笑わせたい 人が いて
目の前で 笑顔が 見れて
自分も 笑えて

そんな 日々が
毎日だったなら

眉間の 皺も
消えて しまうでしょうに

刻み込む その前に
気付けることも ....
詩人が詩を書く
画家が絵を描く
それで事は終わる・・・だが
批評家が批評を付け
やたら贅沢な額に入れられ
競売にかけられたりするようになるとそれはもう手が付けられない
誰も詩を詩として
 ....
{画像=120412064801.jpg}

多くの季節を生きて
わたしは幾度も春を迎えてきた
そして 毎年 
いろんな桜と出会っている

真新しい制服に身を包み
新たな出会いに心躍ら ....
バスタブからあがった
ブロッコリーが塩と胡椒で
身支度を整えている頃

次から次へと切り出された
キュウリの楕円形の
車輪は朝日を照り返して

クロゼットからはがされた
レタスが ....
詩って編もうとして
編めるもんじゃ焼きじゃないですよね

或る時 或る場所で
何かを見たり
ぼんやりとしている時に
或る言葉が躓く様に突然浮かんでくる

その時に
ずっと眠っていた自 ....

あなたは樹木
草原に立ち
両手を広げ


あなたはグラス
降り注ぐ声を
すべて 
受け止め


あなたは交差点
別々の人生が
いつしか
ひとつに


ひら ....
ある番組で繁華街の
酔っぱらいにインタビューを
すると云うコーナーがあった

あるほろ酔いのサラリーマンが
インタビューを受け
こう答えていた

『オレ、元気やろ、元気やろ』
 イン ....
 シェイクスピアについてはもう言われるべき事は言われているかもしれない。だが、現代ーーー二十一世紀の人間ーーーつまり僕ーーーが今、シェイクスピアに出会った所で、それは全く古臭くもなければ、むしろ新しく .... 私のDNAの塩基配列に
「ケ・セラ・セラ」という
遺伝子情報が組み込まれている
膨大な螺旋構造の宇宙には
母から降ってきた星屑が潜んでいる


突然の父の入院で
しばらくぶりに会った母 ....
 
ものに名をつけるのは ひとの営み

ときに名をつけるのは ひとの奢り

ことに名をつけるのは ひとの悲しみ



  
知らないふりをするあの娘
本当のことなど 知らない いらない
感情なんかのさざ波が
ポツンと当たって弾けて広がる
くるくる回って落ちてく音階
あの娘がくるくる くるくる落ちてく
サンダルの ....
春は透明な足音を立てて
僕らの世界を包む
人々の足どりは濃やかで
赤ら顔の盗賊さえも
どこかその顔は呆けている・・・
春風は都市の中にも吹き
人々の襟をすくめさせる
僕はアーチ状の街をく ....
「お世辞」


お世辞を言うのは
下手ではない
お世辞を言われるのが
下手なのだ

流れ落ちるほど
ユルユルに頬を緩ませて
頭の上に八分音符を
乗せてりゃいいものを

野 ....
頚椎を曲げて上を向く
陽光に目を細めながら
淡い桃色の群集を目にする
ちらつく青空と雲と花びら
そして 無骨な幹と枝
それらの織りなすコントラスト

胸を広げて楽しむ

無骨な幹に迷 ....
とうとうきみは声を出してくれなくなったね
ぼくが死ぬまで一緒に声を聴かせてくれるかと
想っていたけれどやはり来る日は来るんだね

きみはきみの生んだ会社の
50周年を記念して誕生したものだっ ....
木蓮が散りました

爪をたて はじめてだらけの

あなたへの海

ねえもしもの話なんていらないから

朝焼けに祈る

枯れたはずのなみだをのみこんで

がんばって

がんば ....
南へ向かう鳥達が
薄色の空に溶けて行った

きみは衣装棚から
厚い上着を出してきて
胸元に飾った小さな憧れを
そっと隠した

子犬が地層の匂いを嗅いでいる
鳥の化石に恋をしたんだ
 ....
いつも表情を崩さない
お利口な君のこと
そりゃあ嫌いじゃないけれど
中身をちょっと覗いてみたくて
  一刀両断! 
スパッとやらせていただきました

