黒焦げのトーストがいいマーガリンでいい
バターじゃなくていい
蜂蜜は国産 養蜂屋の小さな店先のがいい
種類にはこだわらないがシナ蜜なら尚いい

雨が降る前に用事を済ませたいが
用事の方がは ....
枝毛だらけの私の髪は
ヌケガラ。分裂繰り返す。

もう何んにも残ってないわ。

街のみんなは宇宙人
あなたはしれっと火星人

彼の頭をかち割っちゃった
イクジナシノ イセイジン
オ ....
父母が買った墓を見に行く

高台にあるそこからは
海が見渡せ
なんのわずらいもない風が吹き渡り
小さな飛行機が雲間に光る

このお墓に入ったら
この景色を見て暮らす、という母に
いい ....
しあわせが雲のように
ふわふわと私の周りに漂っている
今しあわせの中にいるなと
気にしなければ
気づかないくらい何気なく

たぶんそのしあわせは
閉じ込めておくことはできなくて
いろん ....
人を押し退けて前に出れない
反対に押し退けてられて もみくちゃにされてはじき出される事に
いつの間にか慣れてしまった俺は
ただの臆病な弱虫 情けない奴さ

その方が楽だから
その方が楽だか ....
「あの~
歌う前にちょっといいすかね?
いい?ありがとございま~す
寒いよねここ
吹き晒しだもんね
えとですね
この曲を作る時
満員御礼の武道館のステージ上で
歌うのをイメージしたんで ....
+

プラナリアにとてもよく似たあなたも普段はありふれた両生類として
揺らめいている。〔時折〕爬虫類の要素を尖らせて、眠るのを怖がり
泣いていた〔けれど〕頭の中では真っ先に哺乳類の細胞を一つだ ....
水が水辺を踏みしめる音が
葉と葉のはざまに響いている
終わらぬことを表わす文字が
冷たい場所に冷たく残る


闇が指にひらかれ
光が枝に割れるとき
水は分かれ  ....
束の間の輝きが水面に射すと

魚は 眠らない営みにリラリラと

言葉を浮かべ

手に取ろうと揺らめく影を砕いて

その光の枠を抜け出したまま

ほんの夏の終わりの方まで滑ってゆく。 ....
私の好物はリンゴ一択です
リンゴのためならついつい
現実リンゴだけではなくて
仮想リンゴにも手を出して
無限の仮想世界に浸ります

仮想世界でたくましくても
現実世界では存外脆弱です
 ....
高円寺で弾き語りやりますって告知の最後に
ときどき現れる「バー鳥渡」の読み方を知ら
ないまま今日まで飛んできたのだけれど鳥の
アイコンの後のアカウント名がchottoだった
からそうかちょっと ....
それが
あと1ミリ
ずれていたら
君はすごい美人で


たぶん
出会わなかった




なんのいいわけだ

という君が
庭先の椋鳥に
こめつぶをあげている



 ....
みんな幸せになればいいのに
暴力的な春風に耐えながら
詰まりそうな呼吸を必死に続け
目に入った砂粒で泣き
砂粒のノスタルジーを聞かされ
更に目からは涙が止まらず
涙が止まる方法を あちこち ....
たてもののすきま
瓶のそこに
いる
みたいな、
うすあおい灰色は
だれかのため息
ひかりが
灯るあいだ
だれのことも
おもいださないで
よくて
シャツがはためく

は ....
ビ              る
|              れ
チで履くサンダルのビーダルと呼ば

可              ア
能              の
性程度に ....
🌸

さくら
まだか
はるまだか


🌸

さくら
さくな
まだちちるな


🌸

さくら
ちったか
 ....
💊

カプセル型の胃カメラ
飲みやすいように
納豆にしのばせたの

といつもの
間の悪い君だから
いとしい

胃壁なんかより
いろんな俺が映っちゃう
かもね

そんな ....
今年も咲いた
家の裏にある公園の桜。

去年と違うのは
手の中で微笑む父の遺影。

ぶわっと強く吹いた風に
花びらが舞い踊れば
「綺麗な景色だ。」と
喜んでいるかのようだ。
今朝も鶯が
美しい声で「ホーホーケキョ!」
と盛んに鳴いている
新緑の木漏れ日の中から
聞こえてくる「ホーホーケキョ!」
の声を聴いていると
ワイフの小言も忘れて
思わずうっとりする
 ....
春が流れていく

