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 川に沿う道

歌をうたうと、道がある
花があれば、人がいる
流れに沿いて咲く花の
匂いをかぐと
懐かしく

ああ、人よれば歌があり
さあ、いざ共に、集いあい
川のほとりのベンチに ....
 明るい日

中・低の木々
さざめく路
ボンジュール
父母に土産

花々散らす
器あり
黒い影
時計カチカチ
テーブルの砂糖壺
 Sylph

ある男、夢をみた
さかぼそけき小女の夢なり
それより、その夢忘れえず
来る日もその次の日も
毎日かんがえにけり
つに決心せり

我このsylphなるもの
見つけるた ....
紅いセンチメンタル

紫の衣に
氷がつきまとい
すべるように
流れるように

悲しげな
彼女のセンチメンタル
真面目にじっと
みつめて・・・
 妻と行く

口ずさむ朗らかな唄妻と共

妻とわれ歓迎すごと蝶は舞う

家々に顔をみすれば人は笑む

うす青の空を見上げて妻と行く

秋はきて妻顔白くなりにけり
小川コーヒー

ニコニコと母子立ちけり横丁に

あれこれと注文考う小川コーヒー

テーブルでビール一本つぎて呑む

午後の店三人立ちより談笑す

白き手で水を注ぎては立ち去りぬ
 ....
秋の夕暮れ

夕暮れに白き根を噛み青き菜も

紅い水コップにつぎて砂糖足す

聖霊のたすけをかりて聖書読む

玄米のかゆを食みおり鮭そえて

賛美歌を歌う秋の日こころ富む

造 ....
 
 大山崎山荘美術館

一面の芝生の上に落ち葉散る

すぐにわかつくつく法師啼き始む

真昼時アサヒ・ドライに陶然と

山崎の山荘の庭夫婦して

焼き物に目を走らせて秋の日に
 ....
  集会にいざなう

駆けてくる、駆けてくる
秋の並木道
娘の姿はくっきり
われらの車に乗るため

次の週も、次の週も
同じ並木道
娘は可愛ゆげに
カバン持ち駆けてくる
 神給う日々

朝になった
昨夜の雨のせいか
湿気のする空気
伝道奉仕に出ようか
それとも・・・・・

妻が励ます
行こうよ
みんなで集まって
それから、それぞれ
家々を訪ねる ....
ふるさとのゆめ 

ゆうべ夢みた
山奥の
ああ、あのころは
あのころは
ちちははも
住んでた
故郷の家

みんなはしゃいで
窓のそと
何かうれしく
車で走る
水辺の草も
 ....
 妻と居て

 秋の日の午後3時に妻と居て今日は彼女がきれいに見える

 窓越しのゴーヤは枯れて涼しい日空気は清く部屋は静かな

 九月より妻は黒髪あきらめて白髪を抜かずともよしと言う
 竜野市へゆく
 
 夏去りて秋に入りゆくはざかいの妻の花壇に何の花咲く

 妻と共過ごす居室の窓の外曇り空なり今日コンサートゆく

 紙五枚束ねてカバンに入れにけむ今日の旅行の歌記さ ....
大輪のピンクの朝顔咲きにけり

ショパンのピアノ・コンツエルト窓のゴーヤ

家族の絵沢山飾り晩夏の日
愛と真実

真実を見ず欲望のままごきげんで夢を作りて安らかに寝る

戦いてやまずころぶとも真実と愛のためには身を洗わんと

正義愛多くの言葉ありあるともひとつの源神より出づると
77歳になりて

 今年5月77歳になる。72歳の時『72歳になりて』と言う一文をここに載せた。読んで下さった人がかなりいた。あれから5年、引き続き『現フォ』の同人を続けている。原稿もかなり溜まり ....
奥琵琶湖周遊ドライブ

若き日々たちまちに過ぎ妻ととも湖畔を走る老年の日々

薄き陽の雲広ごりて平年の23℃の秋のドライブ

稲はみな刈入れは済み黄葉となり一年過ぎてまた歌を詠みいる

 ....
 
 ピンクの薔薇が
 いっぱい咲く
 街角にある
 知り人の家
 雨上がりの板塀に
 枝垂れて

 うす桃色にそろった
 花が笑っているように
 川端の知り人の家
 今日は留守 ....
○冬日在居

メダカ動き、妻しきり歓び
めずらしや、めずらしや
と言う
正月、真冬なり、寒し、されど
外は、陽の光うるわしく
時は正午を過ぐ
しきり妻と共
何処へか出向かぬかなど談ず ....
 入り口にある絵
 赤いマントの人形
 妻が好む絵
 人形のように
 口の小さい彼女

 琴の音が
 響く部屋に
 エステルのように
 微笑んで
 紅の日傘を

 夫婦並んで
 ....
今日も妻と


市場でリンゴが安かったのよ
という妻の言葉を
忘れえない
揺れる電車でそっと
僕につかまってた妻
一緒にいつもいつも
続けた伝道ボランティア
今日も妻の三枚目の ....
美とは

美しいことは
それ一つだけで良い
比較すべきBやCはない 
鳩の雛は可愛い
それだけを思うがよい

風に揺らぐ灯芯のように
一つの愛
一つの美が
吹き消さることなく ....
七十二歳になりて


 永い連休が過ぎた。5月7日72歳の誕生日である。フランス大統領は保守になった。共産党・社会党ご苦労さんである。その役割を果たし、社会主義は終焉しつつある。
 フランスは ....
 三つの詩を読んで
 現代詩フォーラム、を初めて訪れた。わたしは詩をかなり書いた。なにか詩を書くことに飽きたらず、他の人の詩をもっと見ようと思った。それで自由詩の欄を開いてみた。ポイントの入っている ....
るるりらさんの生田 稔さんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_川に沿う道- 生田 稔自由詩415-11-12
_明るい日- 生田 稔自由詩315-10-30
_Sylph- 生田 稔自由詩214-9-7
紅いセンチメンタル- 生田 稔自由詩214-2-20
妻と行く- 生田 稔川柳513-10-30
小川コーヒー- 生田 稔俳句413-10-1
秋の夕暮れ- 生田 稔俳句713-9-28
大山崎山荘美術館- 生田 稔俳句413-9-24
_集会にいざなう- 生田 稔自由詩213-9-13
神給う日々- 生田 稔自由詩313-8-28
ふるさとのゆめ- 生田 稔自由詩1013-6-13
妻といて- 生田 稔短歌1012-9-4
_竜野市へゆく- 生田 稔短歌1*12-8-31
夏のなごり- 生田 稔俳句612-8-22
愛と真実- 生田 稔短歌1*12-6-10
「77歳になりて」- 生田 稔散文(批評 ...512-6-4
奥琵琶湖周遊ドライブ- 生田 稔短歌711-10-17
薔薇の咲く家- 生田 稔自由詩611-5-24
ー冬日双詩ー- 生田 稔自由詩10*11-1-3
人形の家- 生田 稔自由詩410-12-10
今日も妻と- 生田 稔自由詩308-8-11
美とは- 生田 稔自由詩5*07-11-2
__七十二歳になりて- 生田 稔散文(批評 ...13*07-5-7
三つの詩を読んで- 生田 稔散文(批評 ...406-12-20

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