お前らなあー
山がいつも大人しく
鎮座してると思ったら
大間違いだ!
俺様のハラワタは
いつだって煮え滾ってる
怒らせたら
熱いのをぶちまけるぞっ!
よーく聴け人間ども
山を ....
きみ、という名の女の子がいた
綺麗な瞳が自慢で、視力も良く、
そして、恋をしていた
だが、問題があった
きみ、は躰が、丸いのだ
太っているわけではない。
ただあまりにも、球いのだ。 ....
子供のころ
父の話を聴く時は正座をさせられた
兄弟で並んで正座した
肩こりの父親の肩をもむ時も正座していた
母方の親戚の葬儀の時
肩が凝ったと言い出した父を
正座をして身体を揉んだ ....
冴え渡る青一色のそら
家々の屋根は
くっきりと尖り
わずかに色合いの違う木の葉も
それぞれに自己主張する
一枚一枚のさようならが
鮮やかに翩る
秋の日の真昼
今回は、現代詩フォーラムの追加機能に加入してもっと現代詩フォーラムを楽しもうぜ、という提案を勝手にさせていただきたいと思います。以下本文
追加機能:プロフィールBBS(有料) - 現代詩フォーラ ....
振り返る 誕生日の 雫たち 今君の声 泳ぐ音たち
風車は大好き
道すがら 白い羽根を発見すると
ハンドル握る手が 歪むくらいに 嬉しくなっちゃって
視線を逸らしては 危険なんだけれども
くるくる クルル 廻る気持ちに
....
ヒトガウマレタ
ジブンモウマレタ
ヒトガシンダ
ジブンモヤガテシヌノダロウ
テレビハマイニチノヨ ....
目を閉じると浮かんでくる
夏の日 ゆるんだ瞳と影が音もなくさまよっていた
あの日私の時間が揺れた
蝉しぐれのカーテンを開ければ
幼子の手を引いた私が歩いている
名もない道を
あてのない ....
海底が隆起し水位が下がって
エベレスト界隈が空中に生えた頃
ナマズは汽水に放り込まれて
激烈な減圧に体を硬くしていた
それから雨が際限なく降り
雷鳴をも呑むほどの洪水が引いた頃
ナマズ ....
一つの窓から零れおちる音楽の
さまざまな音色は呼吸している
一輪の花の散り際に
老人は一冊の本を読み終えた
青空色に青ざめたほほを
ほほえむ気配の黄色の蝶々はひらめく
風の言葉を聴 ....
私の体は塊となって泣いた真珠
抱かれた声は何処にも行けない
遠く運ばれてきて、
柔らかい土の中で食べられるだけの
硬く凝固した夢が閉じられた瞼の奥の瞳
盲目の砂の眠りのほかにはもう
指 ....
考えるカンガルーをハンマーでゴン
奏でることを
忘れているだけのあさの時間に
点滅する信号機のしたで
歩道を飛び越えてゆくの
行き詰まることを
全く知らない幼子のように
楽譜のうえを歩いては
並んだ音符を ....
僕の帰りを待つ妻と子のため自転車飛ばす
一人きり歌いながらお腹空いたと呟きながら
街灯で薄明るい公園の脇 自転車飛ばす
何処かから漂ってきた誰かのためのカレーの匂い
片 ....
日々の暮らしの
吹き溜まりから
洒落た記号を
掘り出して
綺麗に並べても
何処にも響かない
吹き溜まりに
手をつっこみ
すくった想いを
雪玉にして
無防備な背中に
ぶつけ ....
こじれた風をみおくってためいきのゆくえざわめきみもふたもなく
はじめてのうそつきましたうそのうそつきましたうそつきましました
泣いててもかわいいが無敵なうちにぜんぶくだ ....
軽トラックの荷台に仰向けになって
青空を見るのが好きだった
実家から水田転化した林檎畑までは少し遠く
父の運転する軽トラックの荷台に乗り込み
寝転がって空を仰ぎながら道々を行った
時折助手席 ....
友人が子猫を二匹拾ってきた
寂しそうにしている僕を見兼ねたのかどっちか一匹もらってくれと言う
…どっちにしても雑種の野良猫だから美しくはないが、と前置きをして…
訪ねてみれば、確かに顔は ....
詩について(1)
詩人には詩の病にかかっているように見受けられる方がいる。わたしは、なんでも詩にすればいい、という考えには、嫌悪感を持つ。なぜ、それを表現する必要があったのか。共有は感動のためじ ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです
キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い
ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき
てぶくろ ....
