ひとりごとを かむ
ずっこける 頻度の高さ
きっとクリボーよりもよわいよ


学生という枠から 出ていかなければならない
一歩超えて 私に何ができるかな
生きつづけていく限り
 ....
プラットホームの蛍光灯を
なぞりながら
おりてくる
ぬくもりをもった
夜の闇。
夜の市ヶ谷駅の
下には釣り堀があって
人々はうなだれながら
みたこともない
翼の生え ....
ただいま暑いと喚きながらドアが閉まるが早いかTシャツを脱ぐ。廊下を進みながらタンクトップに半ズボンと次々に脱ぎ捨てる。なにそれと咎めると笑いながらこう答える。
「それ? あたしのぬけがら」
少女か ....
{画像=140806203834.jpg}




タイムカプセルは誰の心の中ににもあって
開けられる時を待っているんだ
中に入っている想いは人によって違うけれど
一度開けると流れて行 ....
色々やったさ
何年喰らっても おかしくないようなことをいっぱいね

チョコレートいるかい?

いや いいんだ 気にしないでくれ
一度ガールフレンドに 左目を打ち抜かれたことがある
 ....
いま45才だから

15の頃はまだ30年まえのこと

いまとおんなじ強さと切実さで

84才のとき

15の頃を思おう

それとおんなじように

きょう69年まえのことを思おう ....
うまれた、てのぬけがら

まれにうまれたてだから

とりせつはやさしく
老眼の眼をほそめ、針に糸を通して、彼女が
器用な手つきで繕いものをしている。
ほつれた糸は無いもののように。
ただ、ひたすらに繕ってゆく。
それは家族や社会、そのいちぶとしての一本
の糸であ ....
家に帰ると
娘らが星を食べている
お椀にいくつか
飴玉ほどの小さな星屑を入れ
テレビの教育番組など見ながら
気軽に口に運んでいる
おいおい、いいのか
と思ったが
今日日やってはいけない ....
くだらないことばかりかんがえてるから
いま、おなかをくだしてる
ひとつのすいかに
いくつのたねがはいっているのか
しりたくて
ひとつのすいかを
ひとりでたべちゃったから
 ....
青空に洗濯物のはためいてハミングすればさわやかな風

さまざまに形を変えて雲は行く見ていて飽きない空の劇場

ヒグラシの遠い呼び声懐かしい記憶の森へ心は帰る

炎天下汗をぬぐえば向日葵も{ ....
埃まみれの10年ものの扇風機は部屋の片隅でいつ発火してやろうかと考えているよ

  毎日毎日遅刻ギリギリで飛び出すあの娘
  今日だってきっと、足の指で止ボタンを押すんだ
  どうしたって10 ....
きみを眠らせない夜の筋書きをにぎっているのはわたしだって

この星のいちぶぶんでいいんだよね微熱を微風がさらうならば

きいてるの?きいているのかいないのかえふぶんのいちにかぜはゆら ....
あれは炎だ
理由も道徳も求めない炎だ
まごうかたなき赤い炎だ

怖れを知らぬ
黒い鳥が炎を目指す

命とはそういうものだ

せめて美しい君を覚えていよう
たった一日でしぼんだ朝顔
 ....
八月。

私たちの街は。少し空気が、変わる。
街宣車が増える。黒塗りの車。
スピーカーから、流れるテープ。

ツーリストが増える。
大型バイクが空気を、揺らして。

外国人が、増える ....
「わかってる わかってる わかってる・・・」 といいながら

マリークロッカスは歩いていく



「わかっているんだけどなぁ・・・」

と 見上げた空には

 悲し ....
ようするにユートピアだね
僕の手を意味無く君の爪が掻くとき


どうしようもなく湿っていて
かなしいような交差点の中心


ねえあの話ほんとう?
潜水艦技術の進んだ国に行くの?

