ぞうさんみたいにやさしい目でいたい

くまさんみたいにふかふかでいたい

かめさんみたいにゆっくりでもいい

きりんさんみたいにながくいたい

そらいそげって

ムチ打たれたら
 ....
駅前に
都会が落ちていた

命のように
きれいだった

なくさないように
拾って
ポケットにしまった

そして
三年振りの待ち合わせに
僕は現れなかった
月に咲く花は
彩をもたないの

透明は何にも
染まりはしないから

儚げで
それでいて凛として

月の花は
誰にも見られずに
ひっそり咲き誇り

ひっそり散っていくの ....
さようなら 風

ごきげんよう いのち

あなたのすきとおったあつみ

やぶれるようにさきなさい
瑠璃色や萌黄出す緑色と原色の花々が
ゆらゆら揺れている中
灰や雪を見いだすのは容易くはない
家中が電化されていくと
囲炉裏も暖炉も滅多に見つけられず
たまにあったと思って覗くと
金魚や ....
波打ち際にゆきちゃんがひっそりと立っています。
おまえ誰やねん。
ゆきちゃんです。

ゆきちゃんがそう、答えました。

///

25世紀の春、消滅寸前の太陽のもと、
ゆきちゃんは草 ....
遠雷が止み
雨の最初の一滴が落ちるまでの
僅かな静寂に
こころ、ふと無になり
空の灰色を吸い込む

程なく落ち始めた雨粒に
再びこころには
水の班模様が出来て
潤う、のでなく
惑う ....
お母さん、
僕を"赤ちゃんポスト"に連れて行くのはやめてください。

もう僕、28歳ですよ。

赤ちゃんポストに投げ入れたい気持ちも分かりますけど…


いや、 ....
一年に一度だけ、たった数時間、花は花開く。
その円錐形の奥のおくは
どこへと繋がり、連なりているのか

※どうして例え国家予算をつぎ込み、永劫に形を留める、この花にみまごうばかりの造花を造りて ....
桃太郎の話をしてくれた両親も
物語のおじいさんやおばあさんと
同じくらいの歳になった
今の時代、洗濯は機械がしてくれるけれど
腰が痛いと言うので
今日は妻が洗濯物を干してる
僕はいつものと ....
           、、、言ってみたかっただけ きっと見つかるよ。

だから、

焦らないで。

空回りするくらいなら

どっしりと腰をおろしてさ

のんびり

見つけていこうよ。

ね。
ほんとうはね
「ほんとうはね」っていう言葉が嫌いなの
何だか嘘をついてたみたいじゃない

たしかにね
「ほんとうはね」って言う前に言ったこと
やっぱり嘘になっちゃうかもね

でもね ....
ヒトのあかちゃんはね
うまれてくるときに
りょうてをにぎりしめて
うまれてくるのよ
ぎゅ〜って
それはもう
すごいちからで

それはね
このせかいにうまれてきた
 ....
歴史から自由であった個人がいないように
バナナから自由であったサルはいないのです。
例えは不自由かもしれませんが。

原因から自由であった結果がないように
ハチミツから自由であったミツバチは ....
秩序を作ることはない
世界は
混沌としているのだから
わたしも(  )で括って
きれいに
因数分解することはない

上澄みをすくい上げることで
失われてしまうなにか
砂金の粒が沈んで ....
七十二歳になりて


 永い連休が過ぎた。5月7日72歳の誕生日である。フランス大統領は保守になった。共産党・社会党ご苦労さんである。その役割を果たし、社会主義は終焉しつつある。
 フランスは ....
巡礼
巡り
礼する
信仰心
清い心
染められ
研く
尊い地へ
足を進め
静かに
踏み出す
また一歩
また一歩と
降りだした雪は止まず
純白から水滴へ
刹那的な許し
泣き ....
いつのまにか
こすもは、すぺーすへと
ぐれーどあっぷ
していて
 
