翼の骨の記憶 / いつかきっとsoraを飛ぶ
beebee





鯨にある指先(地上)の記憶のように
人間にも忘れてしまった記憶がある
それはsora(翼)の記憶
身体の奥にある翼(骨)の記憶を頼りに
背骨の中心から肩先へ
骨を拡げて翼を創る
地上に舞い降り
翼を大きくたたんだ原始の記憶が
今ぼくに蘇る
鳥の時代の記憶がぼくを駆り
いまsoraへと想いを馳せる
空は飛べるはずだ
防波堤に登り大きく手を拡げて風向きを探る
いつか海に向かって飛ぶ
輝きが反射する海面を目指していつか
きっと飛ぶ
その橋の上が一等席
そこから見ていてください
飛ぶ人間にこそその記憶(骨)はあるのだから




『恐竜の記憶』…もう1つの骨の記憶 ^^);
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=169620
 


自由詩 翼の骨の記憶 / いつかきっとsoraを飛ぶ Copyright beebee 2011-07-21 22:59:27
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