すべてのおすすめ
あなたが好きな{ルビ理由=わけ}?
それは決まってるよ
あなたがあなたに生まれたセンスが好きなんだ
一目惚れをした
あんだって? あよ、いいぐれーじゃねー
ぎゅうつく抱きしめてあげて!
なーにそんなことしたら、けっぽられるわ
けめるいにゃ〜 やっけーこ乗り越えてけろ
んまかねぇ!  ....
世界一穢れた穢れなき君 どうしようもない苦悩を抱えて
気付いた時には愛がこんなにも空っぽになっていて
このまま生きていくんでしょうと呟くあぁ可哀想


憧れを追い駆ける時の虚しさ
その中でしか見つけられない{ルビ理由=わけ}を求めていること
いつからか
僕の片手には孔が開いていた

その寒さの中で屈まっている君よ
なんて空疎 ....
どこからともなく
ゆくえをさまたげようとする
いたみが
むねにひろがります

さいきんはもう
おくすることもなくなりました
ただずっとくもんするばかりではありますが
それをこまったなと ....
なぐさめられたままの足跡が
振り返られたことのない過去に
何事も言わぬままに付き添っている
その音だけに人々は聴き惚れている

何かあれば裏切られたと言う 何もなくても自 ....
ずっと抱きしめてきたけど
本当は離れられないだけなんだ
それとほぼ同時に分かるんだ
頑張っているから 嫌なことが目につく
自分を責めなくていい 頑張っているんだから
あなたが犠牲になることはないんだ
雑沓する街で
嬋娟たる美女が
憂愁な表情を浮かべて
ベンチに坐り
てかけで頬杖を突いている


通り掛かった彼は
思わず恍惚とし
胸の奥でときめく潮騒に
若干驚きつつも ....
不安が僕を乱打している
厳粛に受け止め続けていると
全身から憂愁の風が乱舞し 苦しみから思わず自矜した
いつからか
自分は空虚だと感じはじめていた
いろんな大切なものから離叛していく自分が
悲しくも 嬉しくも いじらしくも 多様にとれ
しかし どれも誇張していた
いつも物憂くて そ ....
死後の世界が知りたいのではない
私が死んだ後のこの世界が知りたいのだ

居眠りしている臆病な女の背後霊にでもなろうか
ある日ふと考えた それもいい

心の叫び声は臓腑に響く
 ....
呼吸をするように生きるんだ 息を吸ってはく
それを意識すると いつの間にか思ってもいないのに深呼吸をしていて
ほっと落ち着いている自分がいるよね

呼吸をするように生きるんだ 息を吸っ ....
似た者同士の女二人 未来からやってきた
別々の未来からやってきたが
   よく見ると お互い 自分自身だと気付いた

出会ったのは公園 二人ともあの頃の別々の彼と一緒にいた
時間は歪 ....
過去の自分との邂逅はありえない 今の自分とは常に邂逅
日々未来を思い浮かべたら チーターにも劣らず
―目を細め、狙いを定め、慎重に、チャンスを捉える

苦言が気になるのは 恐れるのはなぜ? ....
特別な昼ご飯をプレゼントします
素直なものはお嫌いかしら? 男の欲求はどちらさま
黒猫の尻尾の反応は見たくないの 
深めたいのは 黄色く 鋭く光る アナタの瞳だけ

距離を計るメーター探 ....
木に止まる一羽の鳥 蝉の鳴き声にうんざりしている
巣では子供達が餌を待っている {ルビ蜥蜴=トカゲ}を狙ってるの
{ルビ叢=くさむら}には{ルビ飛蝗=バッタ}や蜥蜴が沢山いる
子供達の大好物 ....
衝動的かつ冷静さは皆無
迷うではなく凶暴
未来の為ではなく今の欲

それが私だと村長は言った
「皆からは素晴らしいと言われる」
心から残念そうに呟いた

少女には意味が分からなかった
 ....
喜びはほんの数秒で消え去っていくのに
悩みは何時間でも付き纏う
ビルの屋上から飛び降りてしまおうかしら?
女の背後にその女の声が聞こえる
自分の声なんて いつも自分から聞こえてくる気がしないの ....
なんなりと なんなりと
幌の中 豚小屋に 鬚の集まり
空間に 靄がモヤモヤと
薄い光 浮かぶ薄い感情

