おとしぶみと言う虫に託す詩集ひとつ恋愛論のなれの果て

ストリートミュージシャンにあすを尋ねるどのコード進行で生きるかと

炎天下脳みそは妄想やめて夕涼みプラタナスの鈴の葉陰に

初音ミク ....
深夜にカッコウが鳴く

ホトトギスと同類の鳥

托卵が習性とは云え

さぞ悲しかろう

住宅地に陽光の訪れる前に

さぞ恨めしかろう

深夜の睦みが

羨ましかろう

 ....
 
恋には形があるからさ

だから、つくれるしさ

だから、こわれるしさ


 
かたつむりがね
いないとさみしいよね
木の葉の影の雨宿り
でもね
木のてっぺんにもいるんだよ
きっとね
だって だって
ひなたぼっこしたいから


アリさんがね
いないとさみしい ....
五月雨の

父亡きあとの

音を聴く
母がいる時

我侭で

祖母がいる時

譲らない台所

誰が最初に教えたの



料理がうまくなるには

見よう見まねが一番で

サトウ、シオ

スッパイ過去の
 ....
鮭缶が
海を泳いでいる
よく見ると
泣いている
帰りたいのだ
ラベルを見ると
知らない国
川を遡上するといい
と教えても
遡上の意味さえ
鮭缶は忘れていた
身振り手振 ....
カリフォルニアオレンジの

レースのカーテンが開く

朝靄がかった滑走路から

無人の戦闘機が機首をあげ

オレンジに光沢した

カーテンをふりはらい

飛びたっていく
 ....
そして幕が閉じる


舞台化粧を落とすと誰が誰だか分からない

勇敢な騎士は土曜の朝に生ごみを出す係りらしい

美しいお姫様の鼻はとんがっていつも人を見下している


けれど一番分 ....
ぼくの時は老いてしまった

ぼくの時は錆ついてしまった

ぼくの時は過去になってしまった

ぼくの時は昔話になってしまった

ぼくの時はもうそれを知ってしまった

ぼくの時は近 ....
さあさあさあ
さあさあさあ
むらさき色の匂いがする
甘いような
空が、風が、土が、
やわらかく濡れて
空気はひとつ、きれいになるの。
歩け!走れ!動け! そっと風が吹けば

散り散りにこころは飛翔し

うらおもて

うらおもて

ひるがえり

夕暮れ空の向こうで

群れをつくり

大きなさかなが一匹

空をゆっくり泳いで ....
トレンドに流されない確かな価値。
究極のエコマインドという誇りをあなたも。

最新竪穴住居(ロフト付)!残り5棟。



隊員募集中。健康で演技力のある方。
経費削減のため武器の使用を ....
短針はいけない物でしょう? 
あの人に消失の堆積を告げ口するのだもの
毟り取りました
長針だけがぐるぐる回る愛らしさ
それは日を終わらす害意がない、
健気な女の恋ごころ
窓も扉も塞ぎました ....
しろ

はやく

しろ

ぬって

しろ

はいって

甘いシロップはいかが、わしく
ってよ
少女が蒼白になって
走って行った
なぜだろう
と振り返ってみると

山が橙と無残に燃えていた
そこに山はなかったはずの
ここは東京の下町のその
はずれ

で、
ふとわれに返ると
 ....
それは不意打ちのように訪れた
まるで天啓のようだった
世界は美しい
世界は醜い
すべて私の眼の中に堕ちてくる
世界は美しい
世界は醜い
{画像=120529154724.jpg}
気温が一度上がっただけで
庭は目覚め
今夜は舞踏会だと
シロテンハナムグリが伝言する

白薔薇が
今まさにデビュタントに
踊り出そうという心 ....
春の小川の流れ、
雑木林の枝にとまって
口を開けている唖の小鳥たちよ
黒雲から発し 丘をひっぱたいては消える
無音の稲妻

丘が放電している

晩年のルートヴィヒのスコアの凄みか
 ....
夢から覚めると
午後は陽炎の中 寡黙に佇んでいた
翻る あなたの影だけが冷たい魚


見も知らぬ者同士 これが
いつかの夢ではないと言えるでしょうか


ひび割れた心象が決壊する時
 ....
海老フライが網にかかる
隣の船では大トロが大漁だ
赤身は人気がないので海に離す
いつか大トロになることを願って

畑にハンバーガーの実がなっている
産地に行けば生産者のスマイル ....
頭でっかちの 平等という
民主主義

いったい この世の誰が

一人一人の直接性を踏みにじることができるというの
か?
僕たち一人一人が

読み書きができるようになってから

い ....
台所の窓から見える
枝を切り落とされツタだらけになった
古く太い木に 小鳥が住み着いた
ツタのカーテンは巣穴を塞いで
子を守りやすいのか
ツタの中に入ってゆく
朝ご飯の支度をしながら ちら ....
縷々・りら
細かいことなんて無しにしようぜ
君のでっかい心
縷々・りら
細くつながる君の足跡

氷の破片で心を突き刺すんだ
俺の心臓破裂しそう
キラキラとした瞳に俺を映してくれるなら
 ....
何を
描いてきたのか
いつまで
描き続けるのか


分からない


生き様を
刻もうとしているのか
ただの
石ころ遊びなのか


分からない


突き動かされた ....
かつて

南ヨーロッパのとある

国の丘陵地帯に

歩く丘がいた

褐色の肌を晒し

雨期には溢れんばかりの

涙を海まで流し


風期には

丘に寄生した樹木が
 ....
また会えること楽しみにしてるから

小、中、高と慣れ親しんだ街で

兄も弟も都会に移り住んで私と父と母での都会暮らしが始まって

何だか寂しくて

今でもこの都会から故郷へ戻りたい気持 ....
満員電車の中での雑感

この状況というものを真夏の潮干狩りと比較してみたらどうだろうかと、ふと思ったのでちょうど満員電車の真上から見下ろすような光景を浮かべてみた。
掻きわけ掻きわけ探すのは貝で ....
昨日

僕は 忘れ物をした

とおもう

その忘れ物を忘れてしまった

何かを無くしたときの

この胸のしこり

何かを忘れた

と感ずる 気泡の網

「昨日のこ ....
るるりらさんのおすすめリスト(6754)
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