まばゆいほどに
ポー
神々しい光りを放ち まばゆいほどに 輝く十六夜の月
此処に在りと 主張していた
あまりのまばゆさに 凝視できず
室外機の風がやわらかなそよ風に
下水道の水がさわやかなせせらぎに
アスファルトが白い砂浜に
十六夜の月が私の感覚を変えてゆく
ふと 変わらないものを考えていた
あの月夜は 私に恩恵を与えた
変わらないものを・・・
それは なにかを・・・
月の女神とは 程遠い私へのメッセージ
十六夜の女神は 笑ってはいなかったのだよ
自由詩
まばゆいほどに
Copyright
ポー
2011-07-21 13:35:36