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自分の言葉にしか安心できない


眠る前に足で毛布を確かめるみたいに
こそこそ
これはちがう
それもちがうと
言葉をさがしてる

想う風景はあるのに
言葉がでてこない

一人だ ....
なんとなく
なんだかな
って 思えるぐらいの
距離にいたいな


そうすれば
てを当てることも
そっとしておくことも
できるでしょ

大丈夫だよ
あなたの手がそういったら
眠 ....
あきらめられないから
人は言い訳をする
雨の中の花
黙って濡れている

前へ進めないから
立ち止まっている
植えられた花
黙って濡れている

私の命
花びらは
散るも 咲くも
 ....
つまり愛だ

どんなものへも
愛があればゆるせる
ゆるせないこともまた
愛だ
憎しみさえ

イキモノに大きい小さいもあるか
祖父の言葉が重く
私には

粗末という言葉を教えたの ....
みあげた月は
挑むように赤くて
大きいその存在は
私を押さえつける

平等なんてありはしないよ

空気よめない
私はからまわり からから
風もふく

あの月がだれかの瞳で
みは ....
穴のあいたバケツみたい?
そんなバケツみたことない
ありもしないもの
あるように語る

雨がふったら痛くなる
この心の原因なんですか?
ありもしない
傷がぐずぐずいう

だれかが憎 ....
今から出発したら
どちらが早いだろう/着くのは
今朝と明日の朝

できれば戻りたいさ
あなたはきっとそう言うね

月をみながら歩いたら
きっと明日へたどりつける

真っ黒な木々がこ ....
騙したりしたい
真実だよと言って抱きしめたい
永遠にと言いたい
終わりなんてこないと言いたい

ずっと一緒だって言いたい
どこへもいかないって言いたい
冷めた目をかくして
熱く抱きしめ ....
今日私は
めちゃくちゃ疲れているので

あかん という言葉を
十数個つかい
あなたからいろんなものを吸い取ろう

眠る前に忘れてはいけないことは

オール電化の時代ですよ 
と書か ....
文字は重機のように
深く掘り下げるとしても
埋めなくていいのです
さらさらと戻ってゆくのだから

文字はナイフのように
切り裂いてゆくとしても
応戦しなくていいのです
ぴたりとふさがる ....
白い雲を丹念にめくってゆくと
そこには地球があるのでした
青いのでした
私の指先についている雲をひとなめすると
口の端から一筋の液体が(ヒトの想いといふものではないか)
こぼれおちた

 ....
うちにうりぼうがきた
祖父が猟師から安値で買ってきた

うりぼうはかわいくて
姉と私はこっそり
うり うり と呼んでは
かわいがっていた

うりぼうは決して私たちの
声に喜びはしなか ....
さみしい人が多いから
インスタントのコーヒーを
淹れて配りましょう
ミルクもつけて

ひとりになってうつむいて
泣きそうな背中に
かける言葉が見つからなくて
迷いそうでも

コーヒ ....
冬には冬のうたがあるように
きっと今頃にもあう うたがあるのだろう
知らないということは幸せなことで
季節にも うとくてすんでしまう
桜が咲いたら春だということにしている私にとっては
今もま ....
静かなまま今日が終わり
朝になってゆくことに慣れて
季節だけが変わってゆく

続いてる命の呼吸
私もどこかへゆくのね

変われないことに泣き
変わることを目指しすぎて迷う

ありの ....
君の割り切れない想いを空に放った

ほら 雪になった

君の涙を含んだ想いは
白い結晶になって飛んでゆく

なにもわからない

ただ消えるだけの雪も
きっと役にたっている
そう言 ....
ひとりは慣れているけど
人の中は疲れる
知らん顔できない中では
自分がすり減る気がする

優しさに
優しさでこたえることが
こんなにむずかしい
だれも振り向かないなら
前だけをみてい ....
めそめそしててもご飯ご飯
お昼は食べなきゃいけません

おはしって素敵な武器ですね
みんなこれで戦えば
胃袋戦争だけで済む

深刻なのを続けると
自然に胃炎になってしまうから
優しく ....
あなたが悪いと
そう思うことで
自分は悪くないと
思うなんて
数式みたいね

コーヒーにミルクはとける
ミルクはコーヒーに消える

なんにせよ
今日は月曜の憂鬱
大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ

心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を

反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ....
神は奪うのなら
どんなになっても見捨てないで
その神の世界の
端にいる私を