 ....
銀河のほとりには
ため息たちが花開いて

湖面は
ゆらめく



つかの間の風のなかに
つかの間の風のそとに
言葉の実る予感、が
色づいて

瞳の奥を波が走る

 ....
雑なままでも書き残して思う。

詩を書き始めたのは2001年ごろだったかもしれない。
詩のサイトは最初に流れ着いた日本WEB詩人会。
そこで会員になって投稿していた。いいとこだった。
今書き ....
あの頃わたしの精一杯で生きていた。



遠い記憶は優しいものではなかったが
大きな怪我も病気もせずに
三十年以上生きてこられた。
親には感謝すべきなのだろうが
生憎ずいぶん前 ....
夏の日の夕暮れ
いつまでも続け
つないだ手のぬくもりほどの
せつなさを抱えて

メビウスのまんなかに
つかのま立ち止まり
見つめ合った、ぼくら
いまよりもずっと
不器用で、素直だった ....
フィヒャアー
フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
ママにだっこじゃなきゃ泣いちゃうもん

フィヒャアー

ぼく泣いちゃうもん
電気を消したら泣いちゃうもん
でも眠い時は暗くしてほし ....
並ぶつもりで
並んでいるのではないし

何億光年も離れた小さな星の住人が
語り伝えた
神話など知らぬ

集まって
輝いているように見えても
それぞれ
果てしなく遠い

線でつな ....
それってクセなの?

来週も同じことしたらちょっとだけ許さないから
蝉時雨が
それほど新しくない記憶を
影縫いするものだから
そのまま置き去りにもできず
立ち止まる

吹き出す汗
ハンカチを忘れたことに気づく
いつもそうだった
肝心な時に何かが欠 ....
照りつける日射しも

大きな入道雲も

うだるぐらいの湿気た空気も

乾いて日焼けた黒い肌も

額を流れていく汗も

ときどき吹き抜ける風のさわりも

湿った草の匂いも

 ....
レモンの青い葉の
そよそよささやくななめしたにある木陰が
独りの影に重なりつらなり
古い灰色の木製の椅子に座り
宙を見つめている無限に
くりかえされる喪失は
だれにも知られることはなく
 ....
おしえたくないけどきみだけにおしえてあげるうそでもおしえる


みたいものないけどみえてしまったみたいなことにみたされてゆくみたい


ひっかける気もないというとっかかりひっかかる気は ....
出る杭は打たれる
っていうじゃない
あれって
打たれちゃうから
出ちゃダメよって
ことじゃないんだよ

出すぎちゃったら
誰かがちゃあんと
打ってくれるから
それまでは安心して
 ....
けつまずいて転ぶ
ああいつもの夕暮れなのにね

見えないものに語る言葉
忘れてしまった暑い日です

行き着く先のわからない
遠泳に参加する僕は第三泳者です

通り雨地球をまわしてとお ....
るるりらさんのおすすめリスト(6713)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『最弱者』- 座一自由詩614-8-6
『うたごえ』- あおい満 ...自由詩1014-8-6
うまれたてのぬけがら/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩9*14-8-6
タイムカプセル_/_呪文の言葉は- beebee自由詩26*14-8-6
チョコレートいるかい?- オダ カ ...自由詩1+*14-8-6
8月6日- 吉岡ペペ ...自由詩614-8-6
うまれたてのぬけがら- 阿ト理恵自由詩12*14-8-5
繕いもの- 川瀬杏香自由詩10*14-8-5
おやつ- やまうち ...自由詩1214-8-4
なつのせみもないてた- 小原あき自由詩6*14-8-4
夕立を待つ- 未有花短歌14*14-8-4
扇風機の口癖/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩12*14-8-2
扇風機の口癖_ - 阿ト理恵短歌9*14-8-2
夕火の温度を僕は知らない- そらの珊 ...自由詩2614-8-2
八月のそらの夢- umineko自由詩15*14-8-2
『マリークロッカスの散歩』- 座一散文(批評 ...314-8-2
はつなつユートピア- 初谷むい短歌4*14-8-1
奏でるよりも聞き惚れて- 千波 一 ...自由詩914-8-1
私のネット詩歴13年を雑に書き殴った- nemaru散文(批評 ...10*14-8-1
さよなら、お母さん。- 永乃ゆち散文(批評 ...714-8-1
それでね。- 佐野権太携帯写真+ ...11*14-7-31
フィヒャアー- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-7-31
プレセペM44- Lucy自由詩18*14-7-30
言い訳するときにヘンなステップ踏むのやめてくれよ- カマキリ自由詩514-7-30
蝉時雨- nonya自由詩25*14-7-30
窓は閉めきって- 無花果自由詩4*14-7-30
レモン葬- こしごえ自由詩4*14-7-30
まほうの西瓜 - 阿ト理恵短歌5*14-7-29
出る杭は- 森川美咲自由詩3*14-7-28
第三泳者- 梅昆布茶自由詩21*14-7-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224