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きこえてる
うまれてる
おと
おと
からだから
けしきから
くうきにあふれる
すう
いき
まざる
けしき
おしえたい、な
みせたい、な
うでを ....
1
かみさまから
えいえんのやくをにんめいされたので
しろいあきちにたってみました
ねていたときのことだったので
ほんとうはかみさまじゃなくてわるいもののさしがねかもしれない
みーみー ....
『命の重みは同じ?ならあんたを殺すのも蚊を潰すのも一緒よ。』
海より遠く、寒い砂丘で
さらってきた人魚をすてた
人魚の細く長い髪は
吹き荒ぶ風にあおられ
すぐに砂まみれになった
人魚は美しく、またひどく醜かった
その姿は今、
黒く長い髪 ....
五歩にも満たない足跡だけで
彼女はここから
私から失せた
あらゆるところに私はいて
靴無しでも
遠くへいける
近くへいける
心臓の側に泉が湧き出て
今からそこへ
わたしは ....
あ あ
あ あ
あ あ
あ あ あ
....
波が寄せる海から
風の吹く丘へと上がる
着るつもりだった服は皆
夜の内に焼いてしまった
毛皮をぬいでしまったから
私たちはすっかり裸
そうして裸のまま、手をつなぎ
丘をのぼる ....
「わたし あかいろがすき」
悪い癖で、また盗った。
チョークが二本とチョコレート
それが何かも分らぬうちに
それが何かを誤魔化されて
歌うくちびる
るるらりら
しょく ....