取って付けたような季語と寝ている
テレビでも見ててと料理しなれてない手
公園の散歩道で
不意に
蝉の合唱に包まれる
ぼんやり
考えていて
身体にバリアーができて
今まで蝉たちの声を遮っていたのか
木々を見上げる
どの枝で鳴いているのか
蝉は見つか ....
ツッコミを待ち続けて次の夜が来た
コンパス
―家でコンパスを使って円を描く練習をさせて下さい―
先生から届いたメール
さあ、早速コンパスを使ってみよう!
こうして物差しで半径の長さを測ったら
紙に針を刺 ....
涙が しょっぺー
砂糖をぶっかけても しょっぺー
わかっちゃいるんだけどなー なー
濡れそぼつ紫陽花を
傘の中から覗いたわたし
やがて
雨が上がれば
水滴さえも花にして
紫陽花は凛と
咲くのだろう
濡れることを厭うわたしは
濡れる役目を傘に負わせて
....
弁当に嫌なピーマン入ってて真希子の口へ運んであげる
「苺いちえ」と書かれたレシートの裏側へ戻る
背中合わせから愛はじまりました
わたしは
片付けきれない部屋
足の踏み場もなく
散らかったまま
古い紙袋からは
見つかってはヤバいものたちが
虎視耽々こちらを窺う
ベッドの中には
初恋の人を模した
バラバラの詩体
....
何かを語るよりも
黙っていたほうが
物事を饒舌に語ることがある
この胸にあふれるポエジーを
どう表現しようか
負けたように見える人生
でも私は
生きて生きて生き抜いてやる
良い ....
ようやく
二本足で歩きはじめた我が子が
草はらで不意にしゃがみこみ
石ころや小枝を見つめている
あるいは
石ころや小枝のほうから
見つめてきたのだろうか
何かに染まりすぎ ....
私で満ちた法廷に後回しにされた主文
派手に殴られてオリオン座見つけた
愛されたいと啼くカラスになりゴミをあさっている
しずくの国にも
ささやかながら法はある
しずくの可憐を守るに十分な
慎ましい法がある
しずくの法は
しずくに在らねばわからない
それゆえに
しずくの法は
しずくによって綻び ....
理由がある
なんて生き方や考え方は
好きじゃない
いちいちゴールをつくりたがる
そんなのまるで嫌だ
ゴールなんてない
原因なんてない理由なんてない
だって ....
夜爪を親に見せつけながら切る口笛も吹く食べてすぐ寝る
喉元を叩きながら扇風機の風浴びワレワレワウチュウジン
話したいこともなく古い切手集めはじめた
見知らぬ言葉が料理してほしそうにこっち見ている
強過ぎる日ざしが
真上から
直接脳に突き刺さる
そよ風が
熱風に変わり
日傘を裏返しにしようと
襲ってくる
バッグからハンカチを取り出して
涙をぬぐう
何度立ち止まって
ハンカ ....
間接照明なんて
そんなお洒落な物うちには無いから
玄関だけ明かりをつけ
リビングでコーヒーを啜りながら
パソコンと
線がきれいな漫画を読む
柔い音が夜に響く
窓を全部開け
私を垂れ ....
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
水族館に釣り針を垂らす
動かない車の税を納めにいく
感謝とは
痛切に感じる何者かへの意志だ
感謝は心が開いていないとできない
感じて謝する
君は何者かの
大いなる意志を感じたことはあるか
夏至が過ぎた、と思うと
こころが細る
なにも
急激に夜が押し寄せるわけではないし
夏本番を迎えてさえいないのに
こころは焦る
やりたいことと
やらねばならぬことと
両方 ....
青空に100メートルの鯉幟
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5160)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
取って付けたような季語と寝ている
-
北大路京 ...
自由詩
1
14-7-1
テレビでも見ててと料理しなれてない手
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-7-1
気づく
-
殿岡秀秋
自由詩
5
14-7-1
ツッコミを待ち続けて次の夜が来た
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-6-30
コンパス
-
夏美かを ...
自由詩
36*
14-6-30
しょっぺー
-
殿上 童
自由詩
21*
14-6-30
紫陽花
-
千波 一 ...
自由詩
11
14-6-29
弁当に嫌なピーマン入ってて真希子の口へ運んであげる
-
北大路京 ...
短歌
4
14-6-29
「苺いちえ」と書かれたレシートの裏側へ戻る
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-6-29
背中合わせから愛はじまりました
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-6-29
ひとつの殻の中で崩壊して往く
-
ただのみ ...
自由詩
22+*
14-6-29
ひとりごと
-
渡辺亘
自由詩
5
14-6-29
接続
-
千波 一 ...
自由詩
9
14-6-28
私で満ちた法廷に後回しにされた主文
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-6-28
派手に殴られてオリオン座見つけた
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-6-28
愛されたいと啼くカラスになりゴミをあさっている
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-6-28
しずくの国
-
千波 一 ...
自由詩
5
14-6-27
だって宇宙でさえ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
14-6-27
夜爪を親に見せつけながら切る口笛も吹く食べてすぐ寝る
-
北大路京 ...
短歌
2
14-6-27
喉元を叩きながら扇風機の風浴びワレワレワウチュウジン
-
北大路京 ...
短歌
1*
14-6-27
話したいこともなく古い切手集めはじめた
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-6-27
見知らぬ言葉が料理してほしそうにこっち見ている
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-6-27
熱風の街
-
Lucy
自由詩
20*
14-6-27
shiver
-
モリー
自由詩
4
14-6-27
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
-
北大路京 ...
短歌
4
14-6-26
水族館に釣り針を垂らす
-
北大路京 ...
自由詩
4*
14-6-26
動かない車の税を納めにいく
-
北大路京 ...
自由詩
7*
14-6-26
カンシャ
-
渡辺亘
自由詩
1
14-6-25
あまりにも夏
-
千波 一 ...
自由詩
5
14-6-25
青空に100メートルの鯉幟
-
北大路京 ...
俳句
2
14-6-25
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