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「なんでこんな体に産んだん」
またゆうてもた あかんなうち

「どうせこんな体に産むんやったら、産まんかったらよかったのに」
またゆうてもた あかんなうち

うちがゆうた ....
曇天に忙しないあたま
陽のサウナからながれ落ちた汗
染みついた女鯒の滑りのようだ
冷珈琲が苦い
台所で背を向けたまま
居間のテレビから声が途切れることもない
「男はつらいよ/噂の寅 ....
公的機関の従事者ならば訓告は三度で戒告にあたる。これをもって訓告は最後通告とする。

煽り、相手の尊厳を傷つける目的の言葉及び不快な書き込みについて等々の条項に眼を通してみた。
なるほど、こち ....
気づかないうちにみえてくる
知らない小さな星だから

きみのこと
らしいなんて考えているとよけい気になります

投稿欄から消えてしまったひと

元気にしてますか?

それは ....
村のお月さん
雲にのる

そりゃ
みんなが穴になる

村のお月さん
雲にのる

そりゃ
みんなが穴になる

…まま
みんなが
穴になる




 ....
ふと
遠くはなれてしまった人の姿が
無造作に表れてくる
胸の底が熱くなり
息が気にかかる
この頃は生きていることに感謝もしなくなり
死んだように生きている実感もわかない
た ....
お母さんは横になってテレビばかり見ています

わたしは笛の練習をしています

先生から叱られたところ

雨が少しふりだしました

おどろいたようなお母さん

犬のようにお尻 ....
きんらんどんすの 帯しめながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろう 「花嫁人形」蕗谷 虹児

いんもらる
何故か密会が近くなるとよく雨がふりだした
小遣いがなくなる日を予感するよう ....
…ガチャン!
ドアが開くと
中からカンガルーのように飛び出してきた
!ぴょんぴょんぴょん
猿轡かまされ
きつく結ばれた両手両足
ん?なんか見覚えがあるぞ
!!
誰かと思ったら ....
夢のなかで再び出会う
記憶に眠る人々
言いたいことはわかっている
本心で語り合えなかった
一本の道は遠い
新たな物語は続く
食べきれなかった皿の上
嘆き悔いても仕方ない
哀しみ ....
詩を書けば
空よりも青く
哀しみにも負けない歌声がある

ほら、耳の聴こえない男の子が楽しそうにみてる

片足の不自由な女の子は必死に両手を振っている

みつめれば舞台の上で ....
あたまを下げる
手始めに軽く微笑んでみよう
悟られたら諦めるしかない
少しあたまを持ち上げて生真面目な素振りをする
できるだけタイミングよく
、そう、頷いてみせるのだ
それでも ....
土を盛る山がある
堪えきれないのは地表
雨水は迷に沿い斜面を削る
それでも汚濁を飲んできた
流れのない水は澱んでしまう
掻き混ぜれば底に溜まるだけで
腐蝕するのを待っていた
ここに湧 ....
旅人が蜃気楼に眼を奪われるとき
北極の海を渡る鯨の親子は水平線を越えた
ちから尽きて風が砂粒を運ぶ
まぼろしと磨きあげられた凸面鏡(レンズ)
囁きが星座を紡ぎ舵をきる
真夜中の帆先をみ ....
人間とは

これに答えられる人は詩人

どうして書いてるの?

これに答えられる人も詩人

つまらない質問だね

書いても書かされても
言葉は言葉だから

人は詩人とは ....
炊いて二日を過ぎれば焼き飯にします。
それにも飽きてくれば残りもので雑炊に炊き込みます。
詩は雑炊のようなものだと僕は思います。
出汁にしっかりとした味付けさえあれば具材など要らない。
 ....
夕焼けがにじむ
夜になれば身体の芯まで冷えてくる
焼酎の湯を沸かし買ってきたアルミの鍋に火をかける
このところ一人用の鍋ばかりつついている
アルミは潰せるので簡単だがプラスチックやト ....
電気が走れば怯える鼠たち
眠っていたはずの溶岩も溢れ出て
重い空は赤く染まる
雲に隠れて浮かぶ月がパックリと半分に割れ
棘のある蔓に絡まり裸の女が地上に降りてきた
綿は白い露を滴らせ雨 ....
土地を踏み荒らしては場違いな花の種を植え
手遅れになりはしないかと黄鉄の装飾で埋め尽くす
やって来たのはアザミと蒲公英で
望みの花はいつまでたっても咲かない
それならばと土台からやり直 ....
わけのわからないことを口にして
君を本気で困らせたならごめんね
群れた羊の子が垂れた乳首から甘い汁を吸い込む
鋭い目つきの梟が二番めの枝からそれを見てる
長い夜を耐え偲ぶには手触りが欲 ....
雨上がりの石畳
俯いて影を追う
ぽっかりと空いたマンホール
rururuu……………
…傷ついた壁の跡