なにが入っていたのやら
わからないのだけれど
綺麗な包装紙や箱
おふくろが
いただきものの
高島屋なんかの包装紙なんぞを
ていねいに折ってあるものが
押し入れの隅からときどき ....
美しい言葉を
うすぺらいと
思う人もいる
人の心や現実というものを
わかっちゃいないねと
笑う人もいる
そこへたどりつくまでの
流した涙を知らずに
美しい言葉を
幻想だと
突き返す ....
やさしいやわらかいものばかりに
ふれてしまっていると
ひりひり、ひり
としたいたみのあるものをだきしめたくなる
ふあんやあんしんやそういった
ことにかんけいするのかもしれない
....
誰かが外から力をねじ込んだ
固く ギリ ギリ と
{ルビ蜷局=とぐろ}を巻いて震える はらわた
突き上げるような衝動!
目を見開き
歯をむき出して
喧しくシンバルを鳴らし
── 鳴らし ....
もうそろそろだと
祖母は言う
おかいこさんのからだが透けはじめると
そのうち糸をはきだして
楕円のおうちで
別者に生まれ変わるのだと
その不思議な虫は
一日中
桑の葉を食べている ....
リベラルな共産党員
天気のよい氷雨
帰りを待っている女房
USO800取得の国家
コマネチをやらないビートたけし
歌をわすれないカナリヤ
ツタンカーメンの祝福
....
秋の朝陽は低く輝き
燦々と紅葉を照らしている
頂きの前は
これ以上ない空の青さ
エッジの効いた青さで
山を目指す街の人たちには
これ以上ない休日の
癒される風景だ
まるで絵葉書のような ....
太陽が回ってないとわかってから
宇宙に中心はないとわかってから
世界は途方もなくちっぽけになった
地図をネットで見てみると
あの長い長い上り坂も
息を切らして走ったグラウンドも
....
誰かが 誰かに寄せて描く 愛の言葉は
誰にも 馬鹿には 出来ない
無碍にも されたくは無い メッセージ
ただ この夜を 共に 過ごすため
そして 未来の夢を 抱き続けたいがため
滔々 ....
るるりらさんのおすすめリスト
(6754)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【_山の神様__】
-
泡沫恋歌
自由詩
16*
14-10-22
【君の瞳が言っている゛わたしに話しかけて゛】※題名無茶ぶりリ ...
-
ハァモニ ...
自由詩
3*
14-10-22
正座__/__想い出した情景
-
beebee
自由詩
24
14-10-20
透明度
-
Lucy
自由詩
17*
14-10-20
「現代詩フォーラムの追加機能とは何ぞや」
-
nemaru
散文(批評 ...
4*
14-10-19
誕生日
-
陽向
短歌
2
14-10-19
くるり_くるりと_ゆめごこち
-
藤鈴呼
自由詩
2*
14-10-17
グレーの黙示①
-
信天翁
自由詩
2*
14-10-17
青の眠り
-
山人
自由詩
5*
14-10-17
ナマズ
-
salco
自由詩
17
14-10-15
その時まで
-
こしごえ
自由詩
5*
14-10-15
ヒレのある魂
-
ハァモニ ...
自由詩
3+*
14-10-15
考えるカンガルーをハンマーでゴン
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-10-15
聴こえるまでの音
-
かんな
自由詩
10*
14-10-15
寒い夜道を自転車飛ばす
-
中村 く ...
自由詩
6*
14-10-15
おもいのおと
-
nonya
自由詩
21*
14-10-14
風のはじまりをあなたは知っていますか?_
-
阿ト理恵
短歌
12*
14-10-13
走る青空
-
砂木
自由詩
18*
14-10-13
この美しくない猫たち
-
アラガイ ...
自由詩
10*
14-10-13
詩について(1)〜(4)
-
はなもと ...
散文(批評 ...
1
14-10-12
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ
-
そらの珊 ...
短歌
19*
14-10-11
包装紙
-
梅昆布茶
自由詩
22
14-10-11
赤い月はノクターンを奏でる
-
そらの珊 ...
自由詩
17+*
14-10-10
いきづく
-
かんな
自由詩
9*
14-10-9
誰ももうネジを巻くな
-
ただのみ ...
自由詩
22*
14-10-8
偏愛
-
そらの珊 ...
自由詩
23
14-10-8
ラジカル・ミステリー・ツアー
-
梅昆布茶
自由詩
7
14-10-8
木曽の御嶽山
-
……とあ ...
自由詩
7+*
14-10-8
この世界のまんなかは
-
佐藤承夕
自由詩
4
14-10-8
愛のポスティング
-
藤鈴呼
自由詩
1*
14-10-7
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