帰依
ひだかたけし

白壁に囲まれた部屋に
ゴオォと響き続ける音、
独り存ることの恐怖を
予感のうちに告知する
混沌蠢く夜闇の奥、
次第に姿を現し
魂に帰依することを
唯一の寄す処として
私は静かに目を瞑る






















自由詩 帰依 Copyright ひだかたけし 2018-10-27 21:32:30縦
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