暑いからボケた
和田カマリ

毎日暑い日が続いていた・・・
そんなある夜
僕は海苔巻きを食べていた
パカッと割ると中身が見えた
きゅうり
玉子焼き
かんぴょう
etc
えいって噛み付くと
グギッて音がして激痛が走った
かんぴょうだと思っていたのは
バンドエイドを巻いた僕の指だったのだ
暑さでボケていたと
言わざるを得ない


自由詩 暑いからボケた Copyright 和田カマリ 2013-07-14 19:28:57
notebook Home 戻る