すべてのおすすめ
ＮＨＫ{ルビ何某＝なにがし}局　午前８時１２分
気象予報士　{ルビ大菅＝おおすげ}伝次郎はハ
いや、照っている　照っている
月並みな予報を伝える人柄の
実直な紳士感がまばゆいね
気象予報士　　.... おの　いちる
おる　いのち
いち　の　おる
いのち　おる
ち　の　おる　い
いる　ちのお
いる　の　オチ
のち　おいる
おちる　の　い
おちいるの
おい　ちるの？
血要る斧
野　.... 　先月の五月三日、会員の小野一縷さんがお亡くなりになられました。
慎んでご冥福をお祈りし、ここに皆さまへお知らせ致します。


　ご本人の承諾なく皆様へお知らせしてよいものか、ネットの上でも故　.... 　姪

七月まで腹の皮一枚隔てた彼岸におり
去年生まれた赤ん坊が
今年はそろそろ歩き始めて靴が要る
靴！
おお、八時間の惰眠と十六時間の覚醒とを
等価交換でちり紙交換に出してしまった
　.... 閑散の通行人に
血染めのおっちゃんは
鮮血はラズベリージュースほどの
出来過ぎの綺麗と知らしめる白ジャージで
泥酔した禿げ頭の小さな切り創から
ぼたぼたとアスファルトに零れる
動脈血の量は　.... 長い睫毛の目をくりくりと
人見知りも見せずお話してくれました
独学で成るレゴのヘリコプターと
黒マジックで見事に塗装し直したセダンと
救急車の工程中も見せてくれました
東京ばなながヒットして　.... ＜通勤時＞
通勤電車の車窓を解放して間歇的に空調からミストを散布、吹き込む熱風と人体の帰化熱利用で車内温度、体感温度を下げ
る（にっちもさっちもびとが何本か毎に飛び降りる恐れはあり）。

車内　.... {引用＝南の男}
慙愧の塩漬け

塩を汲みに塩湖へ踏み込んだ男は
深みに足を取られてずぶずぶ沈む
攣るほど力を入れ右足を持ち上げたが
反動でひっくり返ると
もがくほど結晶に沈んで行った
　.... ↙テイクオフ　　　　
{引用＝♪，　♪，　♪，　♪．　
ただ今シートベルト着用のサインが消えましたが、飛行中は突然揺れる事がございます。皆さまの安全のために、座席にお着きの際はシートベ　.... 平野に拓き敷かれた田園を縫う
屏風状の防風林や団子状の間伐林
赤屋根のサイロや家畜小屋
立ち停まって修めなければいけない
長い時間を内包する風景を
すっ飛ばして疾走する旅行者の
過ちの時速　.... 東京

何でもあるが
大したものは無い
唯、女に綺麗を許してくれる
好きにさせてくれるのだ
そこが大阪とも福岡とも違う
半ば人の幻想で造られている東京は
だから墓地によく似た姿をしてい　.... 南端の小さな汀で
大陸に関する夢を見ていた
光と影を橋が画す
波はただ繰り返す
私達の足跡は消えてしまう
砂に拾う珊瑚は人骨のよう
堆積の蜃気楼を踏みしめて
旅はみな予め潰える
岬の先　.... 東京電力会長に全漁連会長がもの申すの図
一都七県の電力供給を独占する巨大企業の頭目に
すなどる民がまみえるなどという椿事は
不祥事だけのスリー・ミニッツ劇場
書面なんかじゃ釘は刺せない
前代　.... 機上で
伯母は落下し脳挫傷で眠る孫の為に
満腔の震えを帯びた痩躯を折り
瞑目で何やら呟きながら手かざしを始めるのだった
高度１万２千メートルからの　この上なく真摯な神通力が
ポリカーボネイド　.... 　従兄の長女の挙式当日、寝不足づらを塗りたくってホテルから訪ねる
と、沖縄らしくのんびりと従兄夫婦はネクタイの相談中で、嫁がせる日
のひと時を混ぜ返すまいとせいぜい私も口を慎み、リハーサルのため先　.... 　流星のごとき放物線を描いて降った、２０カラットはあろうというその
ダイアモンドには指が付いていたのです。と言うより寧ろ、それは２０カ
ラットはあろうというダイアモンドの指輪をつけた指なのでした。　.... それは男が汚れた靴下を脱ぐ時
それは女がきついガードルを脱ぐ時
みじめに軋るベッドの上で
広い背中を白い手指が所在なげに抱く時
愛はそれぞれに
互いを壊し満たそうと足を引きずり
見栄えのし　.... 狂人の如く踊れよあしたには踏まれ汚さる白き言霊

