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猫の瞳のように
くるくる変わる
君のココロ

僕のココロは
惑わされ
きりきり舞い

でもいつか捕まえる
そしてぎゅっと
抱きしめる

きっと猫より
あったかい
朝4時

寝ている人がいる
働いている人がいる
そして眠れなかった人がいる

眠れぬ夜を過ごし迎える朝
辛いものだ

疲れた体に意識だけ冴え渡り
うっかりすると魔物に捕らえられる
 ....
ピンクのウサギが跳ねている
なんだかとても楽しそう

そうか
僕が来たからか

ずっとひとりだったんだね
誰かを待っていたんだね

あぁ
僕もずっとひとりだったんだ

そうだ
 ....
秋の草原
枯れ草色

ついこの間は
若草色だったなんて
まるで騙されているよう

春芽生えて誕生し
今は老人なのだね

あっという間の一生
何を思い土に還るのか

きっと『死 ....
暗闇から
じっと見つめる
二つの赤い光

凶人の目か
野獣の目か

心を見透かす光
僕はもう丸裸さ

好きにするがいい
僕には爪も牙もない
逃げ出す翼もない

優しさのひと ....
太古から続く深蒼

空は海を染め
海は空を映す

繰り返す命の歴史
繰り返す君の名前

空と海を結ぶドルフィンジャンプ
僕と君を繋ぐテレフォンコール

離れているようで
すぐそ ....
北風が冷たい
夏にセミがいたなんて
すっかり忘れてしまう

すっかり気弱な太陽
それでもマンションの窓に反射して
自分の分身を生み出している

カラカラと枯れ葉が舞っている
吹き溜ま ....
空を見上げた
ひつじみたいな雲が浮かんでた
真っ白で機嫌が良さそうな雲だ

空を見上げた
飛行機が音を立てて飛んでいた
僕が見たことのない国に行くのだろう

空を見上げた
天使がふわ ....
非常階段に隠れる
息をひそめて隠れる

誰も来ない秘密の場所
静かな安らぎの場所

遠くで犬が吠えている
でもここでは関係ない

のんびりと煙草を燻らす
悪意の雨も関係ない

 ....
賑やかな下町のポストの下で
猫がちょこんと座っている

薄汚れた野良猫だが
きっと手紙が無事届くよう
見守っているつもりかな

僕の手紙もあの娘に届け

猫は僕がポストに投函するのを ....
日曜日は特別



君と一緒にいれるから

君のいれたコーヒーを飲めるから

君とアニメ映画のDVDを観れるから

君の買ってきてくれた花が綺麗だから

君の手作りランチを食べ ....
陽が射してきた
ジメジメした心の片隅に

気色悪いカマドウマを
光の矢で刺し殺せ

奴は生きる気持ちを
食い荒らすから

陽の光
君の言葉
手の温もり

暗く湿った心の片隅
 ....
涼しい風に乗って
赤トンボが行く

僕たちを見つめながら
スイスイと行く

何となく僕は照れて
紅い夕日を眺めてみたり

夕暮れどきの君は
ほんのり朱くて
可愛くて
覚えていますか
あのぬいぐるみのこと

楽しく遊んだときも
喧嘩をして帰ったときも
眠くてぐずったときも
いつも一緒にいたぬいぐるみ

ふわふわしてた
笑ってくれた
話してくれた
 ....
ここには道があって
歩いてる人もいれば
休んでる人もいる
なかには走って追い抜く人も

それぞれがそれぞれのやり方で
この道を進んでいる

もし共に進む相棒が見つかれば
こんな幸せな ....
溢れ出る言葉
消えていく言葉

伝えたかった想いは
半分も伝えられなくて

言葉は木の葉に当たる雨粒
弾けて細かい粒となり
散り散りに飛散する

きっと一滴の涙の方が
よほど饒舌 ....
愛は優しさだけじゃないって教えてくれた
激情とも言うべき気持ちのぶつかりあいが必要だって

でももういいんだよ
穏やかな気持ちでいれば
闘わなくていいんだよ

空は広く
そして何処まで ....
眩いばかりの夜景
愛を語らう恋人の横で
血を流してる男がいる

腐った内臓から異臭を放ち
神経の切れた手首は紅く染まっている

誰も気にかけない
苦しみは男だけのもの

夏の蝉のよ ....
溶け出す恋は
まるでチョコレート
甘い香りに酔ってしまう

君のハートは
まるでアイスクリーム
甘いくせにツンツン冷たい

一口舐めて溶かしてやろう
とろとろと流れ出すまで

感 ....
見上げれば一番星
こいつは絶対降ってこない

降ってくるのは飛行機ばかり
そして魂が登っていく

『一番星よ 降ってこい』
滅びを望んで夜空に願う

みんな一緒に天に登ろう
重力か ....
白々とした蛍光灯
清潔な薄いグレーの床
僕の影を映し出す

ツンと香る消毒アルコール
ナースが忙しそうに動いている

『ああ、病院に居るんだな』
と思う

不安げな患者達は
診察 ....
隣のビルが見つめている
夕焼けの頃
熱い視線で

緋色の丸い目玉
上から下に舐めるように

ニヤリと笑うエントランス
時々人を喰っている

宵闇が訪れると
目玉は見えなくなり
 ....
からん からん
下駄が鳴る

くるん くるん
風車が回る

一歩ずつ前に進む
そのつもりだった

でも運命は
同じところで回ってるだけ

決まった時間にニワトリは鳴き
日々は ....
ジジジ ジジジ
地面にひっくり返って
のたうちまわる蝉の声

もう十分生きたのだろう

鳥に食べられることなく
人間に捕まることもなく

いのちの歌を響かせたのだろう

それでも ....
通り雨の輝きの中に
君の命を見た

雨音は
昔流行った歌のように
単純なラブソング

絶対零度の氷の中に
閉じ込められた僕

こんなに近くにいても
手が届かない
追いかけられな ....
人見知りなミツバチは
花の蜜を集められない

花が可愛過ぎるから
真っ赤になって
『また今度』

ふっと香る花の香り
気になりながらも
知らんぷり

恥ずかしがりの照れ屋さん
 ....
吉岡ペペロさんのうずら豆さんおすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
猫子- うずら豆自由詩4*10-12-29
不眠症- うずら豆自由詩5*10-12-8
Pink_Rabbit- うずら豆自由詩6*10-11-30
草原の約束- うずら豆自由詩4*10-11-28
赤い夜- うずら豆自由詩3*10-11-22
深蒼- うずら豆自由詩5*10-11-21
冬のある日- うずら豆自由詩6*10-11-15
空を見上げて- うずら豆自由詩5*10-11-14
非常階段- うずら豆自由詩10*10-11-12
手紙猫- うずら豆自由詩2*10-11-12
日曜日- うずら豆自由詩2*10-11-8
光あれ- うずら豆自由詩3*10-11-3
Red- うずら豆自由詩6*10-10-26
ヌイグルミ- うずら豆自由詩6*10-10-11
地球の歩き方- うずら豆自由詩5*10-10-2
通り雨- うずら豆自由詩610-9-23
鎮魂歌- うずら豆自由詩310-9-10
墓標- うずら豆自由詩310-9-6
チョコレート・ラブ- うずら豆自由詩310-9-5
願ってはいけないこと- うずら豆自由詩110-9-2
頭脳改革- うずら豆自由詩210-8-29
夕目- うずら豆自由詩310-8-28
tears- うずら豆自由詩210-8-18
夏の終わり- うずら豆自由詩210-8-17
レインドロップ- うずら豆自由詩1+10-8-14
花とミツバチ- うずら豆自由詩410-8-7

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