お父さんが帰って来なくなった
お母さんは泣いたり笑ったり
そして怒ることが多くなった

いつもはお化粧するのに
今朝はしないでお出掛けした

いろんな場所に立ち寄っては
ため息をつくお ....
都鳥(みやことり) したい放題 急降下 石鹸は温かい紅茶だ
ぐるぐるオレンジ色にくるくる溶けていく
カーテンが柔らかく揺れた朝。ラジオ体操をする老人の笑顔が眩しい
久しぶりに売れない女流詩人の友人からメールが来る
詩を書き始めて11年目だそうだ
ちなみにぼくはまだ3年目ぐらい

僕の大好きな感覚的詩人
いつか詩集を出したいと言っている猫好きで鬱病持ちの ....
ワコール
胸が小さく見えるブラ
パンツ
ツモリチサト
インナー
無印良品黒コットン100%
上着
ワンピース
メルシーボークー
デニム
ガンリュー
コムデギャルソン
イ ....
つい最近シジュウカラに 単語を組み合わせて  
文章をつくる能力のあることが 発見されたようです
 
チンパンジーなどにもない能力で 統語能力といわれています

ピーッピは警戒  ヂヂヂは集 ....
  
昼間の火照りから解放された夕暮れ
ビルから流れ出た人たちが
睡蓮の群生する池の畔を帰っていく

池の畔のベンチに若い女が独り
 ....
焦げたソースの薫る
烏賊の入った焼きそばがうまい、
湯気の立つソースに塗れた太麺には
紅生姜もたっぷりのっていて

そっと隠れて
刻んだキャベツや
玉葱だの
もやしも入ってる

青 ....
ここから始まる
ここが始点
ここはどこだ
ここはここでしかない
ここに居たいのか
ここから逃げ出したいのか
それでもここに居なければならないのか
今、私はここにいて私ができることをしてい ....
瓢湖に夏が近づき ハスの葉が大きくなる頃
どこからか渡ってくる 面白い鳥がいます

知る人ぞ知る 忍者 ヨシゴイです

人間やタカなどが近づくと 首を伸ばしヨシの葉そっくりになる
“葉隠れ ....
ハスの葉を 軽がる移動 ヨシの中 忍者ヨシゴイ 葉隠れの術  コゲラは一番小さい啄木鳥(キツツキ) 鳴き声はギーギーで
とても聞けたものではありません でも木をつつく音はかわいくて
アカゲラやアオゲラのカンカンとは 少し違います
 
詩人の啄木が その音 ....
トントンと コゲラのリズム 森の中 詩人も聞いた 妙なる調べ 国分寺の一角に
蛍が見れるかもしれない小川があるらしいのです
都会の片田舎にそんな場所があるのです
蛍にとっては幸せでしょうか

梅雨が訪れようとして
静かな祭り囃子が聞こえてきます
消 ....
からだが重たい。
しばらく贅肉をぶら下げて生活していたらすっかり肩が凝ってしまった。

家から駅前公園までの道には「ばらの家」がある。庭いっぱいに薔薇棚を作ってあって、さらにいくつもの鉢それ ....
アヤメが咲いて 瓢湖の祭りがもうすぐはじまる
この頃になるといつも気になるのは 傷ついて帰りそびれた白鳥のこと

どうやら友達らしいカモ達が なんともないのに残っている
冬でもないのに 冬の渡 ....
北帰行 あきらめきれず 白鳥は 折れた翼で 瓢湖を走る  ととんぱ とんぱ とんとん とぱぱぱ
スキップ踏んで

ととんぱ とんぱ とんとん とぱぱぱ
テーブルたたいて

ととんぱ とんぱ とんとん とぱぱぱ
階段登って

ととんぱ とんぱ ....
僕の心と月光の温度が
凍て付くような冬の海岸で

あの場所へ連れて行って下さいと
シリウスを指差す誰かの声が
真っ直ぐに空へ伸びて響いた

内に秘めた強さはきっと何か
目指すモノがある ....
野鳥のオアシスは森の中 泉がわきでるところ
水飲み水浴びで順番待ち 不思議と争いはありません
時々行儀の悪いヒヨドリが 割り込むくらいです