みなもに降り立った
無数のひとひらたちは
いたづらに未来を占ったりしない
何にも誰にも逆らわずに
やがて
その先でひとつになる

裏もなく表もなく
命は等しく終わ ....
スカバロフェアに行ったことがあるかい? 
ケンジが訊くから、ベンが待っているならね、と答えてやった。
ケンジは、ん? という顔をして犀のような目でわたしを見つめた。
ただでさえさえない顔が、間抜 ....
なんとも気分がすぐれない

することなすことすべてが中途半端で
誰かれ構わず八つ当たりをしたいくらいで
良いことなんてもう起きないのではないかと
そんな風にさえ思う

息をつく
肩の力 ....
久しぶりに親父に会った
釣ったばかりの岩魚をぶらさげて
山道を下りてくる
祖母が語ってくれた河童に似ていた

親父とはあまり話をしていない
秋になって
川から山へ帰ってゆく河童を
村人 ....
縁日で掬った金魚をどこにやっただろうか
庭の片隅、物置の陰のあたりに
古い水槽が転がっていて
水と水草を適当に入れて
そこに放り込んでおいた気がする

誰も世話をしないまま
ただ、気まぐ ....
核兵器飛んでくるとかこないとかそれより僕のiPhoneがない 何回も生まれ変わって出逢いたい君がマグロで僕がシャリとか 大阪のおばちゃんになると決めたから四次元ポッケに無限の飴ちゃん 小さな巻き貝の首飾り
ニスの光る美しさを好んだ君
あれから何年も波の音
あの日の首飾りのような
遠く連なる星たちよ
悲しくはないが君はいない
涙落ちるけれど嘘ばかり
せめて慰めの音曲よ
 ....
着飾ることは主にならない
裸でいることが大事で
その裸を強調する為に
結果、着飾る必要が出てくるのだ

順番を間違えるな
そして観る者はそれに騙されるな

すぐに共感される形に安住する ....
そのみえすぎる目で満開の桜の花の下をみて
ひとがみてはいけないものさえみたくせに

あなたったら全然気づかないんだから鈍感でもう
待ちくたびれてあたしとっくに腐っちゃったのよでも
きらきらと ....
るるりらさんのおすすめリスト(6745)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
50階- ただのみ ...自由詩10*18-4-25
生きる。- たこ自由詩318-4-23
トランジット- そらの珊 ...自由詩16*18-4-22
しあわせ- 木屋 亞 ...自由詩2*18-4-22
人を押し退けて- こたきひ ...自由詩118-4-21
背負うもの- しょだま ...自由詩4*18-4-21
1カンデラの未来- ハァモニ ...自由詩2*18-4-20
冬と光柱_- 木立 悟自由詩918-4-18
束の間の- ハァモニ ...自由詩5*18-4-16
リンゴの何を知っているか- ブルース ...自由詩1*18-4-16
鳥渡/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩1*18-4-14
鳥渡(ちよっと)- AB(な ...自由詩6*18-4-14
みんな幸せになればいいのに- 小川麻由 ...自由詩7+*18-4-13
sakura_soda- むぎのよ ...自由詩518-4-12
チンダルのはしご/即興ゴルコンダ(仮)時間外- こうだた ...自由詩3*18-4-10
前線- AB(な ...自由詩318-4-8
納豆と胃カメラ- AB(な ...自由詩118-4-8
回想- 梓ゆい自由詩2*18-4-5
鶯嬢- ホカチャ ...自由詩218-4-4
a_piece_of_spring- そらの珊 ...自由詩15*18-4-3
獏、仕事する- 草野大悟 ...自由詩318-4-3
生きているのがやっとなんだ- 坂本瞳子自由詩7+*18-4-1
河童伝説- yo-yo自由詩418-3-29
水槽- 春日線香自由詩1618-3-28
核兵器飛んでくるとかこないとかそれより僕のiPhoneがない- 北大路京 ...短歌418-3-28
何回も生まれ変わって出逢いたい君がマグロで僕がシャリとか- 北大路京 ...短歌218-3-28
大阪のおばちゃんになると決めたから四次元ポッケに無限の飴ちゃ ...- 北大路京 ...短歌218-3-28
想春譜- 腰国改修自由詩4*18-3-28
着飾ることは主にならない- 狩心自由詩418-3-28
桜の樹の下では- 佐々宝砂自由詩6*18-3-23

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