木枯らしに舞う枯れ葉よりも
  宇宙はその日 小さなものだった
  果物の冷めた肌のような けさの通り
  横断歩道を渡っていく {ルビ面皰=にきび}顔の学生は
  なぜ朝がきて夜 ....
君にみえるように捨て猫拾っている 当たり前なこと
書くの止めました
上から目線
そんな感じがしたからです

当たり前じゃないこと
書くの止めました
自分自身
枠から出れなかったからです

詩うこと
止めま ....
薄紫色の大気はひんやりと冴え渡ってそこにあった
南天の赤がこじんまりと眼の端に映るそんな朝だ

生きることはそうわるくもないさときどき意味のとり方を間違えるだけなんだ
そうみんな生のかけらを交 ....
話して怒られ話さず怒られ 愛されても孤独             131029



破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ....
カップ麺が好きです
お湯をかけて待ってる時間も楽しい
自分にとってカップ麺はご馳走なんだ

カップ麺が好きだというと
貧乏くさい 手抜き 身体に悪いと
知ったかぶった顔で注意されます

 ....
. ひとかき
ひとけり
その分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私の力の分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私が今出せる力の分だけ進む
それ以上でも
それ以下でもなく

しなやかで ....
両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空が明るい さっきまで大好きだったあの人がさけるチーズをさかずに食べた ブームが去ったあとにハマっている 社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者 太陽から少し離れただけで肌寒い

少し

少しってなんだろう

肌寒さはこんなに身にしみるのに


外灯が先週よりも

せんさいで優しかった

恋人たちも先週より

せつ ....
定価千八百円のはずの詩集が
アマゾンで一円で売られていた

0円では商品として流通されないだろうから
一円にしたまでのことなのか

紙代にも
印刷代にも
ならないはずの
アルミ二ュウ ....
コーヒーの味は二の次店員の顔を見るため毎日通う 水晶に虹や星座を詰め込んで永久に愛することを誓うよ 泣き顔を撮りたくてカメラ持ったまま生まれてすぐの子をじっと見る 人生の失敗ポイントが千を越えた 地階の
寡黙な土踏まずから
4階の
華やかな脾臓まで
動脈としてのエレベーターは
人と花束と高揚を
送り届けた

6階の
冷徹な口角から
1階の
大らかなアキレス腱まで
静 ....
詩に関節技をかけられる
ギブアップして時代に媚びたと白状する

詩に投げ飛ばされる
天地回転 ものの見方がひっくり返る

詩に首を絞められる
反則も何もありゃしない
ついには殺されてし ....
迷信を信じてあえて爪を切る時間を夜と決めている僕 盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター 時給よりお店に通う青年の顔が見たくて続けるバイト 秘密基地の秘密がもれている 四月一日 きれいな人を見た。いい日。晴れ 自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている ふとした拍子に
古い記憶が鮮明に
浮かび上がってくることがある

その時食べた食事
見ていたテレビなど
まるで昨日の日記を捲るように
音と色と匂いまで伴って
思い出される 瞬間

 ....
夏休みさいごの日

ぼくは飛行機で全寮制の中学校に戻った

いきなり夏休み明けの実力テスト

ぼくは明るい暑さと空虚な開放感をさびしく嗅ぎながら二日間のテストを終えた

それからは普通 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
木枯らしに舞う枯れ葉よりも- 草野春心自由詩413-10-30
君にみえるように捨て猫拾っている- 北大路京 ...自由詩613-10-30
止めました- ムウ自由詩513-10-30
うすむらさきの朝- 梅昆布茶自由詩1913-10-29
話して怒られ話さず怒られ- 北大路京 ...自由詩1113-10-29
愛されても孤独- 北大路京 ...自由詩413-10-29
どんどこ- あおば自由詩16*13-10-29
【_カップ麺讃歌_】- 泡沫恋歌自由詩18*13-10-29
透明人間と幽霊による漫才- 左屋百色自由詩7*13-10-28
ひとかき_ひとけり- 夏美かを ...自由詩34*13-10-28
両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空が明るい- 北大路京 ...短歌413-10-28
さっきまで大好きだったあの人がさけるチーズをさかずに食べた- 北大路京 ...短歌513-10-28
ブームが去ったあとにハマっている- 北大路京 ...自由詩913-10-28
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者- 北大路京 ...自由詩613-10-28
少し- 吉岡ペペ ...自由詩1213-10-28
一円- そらの珊 ...自由詩16*13-10-27
コーヒーの味は二の次店員の顔を見るため毎日通う- 北大路京 ...短歌413-10-27
水晶に虹や星座を詰め込んで永久に愛することを誓うよ- 北大路京 ...短歌213-10-27
泣き顔を撮りたくてカメラ持ったまま生まれてすぐの子をじっと見 ...- 北大路京 ...短歌313-10-27
人生の失敗ポイントが千を越えた- 北大路京 ...自由詩613-10-27
エレベーター- nonya自由詩28*13-10-26
現代詩バーリトゥードフォーラム- ただのみ ...自由詩31*13-10-26
迷信を信じてあえて爪を切る時間を夜と決めている僕- 北大路京 ...短歌413-10-25
盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター- 北大路京 ...短歌713-10-25
時給よりお店に通う青年の顔が見たくて続けるバイト- 北大路京 ...短歌213-10-25
秘密基地の秘密がもれている- 北大路京 ...自由詩1113-10-25
四月一日_きれいな人を見た。いい日。晴れ- 北大路京 ...自由詩313-10-25
自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている- 北大路京 ...自由詩413-10-25
【_残像_】- 泡沫恋歌自由詩13*13-10-25
いいともの頃- 吉岡ペペ ...自由詩1113-10-25

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