かせるように
雨が降り続く

無色の
絶え間ない呪文が
街を塗り潰す

紫陽花は
すべてを受け止めようとして
雨雲を黙読し

雨傘は
すべてを受け流そうとし ....
つくづく
人の身体とは水で出来ているのだ
と感じる

代謝がいいと
良く水を排し
身体はくびれ
欲し
肌は潤う

水によって
清められ
水に癒される

そうだ
命の源も  ....
苦悩の女神が
僕の手を引いて
眠れぬ夜に連れ出した

花は閉じ 草は項垂れ
月は雲の毛布に潜り込んで 高い鼾をかいていた

ブナ林を背にして 裏庭に立つと
女神は両腕を広げ 僕はその中 ....
棒が一本あったとさ

葉っぱかな

葉っぱじゃないよ カエルだよ

カエルじゃないよ ミカエルだよ

ミカエルじゃないよ カエサルだよ

カエサルじゃないよ アウグストゥスだよ
 ....
   
好きな女の子や男の子を見ると
胸の鼓動が高まり感情を知らせる
科学雑誌には心臓の機能は事細かく載っているものの
この私の気持ちについては載っていない
それでも人は「ノー」と言うから
 ....
彼女の赤は優しかった

激しさの中にある
少女の純粋
目に優しいのだ

アクリル画は
なお

ピンクを孕んだ赤だ

長い闘いの中で 手に入れた
永遠に続く
才能と力も

きっと 生まれ育った  ....
ニーラは{ルビ主人=マリック}の為に
四種のカリーを毎日作る
チキンのカリー 豆のカリー
マトンかさかな 野菜カリー
グジャラートは三人の女中に
朝昼晩を割り当てている
そうしてその日一等 ....
明けない夜はないが
晴れない朝はある
止まない雨はないが
笑えない昼はある
暮れない一日はないが
つれない人はいる

そして夜
幾つもの夜を耐えて
人は強くなると言うが
ちびち ....
詩を書いた
僕は 一体何だろう
だけど 確かではないけれど
僕は思いを綴っている


そして 会社を辞めた
僕は 今 何者だろう
そんなふうにして 渋谷の街が 今日も
涙の色に暮 ....
冗談を言えるようになりたい
枝を打ち鳴らす風のように
人を笑わせる人になりたい

愛を歌えるようになりたい
地を焼き尽くす野火のように
人の心を燃やす人になりたい

ネズミになりたい
 ....
夢も希望もない
することもない
人の為にできない
自暴自棄

私を待っている人がいる
私を必要としている人がいる
私でないとできない事がある。
私を好きな人がいる。

上を見りゃき ....
砂漠に蒔かれた種たちは
けして芽吹くことはないと
それは誰にもわからない

渇ききった大地に
足りないものはなんだろうか

水だろうか
水を与える人なのだろうか
雨を降らせる雲なのだ ....
77歳になりて

 今年5月77歳になる。72歳の時『72歳になりて』と言う一文をここに載せた。読んで下さった人がかなりいた。あれから5年、引き続き『現フォ』の同人を続けている。原稿もかなり溜まり ....
暗い森の木の根元の茂みの中
闇に光る二つの目
光の反転した森の風景の中
鹿が逃げようとするが
矢庭に飛びかかる黒い大きな影

まず獲物の内蔵を喰らう
黄緑色の内蔵を喰らう
赤い筋肉を食 ....
おじいちゃんと森で薪を拾う
僕が手当たりしだいに
背負子に放りこんでいると
そいつはまだ早いと言う

幹を離れてまもない小枝は
水分を含んで
みずみずしい
生木の範疇を出ないものは
 ....
雛は鳴いて 朝露流れる 雲白く
つたのからまる古木 陽が射し
巣穴からのぞく 黄緑の小鳥

アイビーの葉陰をすりぬけ
近くの木にとまる
尾をうちふり チチチッ

おはよう ナギ

 ....
あまぐも

垂れ下がる昼下がり

うっかり爪を引っかけたら
鈍痛を引き寄せてしまいそうな



あまがさ

濡れた匂いは嫌い

美味しくない想い出と憂鬱が
しつこ ....
るるりらさんのおすすめリスト(6754)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
通り過ぎる春に_/_駅裏の空地で- beebee自由詩25*12-6-16
はんぺん踊り- 灰泥軽茶自由詩19*12-6-16
ひと- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*12-6-13
ドリアンを食べた- ペポパン ...自由詩5*12-6-13
ベートーヴェンは耳が聴こえない- 田中真知自由詩112-6-13
6月の風- yo-yo自由詩612-6-13
ともだちになってよ- 梅昆布茶自由詩1912-6-12
私には希望がある- 田中真知自由詩212-6-11
【_孤高の花_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-6-11
【_この世に……_】- 泡沫恋歌自由詩6*12-6-11
笑顔を灯す- 黒髪自由詩5*12-6-11
愛と真実- 生田 稔短歌1*12-6-10
ひきしお- まどろむ ...自由詩5+*12-6-10
梅雨- nonya自由詩30*12-6-10
すいぶん- 森の猫自由詩11*12-6-8
眠れぬ夜に、裏庭で- まーつん自由詩9*12-6-8
【かわいいコックさん】- つむじま ...自由詩5*12-6-6
告白- yamadahifumi自由詩112-6-6
優しい赤- 森の猫携帯写真+ ...9*12-6-6
クリニズム- salco自由詩16*12-6-5
ルフラン- nonya自由詩25*12-6-5
誰かの詩- 番田 自由詩612-6-5
あこがれ- まーつん自由詩10*12-6-4
Forever,_everywhere,_and_for_e ...- ペポパン ...自由詩7*12-6-4
「砂漠に蒔かれた種たちは」- ベンジャ ...自由詩312-6-4
「77歳になりて」- 生田 稔散文(批評 ...512-6-4
ジャングル大帝- ……とあ ...自由詩10*12-6-4
小さな森- そらの珊 ...自由詩2512-6-4
ヒキナギ乞う唄- 砂木自由詩22+*12-6-3
あまがみ- nonya自由詩20*12-6-3

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