言葉では表現できないものを
言葉で表現する

団子 机 足跡 名前
叢 飛蝗  ....
思いがけない{ルビ邂逅=かいこう}に男女はお互い{ルビ憐憫=れんびん}の情が湧いた
二人は胸の内で 相手が声を掛けてくれるだろうと思っていたが
どちらも声を掛けられなかった その時初めて未だに好 ....
オレンジ色の空へ シャボン玉を子供達が吹かす
揺れるたびに 風の気配を確かに感じる
割れそうになれば心の中の不安と童心も同時に揺れる
{ルビ踵=かかと}二つ 凍えそうな夜 エーゲ海の支配者は小舟を漕ぐ
胸の中 {ルビ彷徨う=さまよ}ままに海を眺める
夜明けに近づくにつれ 帆は鎮まる 海の支配者は朝眠る
靴の裏に宇宙の絵が描いてある
靴を作る男 短いメッセージ
歩いた分だけ 星に近づく その距離は計り知れない 宇宙そのもの
傷が裂ける 裂けたら処置
その処置が失敗することは 案外多くて
そんな時 相手も失敗していたりする 難題だけど こんなに単純
別れが絶対と言ったが 出会いがそれを否定した
出会いが絶対と言ったが 別れがそれを否定した
二人ともそのことは否定せず いつまでも繋がっていた
夜空に迷子の鳥 記憶喪失で夜を駆けている
花火の音に驚き 目を瞬かせる
その瞬間 記憶が蘇る 「何やってんだ俺」鳥は夜空に叫んだ
耳が悲しいと言いながら楽しい曲を聴いている
リズムはその狭間を泳いでいる
新しい音は 声を泳いで この世界を眺める
人生の喜びなんて分からないさ
それを歌って喜ぼう

屁理屈こいたっていいさ
理屈抜きの理屈を述べよう

君は生きてる 僕の生きてる分を君と生きよう
それ以上のものはいらない
骨にくっついた価値を涙に乗せて
夢に突き刺したなら
溢れたその想いは
いずれ泡のように消滅するだろう

大事だから誰かに奪われると恐れ
生命の求める夢を
誰かに見せつけられた才能に
自 ....
殿上 童さんの陽向さんおすすめリスト(33)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
センスが好き- 陽向自由詩514-10-28
埼玉弁- 陽向自由詩414-10-26
穢れなき- 陽向自由詩5*14-10-19
- 陽向自由詩8*14-10-12
いたみ- 陽向自由詩5*14-10-10
訪ねられない朝- 陽向自由詩4*14-10-8
守りたいのは- 陽向自由詩4*14-10-6
それが頑張っている証拠- 陽向自由詩4*14-10-3
嬋娟な美女- 陽向自由詩3*14-10-1
自矜- 陽向自由詩3*14-9-30
空虚に- 陽向自由詩8*14-9-29
I_grope_for_it- 陽向自由詩1*14-9-27
呼吸- 陽向自由詩7*14-9-22
未来の私_過去の私_底の時の反応はいつも同じだった_偶然の出 ...- 陽向自由詩2*14-9-19
投擲×未来- 陽向自由詩2*14-9-18
プレゼント- 陽向自由詩1*14-9-17
鳥のひと休み- 陽向自由詩10*14-9-14
村長と少女- 陽向自由詩5*14-9-12
幻影- 陽向自由詩5*14-9-12
たどたどしく_なんなりと_僕- 陽向自由詩5*14-9-11
邂逅- 陽向自由詩7*14-9-8
風が揺らしているもの- 陽向自由詩3*14-9-7
年老いた海賊- 陽向自由詩8*14-9-6
- 陽向自由詩6*14-9-3
処置- 陽向自由詩1*14-9-2
お互い- 陽向自由詩3*14-9-1
夜空を飛ぶ鳥- 陽向自由詩4*14-8-31
悲しい耳- 陽向自由詩6*14-8-30
題名なんていらない- 陽向自由詩7*14-8-25
無人島建設費は心- 陽向自由詩2*14-8-19

Home 次へ
1 2 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する