神は与えるのなら
無くしても見捨てないで
その神の裾野にも
光りを当ててよ

理由なく
奪われてゆく ....
今朝はもう
冬じゃないみたいなんだよ
明るい空が まぶしすぎて

君はもう 
旅立ったのかな
私はまだ昨日みてる

どれぐらい
想いやればよかったの
どんな言葉が間に合ったの

 ....
死を想う時
生があることに気づき
死は
詩を誘う

命は
だれから授かった?
両親のその先は
また命

かんがえろ
眠っているすべての
からだの
わたしのなかを起こせ

 ....
綺麗事はいい
この場合のいいは もういいのいいでなくて
よいの いいなのだ そういっているそばから
よくないことが起きる

私の恨みは凍らせる

君の隣があいているね 座っていいかな
 ....
満天のような雪の舞いに
魅せられてひとり
またひとりみあげてる
夜のはじまりのとき

雪は
意志をもって降るのです
挑むようにわたしたちを
飲み込もうとする

生まれた頃が懐かしく ....
いろんな言葉を
吸収して咲く花になる
その花は
黄緑色の呼吸をするの
太陽をいっぱい浴びて
かえすため
蟻の憩いの場になればいいな
小さな安らぎになりたいな
嘘を
重ねてゆくとホントウになります
嘘を
ついてゆくと少し苦しい
嘘を
つかねばならないと嘘をつきます
嘘を
つくと楽になります

ホントは嫌いだから
嘘をつくのです
ホントに ....
私の 両手の平だけの
大きさでいいのです
少しわけてください
星のあたたかさを

池にうつりこんだ私の
姿なんてみたくない
後ろ影でいいから
そっと押してください

昨日が終わって ....
おじさんのかわいがってる子犬
ふわふわパタパタ部屋の中
触れてみたいけど
触れられないと思ってた

おばさんのかわいい子犬
くるりの目できょろり
私をみないのは
当り前だと思ってた
 ....
そっけなく見えるのは
人々が未来しか見ていないから
白くそびえる壁も木々も
今 生きていると上を向く

雨は下におちる
雪に変わりながら
地面が覆われてゆくのを
塗り替えられると例えな ....
吉岡ペペロさんの朧月さんおすすめリスト(65)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風がうたう夜- 朧月自由詩912-9-17
しずかなおもい- 朧月自由詩7+*12-9-15
命の花- 朧月自由詩3+12-3-23
その理由- 朧月自由詩812-3-20
月にみえる監視塔- 朧月自由詩311-12-14
地球人- 朧月自由詩811-12-13
分岐点- 朧月自由詩211-7-23
望まれて生まれなかったのなら- 朧月自由詩411-6-27
眠る前の予定- 朧月自由詩411-4-22
もじ- 朧月自由詩611-4-18
雲の裏側- 朧月自由詩511-3-5
猪の仔- 朧月自由詩411-3-4
コーヒータイム- 朧月自由詩411-2-27
知らないこと- 朧月自由詩211-2-27
おかたづけ- 朧月自由詩311-2-26
明日に伸びる影- 朧月自由詩211-2-14
かんけい- 朧月自由詩311-2-12
胃袋さんより- 朧月自由詩311-2-8
月曜の憂鬱- 朧月自由詩211-2-7
出勤- 朧月自由詩711-2-3
あきらめない- 朧月自由詩211-1-24
晴天- 朧月自由詩111-1-22
- 朧月自由詩611-1-19
いいひと- 朧月自由詩411-1-17
雪の舞う道- 朧月自由詩211-1-16
言葉の花- 朧月自由詩311-1-16
うそ- 朧月自由詩111-1-12
ひとり- 朧月自由詩311-1-11
おじさんの子犬- 朧月自由詩311-1-8
いっぽ- 朧月自由詩310-12-30

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