英語を話すあのひとが気に入らない
白人美女とささやき合う
その言語


わからなさがもどかしくて
イライラしている自分に
歯がゆい語学力
一体なにをくっついてふたり微笑んでいるの

 ....
じめんのうえにたっています

あしのうらにたいおんがあって

じん

とします

ときどきそらをみます

とんでいるものがあってわたしは


鳥瞰図


みごとなけしき ....
気が付くと
見てしまう
自分の眼が
自然と追う

見ないように
見ないように

そう考えれば
考えるほどに

変に思われる
そう考えれば
考えるほどに

意識してしまって ....
私がまだ小学生の頃
同じクラスに「わたしのパパはパイロットなのよ」と言っていた子がいた
後日違う子から「あの子の家は古いアパートなんだから絶対に嘘よ」と聞いた

私はその子に嫌いだと言った
 ....
ヘルスケアとヘルタスケルター似てると思う国
政治がない選挙屋ばかり 評論家が今日も斬る

平和のためゲンセンをカい 資源の眠る海
原理原則あとから決めて 先に予算組む

ダイジョーブ 根拠 ....
この大地に種をまいて
新しい花を咲かそうと
大きな花を咲かそうと
女の子がぐずってます。

この大地はいつだって
花がいっぱい咲いてて
明るくて活気があって
私を元気にしてくれた。
 ....
軽やかに街を吹き抜ける風が
まことしやかな君の噂を
僕の耳元で囁いていく

騙し絵もどきの日常の水路を
予定通り流されながらも
まだ僕はなくした鍵を探している

散り終えた季節に
 ....
『壁伝いに歩けば
 出口につくよ』
誰かから聞いた

だからずっとずっと
壁に沿って
足が重くなっても
ずっとずっと
ただひたすら

考えずに
ただただ
ひたすら

でもま ....
スクリーンの少女が吐き続けている青いゼリーを唯一の光源とした地下室の底を 全身の血を逆流させるようなシンセサイザーの息づかいが 脈々と這い擦っている 水槽に閉じこめられたおまえは ガラスの壁を両手でひ ....  君の読んでくれた詩、素敵だったよ。だけど僕の心には響かなかったな。君は「他人」のために読んでいるの? 一年生になった息子が
おねしょした

小学校には
楽しそうに通ってるけど
子供は子供なりに
新しい環境に緊張してるようだ

昨年
死んだばかりの父も
あの世でゆっくり
 ....
階段の灯りをLED電球に交換した
ちょっと薄暗いけど

四万時間の寿命だという
居間から二階の寝室まで
三十秒あれば昇りきるとして
電卓をたたいてみた
五十年は切れることはなかった
ぼ ....
プーさんはだれだったのか

おとなのぼくが思い出す

こどもの頃のぼくは

プーさんの頃のぼくだった

ロビンとぼくをプーさんが見つめていた


ぼくはロビンではなかった

プーさんだった

心象風景 ....
なにもない

なにも

ここには、なにもない

俺はただ

生きている

すべては

無に帰した

そして

希望だけが

残る
始原の時を想わせる煌めく土や眩しい空の濃さが生々しく匂いたち、

かけらは、怖ろしく深い渓谷を穏やかな春に渦巻くつよい風にはこばれて渡る
その惨く美しい花の乱舞を無邪気に、遠くパノラマに見渡して ....
忙しいと言いながら
忙しそうにしている人がいた

忙しい毎日が嫌だとぼやきながら
忙しいのはなぜかしらと呟きながら

忙しさから解放されそうになると
忙しく何かを探しはじめる

忙し ....
 

椅子と椅子の隙間から
右側だけの手紙を書きます
今日は洗濯物を
たくさん畳まなければならないので
表札はきれいに外しておきました
見えるだけの郵便局の前から
鳩の歩く音が聞こえて ....
真っ白だった 目を閉じていなければ
真っ暗だった 目を開けていなければ

けれど解っていた 春が来ていることは



春は名のみの風の寒さを言い訳に
知らないふりをしていた
気づかな ....
 川面で光の魚がはねている
 春と霞を点描で描くのはぼくではない

 土手の並木の樹勢のなかを
 グングンふくらみ育ってゆくもの
 ふくらみみもだえて勢いを増してゆくもの
 樹 ....
原発に嫌気がさしちゃった諸君
原発を無くしたいかい?
そりゃ本当かい?
本気で原発を無くしたかったら
金出しな

デモに参加も結構だ
しかしこれまでデモで政策が
変わったことなど見たこ ....
何故に詩という詩人にとって最も
その存在を証立てするものを
便利な道具として使うのだろうか。

「あなたが嫌いです」

何故メールなり私信なりで直に言わないのか。
それを言う度胸の無い小 ....
上澄みの中を泳いでいた
透明ではなく薄く白濁した温い水の中を
紅い尾鰭をゆらゆら振って
指差すふくみ笑いを払い退けて
腹の下に感じる見えない水底の冷たさに慄きながら
ゆるんだ流れに身をまかせ ....
近づいてくるあなた 遠ざかるあなた 
死んだ犬 ガードレールの枯れた花

停電の夜はあんなにも優しかった心は 
春の日差しに照らし出されることを避け
中央分離帯の薄汚いビニールの陰に隠れてし ....
寂しく
なるなあ

三日月が


山の向こうの
三日月が

誰も見てない
そんなところで
こっそり
ひっそり

るらるらった

笑った顔

どこにも行かない
三日 ....
蜜を食べにおいでよ 突然の悲しみに
わたしがあふれてしまうとき
目の前が真っ白になる

本当なら
そんな色の涙が流れてくれるはずなのに
わたしはわたしのわたしから
さずかったものは灰色の
透明とは遠い色の ....
りろんぶそうした
はたらきありが
はたらくことをやめた

りろんぶそうさえすれば
はたらくことから
にげられるのだ

そのきになれば
はたらかなくてもいきられる
そのわ ....
水面を見上げると
ちいさなおんなの子の顔

こちらの様子が気になってしかたないのか

大きくなったり小さくなったり




わたしだけの世界
酒屋さんの軒先に置かれた古い火鉢
 ....
いのちふわふわ風の中
いのちふわふわ風の中
命いっぱい風の中

ふわふわふわふわ
空の上
ふわふわふわふわ
風の中

いのちは心の写り映え
瞬くうちに消えて逝く
いのちを持った我 ....
「女の子をいじめないで

 精一杯あいして」

光がさしたら、こうつたえて

橋の向こうで待っててね

きのうとおなじ夢を見せてくれるの

まぶしすぎて

痛すぎて

届か ....
るるりらさんのおすすめリスト(6745)
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