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中学生の頃のよう
なんとも言えぬ息苦しさに耐えてます
あの頃もてんかん発作に怯え
呼吸のしかたが分からなくなりました
あれから十年以上たったのに
今はがんが怖くなりました
いいえ、ずっと怖 ....
死んでしまいたいと
こころの
奥の奥の奥のほうで
思っているひとに限って
止める隙など与えるどころか
ひと知れず
死んでしまうのに
殺してくれなんて以ての外
ひとに対して死という
恐 ....
いつもの帰り道
自転車で
がたんごとん
振動が
おなかにひびく

おかしいな
からだも
だるくって
微熱もあるよ
おかしいな

まるで
おなかのなかが
空洞みたい

い ....
さようなら自転車の音
さようなら口笛の{ルビ音=ね}
さようなら脳の病

彼女は
不幸だったのか
幸せだったのか
それとも
それを考える思考も
持ち合わせぬまま
生涯を終えたのだろ ....
はじめまして
わたしは
しきゅう

はじめまして
わたしは
らんそう

わたしたちは
じょせいの
おなかのなか
ちいさな
いのちを
はぐくむもの

そして
しんぞうや
 ....
硝子のむこうで
雨が呼んでいる

硝子のむこうで
闇がきらめいて

硝子のむこうで
孤独が浮遊する

四角い窓から
宇宙がもれだして
夜はカーテンと
ひとつになる

四角い ....
四十四分待ちの直射日光が春を伝える。

2014/04/08
想像のいたらなさに潜む無知は
残酷な悪
一生涯きえることのない
火傷の痕の様な哀しみ苦しみが
わたしをみないでと
泣きながら
わたしをちゃんと知ってと
泣いている
想像のいたらなさに潜 ....
殿上 童さんの川瀬杏香さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
父へ- 川瀬杏香自由詩12+*15-7-7
罪と罰- 川瀬杏香自由詩815-2-5
心のはんぶん/帰り道- 川瀬杏香自由詩315-1-27
口笛(三)- 川瀬杏香自由詩5*15-1-24
心のはんぶん/プロローグ- 川瀬杏香自由詩914-12-10
夜の帳- 川瀬杏香自由詩7*14-11-4
- 川瀬杏香自由詩6*14-10-22
残酷な悪- 川瀬杏香自由詩9*14-9-11

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