雑巾がけ
アラガイs


まだお尻を叩かれているうちはよかった
この頃はあたまばかり狙われるから
もう後ろへは下がれない
叩かれるまえにあたまを出してやろうか
それとも 鋭角な布巾で机を拭きながしてやろう
どのみちブロイラーを黒く塗りつぶし
(天に捧げるよ
)湖面を覗きながら
笑わない、目に滓を貯めたまま
髪の毛を染めあげて、毟 。悲しい顔やね 。








自由詩 雑巾がけ Copyright アラガイs 2011-11-27 05:15:07
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