小遣いを貯めておかんの大好きなお花を買ってお手紙を書く 3時間を越える紙芝居になるなんて 仏にも母にもなれぬ女の美しいぬくもり さようなら
さようなら
みんな簡単に手を振るけど
この夏は
一度きりの夏

君も
甘夏色の帽子を振って
家路につくんだね
触れてほしくなくて
触れてほしい
貴女の温かなその手を

強くなんかないんだ
弱くて脆いんだよ
でも馬鹿だから

辛くとも苦しくとも
背中を見せたがるのだ
誰も見ることなんて無い ....
真夏の青空を
吸い込む
くちびるから
生まれる蝶の
羽根の色は
南太平洋の耀く
海の色よりは
ずっと淡く
抜けるような天空の
青空の色に近い

在りし日の情熱からは
傍らで誰か ....
信号を待つための影小暑かな お肌が容赦なく曲がろうとする ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい 真夜中に石畳の狭い路地を歩く。
すべての家々の窓は閉め切られ、孤独のうちに
私は己の半身と夜を語る。
時の歩みはいまだ遅い。

真夜中に浸る欲望を持つ者の頭はたえず動いている。
昼間の ....
もしオマエが日に何度も愚痴る仕事に就いているなら直ぐに辞めてしまえ

それは仕事ではない

不毛な世界での隷属に過ぎない


もしオマエが面白いことがないかと誰かに尋ねたり、探したりして ....
いつのころからか
ある
風光
わたくしも 人間であった
そう
そうであった
鬼灯に 映る
私はひどく内面的な生活を送っている
内側にあるものは外側にあり
外側にあるものは内側にある
世界は統一された鏡のよう
今日も青空が光っている
それだけをたよりに生きる
歴史の波に飲み込まれ
沈んでいった者のその殆どは
後世に残らぬぼくらのような名もなきひとたちだ

それは昔も現代(いま)も
そして未来も変わらない事実だとぼくは想う

故に如何なる理由が ....
北風に吹かれ結婚相談所 幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ くれゆく恋と黒い豆電球のまるさ 寺の蚊のあげる経が良い 人生は線分上にあるって誰かが言ってた
僕は線分の上で踊るバレリーナ ちょっとすね毛が醜いが歌だって歌えるさ

発酵した愛なんても〜沢山なんだ 純粋な惑星に住みたいんだ ポパイとオリーブみたいにね ....
イニシャルを入れたセーター着てる犬 義理でもらうチョコレートの黒さ 虹を渡る汽車 空の駅 ばんそうこうを貼りまくって 隠した傷 つなぎとめる心

明日がはやく来ないかなあ と せかいが鮮やかに見えた あの日
まるでせかいが終わるように 明日に怯えて 寝ないようにした あの日

ぼ ....
静かな墓標に、白い午後を過ごす日。

紋黄蝶の舞う向こうを眺める。音も立てず、声も出さず。

心の時計が動き始める。
遠い日々の想い出は
端からゆるやかに欠け落ちて
ときめきや痛みばかりが
消え残る

懐かしい山々の稜線は
暗く沈殿していく記憶の底で
鮮やかな結晶となって
溶け残る

彼方を眺 ....
ため息曲げられている 愛に深さがあるのか  

何時の頃からか詩が化けている
病身の助けになればと書いてみた
介護詩は気味の悪い怪語詩に
看護詩はよく解らない漢語詩に
理学療法詩はまさかの自爆消防詩だ
イガ栗養蜂詩になりたいと打 ....
地球は青かった 僕らと一緒で 朱き実の

木陰に憩う

病むこの身

日差しなつかし

人もなつかし
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小遣いを貯めておかんの大好きなお花を買ってお手紙を書く- 北大路京 ...短歌3*13-7-10
3時間を越える紙芝居になるなんて- 北大路京 ...自由詩3*13-7-10
仏にも母にもなれぬ女の美しいぬくもり- 北大路京 ...自由詩413-7-10
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お肌が容赦なく曲がろうとする- 北大路京 ...自由詩3*13-7-9
ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい- 北大路京 ...自由詩413-7-9
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北風に吹かれ結婚相談所- 北大路京 ...俳句4*13-7-8
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ- 北大路京 ...短歌5*13-7-8
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イニシャルを入れたセーター着てる犬- 北大路京 ...俳句3*13-7-7
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虹を渡る汽車_空の駅- 北大路京 ...自由詩613-7-7
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朱き実の- めれんげ短歌213-7-5

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