公園で子供たちが遊んでいる。
今日はシャボン玉だ。
微笑ましく見ていると、私は自分が老いたのを感じる。
シャボン玉が魂に見えたのだ。
子供の咥えるストローからシャボン玉が生まれる。
....
不幸だからと詩を語るのは正しくはないだろう
幸せに足らないからと詩を描くのはもっと正しくはない
いまあなたが誰かを思うように
言葉はぶつかり合う陽子と中性子の悔塊
ひ ....
わかっているのだ
燃えるゴミは火・木曜日
かんとビンは水曜日
古布と資源ゴミは土曜日
でも、間違えたのだ
自治会の方がやってきた
ゴミを突き返し、怒るのだ
間違えた、やってしまった
そ ....
俳句の日五七五でする会話
正論を吐く人のカツラずれている
ミドレンジャーとしか答えられない立場
たこ焼きは
少し冷めてから食べる
帰る途中に温もりを
暗闇の中
川沿いの公園
ベンチでつまんでいると
カップルが街灯近くの木の下で抱き合っている
ゆっくりとゆ ....
わだかマリは美辞麗句に対する発酵した恋情を
月明りに晒された真っ赤な隠語に注射しながら
言葉が死滅した宇宙を金縛りのまま浮遊する
陽気な殺意のクラリネットが舌先を蛇のように操ると
殻も割ら ....
夢、を
にぎり締めたつもりで
ひたすら走った
走るしかなかった
懸命に汗をかいたら
報われるのだ、と信じた
吹く風は
流れる汗を連れ去って
清々しい ....
ちょっと長いけれど
暇だったら聴いてください
私は小学校五年の頃
お化粧に興味を持ちました
鏡台に姉の化粧品が入っていたので
ある日 赤い口紅を塗って
三面鏡に映った自分を見てい ....
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる
他人のように思えないが他人でいたい
生きあぐねては
バイオリン
青と黄色の夜泣きする
恨むなら
火の粉舞い
瞳の水面に沈み往く
夜露の匂い
あなたを紐解いた誰かが
咥えたままの台詞
植物たちの黄昏
古いグラビアに
....
畦道は緋毛氈 緩やかに
尖っていた葉を 柔かな色に変えて
稲穂は黄金色に 垂れた頭が揺れる
埋もれてしまえば 高い空はあの世へ
お寺へ続く 暗い石段の両側で
「死人花」と嚇された ....
ドーナツに吸い込まれるまでは好きだった
すべて愛酔いつぶれて眠る
ブロックし合って愛している
角膜を塗らす涙が涸れて
風景が乾燥する
人々は宙を歩いて
ぼくの中を通り過ぎ
アパート群を包む
光の霧はさらさらうごめき
新緑の山に光の粒子が
飛び跳ね渦巻き
光の雨が ....
ともだちってなんだろうな
やたらと気になるし
いいことがあるのをみるとうらやましい
正直ねたんでしまう
でも
悲しんでいるのをみるとなんとなく
自分の肌がちくちくする
強引に ....
船は水平線を追いかける
疲れた今日が沈み
絶望が沈み
青春が沈んでいく水平線
追いかける船も
やがては
水平線に沈んでいく
目には見えるけれども
決して捉えることは出来な ....
裏切って裏切って表切り
雨がやんでしまうまで恋人
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス
天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン
名月やテンション高きレトリバー
所変われば旨さも変わる
しかも賞味期限つきときたもんだ
あんたとあたいの正しさも、そんなもんだろ
純白の雲から
いつか夏の終わり
銀色に耀く雨粒となって
熟れた小さな果実のように
堕ちていったBluesky
なくしていた蒼い傘が
見つかりました
遠く霞む
紅にたたずむ山脈の
....
赤錆びた内なる世界から
私の退屈な半身が生命の扉を開けた。
今度は長旅になるらしい。
私は我が生命の光が再び灯るよう、半身に祈りを捧げ、見送った。
意気揚々と旅立つ若者に、私の心は鋭く反応 ....
ぼくらは言葉を繋げて
この暗い宇宙を何処まで渡って往けるだろう
一冊の詩集が時を越えることは
真空パックの棺が難破船のように
意識の浅瀬に漂着し鮮やかに燃え上ることだ
死んだ詩人についての{ ....
二次元の妹にお別れの手紙インク滲んでいる
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5160)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
シャボン玉
-
ヒヤシン ...
自由詩
11*
14-9-21
生まれ出るために
-
アラガイ ...
自由詩
9*
14-9-21
テキトウに、生きる
-
うめバア
自由詩
14*
14-9-21
俳句の日五七五でする会話
-
北大路京 ...
俳句
3
14-9-21
正論を吐く人のカツラずれている
-
北大路京 ...
自由詩
8
14-9-21
ミドレンジャーとしか答えられない立場
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-9-21
たこ焼きとラブホテル
-
灰泥軽茶
自由詩
8
14-9-20
わだかマリのために
-
ただのみ ...
自由詩
20*
14-9-20
風をさがして
-
千波 一 ...
自由詩
4
14-9-18
【_私の化粧履歴_】
-
泡沫恋歌
自由詩
26*
14-9-18
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる
-
北大路京 ...
短歌
4
14-9-18
他人のように思えないが他人でいたい
-
北大路京 ...
自由詩
10
14-9-18
暗夜景
-
ただのみ ...
自由詩
19*
14-9-17
曼珠沙華
-
藤原絵理 ...
自由詩
8*
14-9-17
ドーナツに吸い込まれるまでは好きだった
-
北大路京 ...
自由詩
10
14-9-16
すべて愛酔いつぶれて眠る
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-9-16
ブロックし合って愛している
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-9-16
ドライアイ
-
イナエ
自由詩
12*
14-9-15
となりのあんた
-
朧月
自由詩
5
14-9-15
水平線
-
イナエ
自由詩
20*
14-9-15
裏切って裏切って表切り
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-9-15
雨がやんでしまうまで恋人
-
北大路京 ...
自由詩
16
14-9-15
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス
-
北大路京 ...
短歌
3
14-9-15
天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン
-
北大路京 ...
短歌
2
14-9-15
名月やテンション高きレトリバー
-
北大路京 ...
俳句
1
14-9-15
そんなもんだろ
-
殿上 童
自由詩
23*
14-9-14
Into_The_Bluesky
-
りゅうの ...
自由詩
19*
14-9-14
親愛なる詩人達へ
-
ヒヤシン ...
自由詩
11*
14-9-14
残らない詩のために
-
ただのみ ...
自由詩
30+*
14-9-13
二次元の妹にお別れの手紙インク滲んでいる
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-9-13
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