君は言葉を亡くし
剥がされた黒い天幕(ベール)
セーヌを ....
僕が大真面目に詩を語るとき
きみは鼻で笑うかも知れない
確かに僕は馬を引き連れてオドケル
鎖につないだ烏帽子の猿たちを宙に回す
アンクルなつま先
底の抜けたブーツ
しかし考え ....
ほろ苦い酒を吐き出した翌日
(さあ)
起きたくない朝にはいつもそこに甘い夢がある 。










※著名なお名前を拝借いたしました。本人様には一言お詫び申し上げて ....
雲」流れに逆らう水は行き場を失う。積もる荒れた大地に鷺は降りたち。季節は素早く足取りを止めた。
沼。葦群の中、これ以上歩めばもっと地獄をみるだろう。あなたはどちらにしても傾がなければならない。波 ....
「リンゴの味覚はリンゴそのものには無く、 リンゴ自体は味をもたない、 リンゴを食する者の口のなかにも無い、 両者の接触が必要である 」。
これはアルゼンチン出身の著名な作家で、また詩 ....
もしも花形新次と言う詩人が「上を向いて歩こう」の替え歌で「下を向いて歩こう」を書いたなら 。
ただ「お金を拾う」というような内容の歌詩だけは書かないでほしい。
一度読めば人々の気持ちは薄暗い ....
物語の主人公で終わるのは当然わたしなのだが
思いもよらず次から次へと脇役に死なれてしまうとは
脚本はやはり書き直すべきだったのだろう。
肉体的に屈強な男だったり
あるいは繊細で我慢強 ....
いらいらしてるね 。
金たまの裏側が七面鳥の皮になってる 。
山は近くて遠いから
生地の何処を探してもかくれんぼしたみたいな羊たち 。
遅れてのこのことやって来た午後の踊り場
場 ....
ヒロシマにはたくさんの暑いがあって
たくさんの雲がながれて
たくさんの橋がある 。

たくさんの足音がビルに響き
人々はべつに重苦しくもない電車を今日も走らせる 。

雑草は ....
うつが季節に負けそう
刺激を感じないのがカルチャーショック
昨日使わなれなかったモノに
何度トライしてもできなかったから
きれいに捨てるのってつれない
思うからできないのなら
「ロスト ....
吉岡ペペロさんのアラガイsさんおすすめリスト(82)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
forever_dreaming- アラガイ ...自由詩5*16-12-5
黒く指された脊骨- アラガイ ...自由詩6*16-9-6
ネット犯罪者への訓告3- アラガイ ...自由詩5*16-9-5
小さな星- アラガイ ...自由詩4*16-8-29
アリとお月様- アラガイ ...自由詩4*16-8-6
カノープス- アラガイ ...自由詩13*16-8-6
笛の練習- アラガイ ...自由詩8+*16-3-30
カンガエルなの青年- アラガイ ...自由詩3*16-3-30
ワラビ屋- アラガイ ...自由詩3*16-3-29
審判のとき- アラガイ ...自由詩16+*16-2-12
詩歌- アラガイ ...自由詩8*16-2-11
面接- アラガイ ...自由詩4*16-2-9
運河- アラガイ ...自由詩5*16-2-9
惑星- アラガイ ...自由詩13*16-1-29
人詩人- アラガイ ...自由詩6*16-1-28
雑炊- アラガイ ...自由詩4*16-1-27
- アラガイ ...自由詩6*16-1-27
懐中電灯- アラガイ ...自由詩7*16-1-26
高値の花- アラガイ ...自由詩6*16-1-25
ふしだらな体温計- アラガイ ...自由詩7*16-1-18
伝えられなかった想い- アラガイ ...自由詩8*16-1-16
道化- アラガイ ...自由詩9*14-9-21
北大路京介の世界- アラガイ ...自由詩7*14-9-4
荒地_(序白)- アラガイ ...自由詩10*13-11-28
小さな視点(詩評)- アラガイ ...散文(批評 ...6*13-9-7
こんな替え歌は在りなのか- アラガイ ...自由詩2*13-7-17
事件とウイスキーと- アラガイ ...自由詩15*12-10-26
わたしにパイを投げつける奴- アラガイ ...自由詩9*12-10-22
晩夏- アラガイ ...自由詩14*12-9-15
廃」「廃棄物- アラガイ ...自由詩11*12-7-18

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