春の渡りの時はもう大変 森全体が野鳥の声でいっぱい ....
護摩堂山 アジサイかぶる 頂きへ 登りの森に カッコウの声 あなたへ、

人の顔を見るのが怖かったね

中心にポッカリと空いたブラックホールに吸い込まれて
2度と帰れないと思っていたね
きっと宇宙の中に私はいないと思っていたね

臆病な ....
恋人たちは喜びをわかちあい
老人達はバックギャモンに余念がない

子供達は無垢に世界を徘徊し
大人達は株価のチャートに気を取られ

僕はといえば太陽に労いの言葉をかけて
しけた煙草に火を ....
カワセミの 失敗つづきの ダイビング 逃げる小魚 もう日が暮れる  激痛深夜包む静謐
包む深淵に踏み沈み
朦朧と憧れ昇る境の段、

ハレルヤ飛び降りろ!

溶け消え逝く恍惚迷妄、
抑え抑え意識保ち
内奥の木霊に愛の響き聴く

律動し続ける宇宙に
 ....
積もっていく時計の針に
鮮やかな液体がこぼれた
限りなく近い原野では
いつでも表土が逆襲されている
試すことなど何もなかった
挑むことなど何もなかった
すべての仮定は欺瞞的だから
 ....
オオタカの幼鳥はかわいい 一月ほどで親と同じ大きさになり
いつの間にか巣立ってしまう 大きすぎて巣に3羽は無理となるためだ

巣立った幼鳥は人を恐れない 1メートルくらいまで近づいた時もある
 ....
黙ってただ生きる
ということができない

永久に
見つけてもらえないから
暗いさみしい器の底で
発語したがる
別なあたし

世界中でたった一人の
ひとに向かって
そのひとだけに
 ....
オオルリや 出逢いの森で 日が暮れる オオタカの子育は残酷だ とても見続けることができない

親鳥が仕留めたキジバトを くちばしでつついて解体し
ひなに食べさせるのだが  血がしたたり落ちているのだ

何やら寒気がしてくる 食 ....
るるりらさんのおすすめリスト(6712)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アジサイとカタツムリ- しょだま ...自由詩10*16-6-11
都鳥- st川柳1*16-6-10
石鹸- 水宮うみ自由詩2*16-6-9
愛おしき女たちへ- 梅昆布茶自由詩5+16-6-7
共時する_オーナメンタルなコンフェッション_(オーディエンス ...- モリマサ ...自由詩11+16-6-7
シジュウカラの統語能力_- st自由詩2*16-6-7
睡蓮池の畔にて- イナエ自由詩14*16-6-6
焼きそば- atsuchan69自由詩10*16-6-5
ここから始める- 坂本瞳子自由詩1*16-6-5
忍者ヨシゴイ_葉隠れの術_- st自由詩2*16-6-4
ヨシゴイ- st短歌2*16-6-4
コゲラ_警鐘の詩人- st自由詩1*16-6-3
コゲラ- st短歌2*16-6-3
蛍祭り(ゴル投稿)- 高橋良幸自由詩416-6-3
ばらの家のこと- はるな散文(批評 ...316-6-2
帰りそびれた白鳥- st自由詩1*16-6-2
白鳥- st短歌1*16-6-2
ととんぱ- 坂本瞳子自由詩1*16-6-2
海を見ていた- ミナト ...自由詩416-6-1
野鳥のオアシス- st自由詩1*16-6-1
カッコウ- st短歌1*16-6-1
あなたへ、- ゆるこ自由詩716-5-31
ふたたびスケートボードに乗って- 梅昆布茶自由詩1116-5-31
カワセミ- st短歌1*16-5-31
均衡(改訂)- ひだかた ...自由詩316-5-31
発火- 葉leaf自由詩216-5-31
オオタカの幼鳥- st自由詩2*16-5-31
発色- Lucy自由詩15*16-5-30
オオルリ- st俳句1*16-5-30
オオタカの子育は残酷だ_- st自由詩116-5-30

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