中ら出たのは意外や意外
小粋なドレ ....
琉球王国では

そろそろ初夏を迎える

 日本人のくすぐる様な桜はない

しかし、空は人に近い
    空は腰を低く
    
    瞬きすればするほどの、こゆいこゆい
     ....
憧れ方が
悔しがり方が
思いつき方が

諦め方が
知りたがり方が
傷つき方が

話し方が
淋しがり方が
食いつき方が

愛し方が
懐かしがり方が
嘘のつき方が

標 ....
人と動物は
同じ自然を過ごしてはいれど
同じ世界には住んではいない


例えば今から
ここから一番近い
公園や広場にいったとする
そこに鳩の群れがあるとする

あなたを美しい女性と ....
期待に応えようとして

どんな事でもプロセスの合間の笑いに生きた
(ナルシスと詩作についてのテクニック。)

少しだけ無理をして
(真面目過ぎると言われたり。)

純粋な気持ちで心から ....
まおまおと艶めき歩く猫や春 朝 バッロクを起こし
  チェロ型のロボットにコーヒーを入れてもらう

  愛情溢れる 故 また溢れさすだろう
  無糖ながら 甘く 優しい 蜂蜜香りの マグカップの静けさ漂う 湖

   ....
巡り来る日々と
ぼくらの幼い憧れとの隙間から
木洩れ日のように降り注ぐ光

聴こえて来るだろう?
光の後ろ側の国から
あの/弾む息が
リズミカルなステップが/

国境線で
少女 ....
800字のパスワード
記憶できない でたらめコンピューター
毎回 打ち込み 叩き込み 魂胆極める カチカチ音
8の字カーブに 沿る弦の弾き

銀河団の大きさ かんにさわる

800字のパ ....
大人になるのを拒みながら

大人になるのをただ見ていた

昔からそう決まっているからだ。




そんな私も大人になれるのか

わかりませんないやはや。



た ....
目をつむり目をあけ答えあわせする



振り向けば鏡を持たぬ空の青



目をつむり目をつむる火に触れてゆく



冬が脱ぐ光の服のたおやかさ



 ....
二人で歩く梅林は
さくら咲く前 城跡の
猫に導かれて 迷い道
そこだけ陽射しが春めいている

その梅林に入る前
道端を歩く猫を見つけ
その痩せた背を撫で、餌をやり、
猫の道辿り 梅林へ ....
濡れ髪と匂い立つ夜に猫の恋

沈丁の香にしのんで肌を舐め

海明にうかべる白い朝と夢
るるりらさんのおすすめリスト(6711)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
笑わせたい人- 藤鈴呼自由詩3*12-4-14
妖精の休息- yamadahifumi自由詩112-4-13
【_桜アルバム_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-4-12
サラダヶ丘七丁目- nonya自由詩25*12-4-11
方法論- HAL自由詩8+*12-4-11
- umineko自由詩23*12-4-11
街頭インタビュー- HAL自由詩7*12-4-10
シェイクスピアの遥かな偉大さについて- yamadahifumi散文(批評 ...112-4-10
ケ・セラ・セラ- 渡 ひろ ...自由詩38*12-4-9
名をつけるのは- 殿上 童自由詩28*12-4-8
模範回答(1)- こうだた ...自由詩3*12-4-8
花束- yamadahifumi自由詩512-4-8
刹那的発泡詩_<_1_>- nonya自由詩26*12-4-7
春における立ち位置- 小川麻由 ...自由詩2+*12-4-7
親愛なる声- HAL自由詩9*12-4-6
ありがとうしか云えない- 自由詩112-4-6
晩秋- 壮佑自由詩32*12-4-5
マトリョーシカ- ただのみ ...自由詩18*12-4-3
琉球の春- 朝焼彩茜 ...自由詩8*12-4-3
センス- nonya自由詩22*12-4-1
自然と世界- 一 二自由詩612-4-1
老衰- OZZY自由詩512-3-31
- つむじま ...俳句5*12-3-30
チェロ型のロボット- 朝焼彩茜 ...自由詩412-3-30
あおい国_2- 壮佑自由詩26*12-3-29
800字のパスワード- 朝焼彩茜 ...自由詩3*12-3-29
ジャポニカ- 自由詩312-3-27
現と在- 木立 悟俳句412-3-27
梅林- ……とあ ...自由詩12*12-3-27
- はるな俳句312-3-27

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