雪あかり足音迫り我を抜きドッペルゲンガー玄関を開く 　駘蕩暮色

百年が行き交うカーブ清水坂
対岸に獅子の吼声鷗外荘
少壮の{ルビ精鋭＝エリート}双眸ナカータ似
嫡子あげ「不器量」{ルビ御姫＝おひい}返納す

くちなしの哀れ　.... {引用＝先攻　白組、盆暮呉吾郎（初出場）}　
演歌が今宵も

今どきカセット手売りする
キャリーと苦労を曳きながら
銀座　赤坂　新宿と
ネオンとファンデに{ルビ容貌＝きりょう}焼け
夢も　.... {ルビタイグレス＝雌虎}と呼ばれたのだ
その倨傲を無能の輩に膾炙され
あの高音を失い恋人に捨てられ
音楽界からも煙たがられて
「私は用済みなのよ」と
５２歳のある日寂しく死んでいた
ディー　.... {引用＝へやがくらい}
　　　かわいいお口を開けてりりかは考える
{引用＝あのひとかえってこない
ぜんぜんだいてくれない}

　　　埃をかぶったつぶらなお目目で考える
{引用＝ふりむいても　.... カシオペアってどれだろう
懐かしい北斗七星は何処だろう
オリオンの一角も捉え得ぬ眼球は
地面に転がって冷えている
でも、宇宙はもっと寒いんだよ

?昭和の音?という玩具がある
夕景のフィ　.... 思えば君は
薄いゴムと縮んだ性器の隙間や
欠陥商品の微細な穴からたまたま生じた子ども
でなければ
ナマ入れ中出し好きのバカ親から出来た子どもだ
総じて我々は
無計画な家族計画や避妊のヘマで　.... がば！がば！
がばがばのがばちゃん
おさんぽしよぅる
う手々をうしろに組んで
がば！がば！
がばがばのがばちゃん
おとうふ屋さんのおみせ
おとうふっておもしろいねぇ！
雲よりもふにゃふ　.... 　子供時代、うちでは元旦の料理を父がした。七草がゆは飛ばしたが、
鏡割りの日にはひび入った鏡餅を砕いて砂糖醤油味で焼いた「かちん」
や、塩をまぶした揚げ餅を作ってくれた。と言うのも、母が真っ当な料　.... 父よ
母よ
神々は太古からそこにいて
神々は初めからここにいはしない
ヒトが路上で嘆息する時は
ただ頭上に空と、眼前に生活があるだけで
哲学や文学など役に立ちはしない　いつだって
それで　.... 浅いプールのような
今どきの象舎には鉄柵も濠も無く
リンガムめいたステンレスの円柱の間をつながれてもいないのに
３頭のインド象はゆっくりゆっくりと巡っている
見れば
おとなの１頭は片方の前肢　.... 　ねこちゃんパップなら最近はスーパーでも売っている。
　パップとは貼布の訛りで、首に巻いて寝るとふわふわと暖かく、肩こり
のひどい人や冬の夜に効果絶大である。ねこちゃんパップを巻くと思念も
ほぐ　.... 夢に根ざした情熱は
けれどガラスのように脆い炎だ
その熱情は外に向かって放たれ
壁の前に砕け散る
それでも消えずに突進し続ける
ドン・キホーテの姿は哀しい
ゴッホの空咳 コッホ、パスツール　....

吉岡ペペロさんのsalcoさんおすすめリスト（104）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
気象予報士＿大菅伝次郎	- salco	自由詩	6*	11-9-12
アナグラム	- salco	自由詩	6*	11-6-27
_お知らせ	- salco	散文(批評 ...	1+*	11-6-20
姪	- salco	自由詩	7*	11-6-19
杖刑	- salco	自由詩	5*	11-6-6
ＳｉＤ	- salco	自由詩	6*	11-5-30
利益社会でできる節電努力＿素案	- salco	散文(批評 ...	4*	11-5-25
五月の童話	- salco	自由詩	11*	11-5-20
１２４でＤＯどぅるどぅ〜	- salco	自由詩	3*	11-5-18
旅	- salco	自由詩	8*	11-5-9
５月３日	- salco	自由詩	6*	11-5-4
四月の神話	- salco	自由詩	5*	11-4-21
大人の対応	- salco	自由詩	3*	11-4-16
聖域	- salco	自由詩	9*	11-4-13
黒船	- salco	散文(批評 ...	2*	11-3-19
かぐや指	- salco	散文(批評 ...	3*	11-2-27
合一	- salco	自由詩	15*	11-2-21
雪	- salco	短歌	3*	11-2-11
暮色界隈	- salco	川柳	4*	11-2-2
演歌詩；＿２ケ	- salco	自由詩	11*	11-1-28
ＡＬＡＳ，	- salco	自由詩	1*	11-1-25
ダッチワイフ_りりか３号	- salco	自由詩	20*	11-1-22
懐古する自動人形	- salco	自由詩	30*	11-1-19
長編詩＿成人の日に寄せて（抄）	- salco	自由詩	4*	11-1-10
がばちゃん	- salco	自由詩	3*	11-1-9
おせち	- salco	散文(批評 ...	6*	11-1-8
はじめに言葉ありき。超エテ公の独り歩き。	- salco	自由詩	6*	11-1-2
動物園	- salco	自由詩	5*	10-12-30
ねこちゃんパップ	- salco	散文(批評 ...	1*	10-12-28
ゴッホの空咳	- salco	自由詩	12*	10-12-26

---

1　2　3　4　

すべてのおすすめを表示する

推薦者と被推薦者を反転する