ぼうちょうをくりかえす
この、これは
どうもとめどない
らしい
 
 
これを
あい、とよぶか
かがくげん ....
誰かを見つめることが
好きなひとは
その誰かを失うと
失った誰かと
おなじ背中をさがす

誰かに見つめられることが
好きなひとは
その誰かを失うと
失った誰かと
おなじ眼差しをさが ....
月が昇った夜の下
白い光に満ち満ちて
遠くお空に浮かびます
暈を重ねてぼんやりと
ひろくせかいを照らします
夜明けの眩しい太陽に
月の明かりは隠れます

月が籠った夜の下 ....
百聞せずに一見したら
まぁ それなりに感動した

百聞して一見したら
そりゃあもう感動した

百聞は一見に如かず
これ ちょこっと違う

百聞は一見のマザー
うん これが正解! ....
子どもたちのかおり水はかがやく
わたしの足をのみさらうもの
それはとても自由な戯れに見えたけれど
目をとじて 耳をすませば
ひとつの韻律をかんじるわ
わたしもむかしは うたでした

 も ....
つつじは色彩と匂いで

五月の朝をノックアウトする

ひんやりと

ひかるのは

ひんやりひかる。季節の散乱


からだを通わす

きみをめくろう


つつじは色彩と匂いで

五月の朝をノックアウトす ....
花壇をはさんで

息子と向かいあう

これはなにかの

象徴だ、そうだろ


自生したハーブ

ちぎって嗅いで


花壇をはさんで

息子と向かいあう

これはなに ....
ママはラブリーだった
口唇にぷっくりしたカラーを好んだ
ママはラブリーだった
おはようを言う時いたずらっ子になった
ママはラブリーだった
大の怖がりなのに薄目でみてた
ママはラブリーだった ....
ジュースが飲みたい。
そう言って男の子は歩いていきます。

ジュースがいよいよ飲みたい。
そう言って男の子は少し汗ばむ五月晴れの中を歩いていきます。

ジュースが飲み干したい。
そう言っ ....
少年は手にもっている一つの林檎を空に向かって投げる
するとそれは翼を拡げる鳥になった

少年は青い空が好きだった
空の中は永遠に汚れぬ世界であると信じていた

少年はどこまでも途切れぬ煙突 ....
豚って

よく燃える
こわれた、かぜを
かぞえている


とめられないから
ぼくには

ひとーつ、
ふたーつって

やわらかいところから

ふいている
こわれた、かぜを


 ....
るるりらさんのおすすめリスト(6711)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぞうさんみたいに- なきむし自由詩607-5-18
待ち合わせ- たもつ自由詩1507-5-18
月に咲く- 優飛自由詩8*07-5-18
つぼみ- つきのい ...自由詩1707-5-17
*灰と雪*- かおる自由詩10*07-5-16
ゆきちゃん- ひろっち自由詩11*07-5-16
雨の伝う肩が- 銀猫自由詩22*07-5-15
赤ちゃんポスト- 北大路京 ...未詩・独白14*07-5-15
花ははなひらく- カスラ携帯写真+ ...207-5-15
昔話- たもつ自由詩13*07-5-14
ナチュラルボーン詩人- 北大路京 ...未詩・独白7*07-5-14
出口- 見崎 光携帯写真+ ...4*07-5-12
「ほんとうはね」_(青年詩片)- ベンジャ ...自由詩5*07-5-9
それは母の読むおはなしのように- 朝原 凪 ...自由詩4*07-5-8
詩は解放されない- ブルース ...自由詩4*07-5-7
法則- 北野つづ ...自由詩6*07-5-7
__七十二歳になりて- 生田 稔散文(批評 ...13*07-5-7
廻航会- 秋也未詩・独白1*07-5-7
すぺーす=- 山中 烏 ...自由詩7*07-5-7
ループ- 小川 葉自由詩6*07-5-7
ともしび- 朝原 凪 ...自由詩6*07-5-4
見聞を広める- 優飛自由詩5*07-5-4
わたし_うたでした- soft_machine自由詩29*07-5-3
ひんやりひかる。- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...407-5-2
花壇- 吉岡ペペ ...自由詩207-5-1
ママ- ルリコ自由詩407-5-1
執着ジュース- ブルース ...自由詩507-4-27
- 村木正成自由詩12*07-4-26
- ポンテク携帯写真+ ...6*07-4-24
こわれた、かぜ- はらだま ...自由詩17*07-4-24

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