三途の川で溺れている 双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく 閉めきった窓が死んでいた くちいっぱいにヒマワリの種頬張ってハムスターになる 燃え上がり産毛をこがすオイルのにおい風のZippo

物質の夜を満たすネオンサインの転がる路上で

ルーティーンなぞった指がタールにそまる

いつも通りのカーゴパンツでひそかに運ぶ日々の転 ....
学校帰りの女の子がふたり
ひとりはピンクのパール系ランドセル
ひとりは水色でステッチが入っている
驚くほど洒落たかわいい服を着て
(これは昭和の感覚 たぶん)
さえずりは巣の中の雲雀の卵のあ ....
ぼくは生きてゆく

ひとの向こうにあるもののために

それがいちばん永続的に

賢明なのだと思う


ぼくが地球なら

浴びる光を待っている

ぼくの個性は

跳ね返す光 ....
生きるということは
リスクをとるということ
だから

自分の生き方にあった
リスクをとるしかない
だから

正しさに懸けるということは
リスクをとるということ
だから

私には ....
絶滅危惧種のような気分のときは
おもわず星を探している

頭の中が明瞭に区分けされないまま
時計の針は行ったり来たり

姿の見えない人々は
あちこちでちいさな吐息をもらす

拡散する ....
ゆらり、ゆらりゆられてと
classicなんて柄じゃないわと
流れるBLUEの一曲目
MY NAME IS JONAS

舌を出しては世界と遊ぶのよ、寝起きのまま
最低なslangを並べ立 ....
二十八センチの赤いパンプスがあるから長いスカートを履く ヘタヘタ笑う前に
ありがとうを言おうよ

ヘタヘタ愛を積み重ね
ヘタヘタ歌を唄おうよ

いつまでもいつまでも
ヘタヘタ歩こうよ
濡れて帰った鞄から折り畳み傘 秋の空に
Fly highー
高く高く
Fly highー
時を超えて
Fly highー
どこまでもどこまでも
翔んでいけ
Fly high
夢よ願いよ祈りよ誓いよ
翔んでいけ
 ....
ヒール脱げない恋と寝ている となりに越してきた人のひとりごとが大きい ブーケトスをマイケルジョーダンばりに獲って捻挫 昇天したくなるような
空一枚 鉤裂きにして


「おまえもおんなじ
       襤褸だねえ


握りしめた石ころ落とす 
脆弱な意思の皮袋


かけはぎなんかいらない
ミシ ....
救われぬ魂に向け歌唄う少女の声がときどきズレる 親戚を名乗るヤクザが本当の父だと告げて義父は旅立つ 美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの 赤い糸たぐり寄せて見なかったことにした 考えるカンガルーをハンマーでゴン 隅田川より低い千住の街を
駆けていく幼い日のぼくの
こころの隙間に
川風がはいりこむ

湿気を含んだ重い風は
低い街並みをよぎり
川辺から離れた神社に
ぼくを連れていく

友だちは ....
うまれてからずっと
うまれあっている

きみはこどもとして
あなたはおかあさんとして
ぼくはおとうさんとして
はんとしまえにここにうまれた

うまれたものがふくらんで
ここにもそこに ....
言い知れぬ倦怠や怒りには

チャイコフスキーの5番しかなかった

頭をしびれさせるほどの眠気と強張りには

チャイコフスキーの5番しかなかった

どんよりとした悲しみや震えには

 ....
キッチンで喧嘩するのを避けたくて夜景が綺麗な場所に連れ出す XYZzzzzまだねむれない 友人が子猫を二匹拾ってきた
寂しそうにしている僕を見兼ねたのかどっちか一匹もらってくれと言う
…どっちにしても雑種の野良猫だから美しくはないが、と前置きをして…

訪ねてみれば、確かに顔は ....
 夢は常に遥か遠くに横たわっている。
 僕らはあらゆる手段を用いて少しでもそれに近づこうとする。
 幾つになってもそれは大事で光り輝く真夏の太陽のようだ。
 空には気さくな雲が流れている。
 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
三途の川で溺れている- 北大路京 ...自由詩514-10-19
双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく- 北大路京 ...短歌214-10-18
閉めきった窓が死んでいた- 北大路京 ...自由詩614-10-18
くちいっぱいにヒマワリの種頬張ってハムスターになる- 北大路京 ...自由詩314-10-18
Zippo- 梅昆布茶俳句614-10-18
並木に沿って小さくなる背中- ただのみ ...自由詩17*14-10-18
ぼくの個性- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-18
リスク- 渡辺亘自由詩914-10-18
小景- 梅昆布茶自由詩1414-10-18
there.- 楽歌自由詩4*14-10-18
二十八センチの赤いパンプスがあるから長いスカートを履く- 北大路京 ...短歌114-10-17
柿のヘタ比べ_#pw柿組- 北大路京 ...自由詩3*14-10-17
濡れて帰った鞄から折り畳み傘- 北大路京 ...自由詩514-10-17
紙飛行機- 渡辺亘自由詩314-10-17
ヒール脱げない恋と寝ている- 北大路京 ...自由詩514-10-16
となりに越してきた人のひとりごとが大きい- 北大路京 ...自由詩214-10-16
ブーケトスをマイケルジョーダンばりに獲って捻挫- 北大路京 ...自由詩314-10-16
顏もないのに笑ってやがる- ただのみ ...自由詩20+*14-10-15
救われぬ魂に向け歌唄う少女の声がときどきズレる- 北大路京 ...短歌214-10-15
親戚を名乗るヤクザが本当の父だと告げて義父は旅立つ- 北大路京 ...短歌314-10-15
美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの- 北大路京 ...短歌214-10-15
赤い糸たぐり寄せて見なかったことにした- 北大路京 ...自由詩514-10-15
考えるカンガルーをハンマーでゴン- 北大路京 ...自由詩214-10-15
風の問いかけ__- 殿岡秀秋自由詩714-10-15
ハーフバースデイ- 中村 く ...自由詩3*14-10-14
屹立せよ- 吉岡ペペ ...自由詩214-10-14
キッチンで喧嘩するのを避けたくて夜景が綺麗な場所に連れ出す- 北大路京 ...短歌914-10-13
XYZzzzzまだねむれない- 北大路京 ...自由詩114-10-13
この美しくない猫たち- アラガイ ...自由詩10*14-10-13
夢語り- ヒヤシン ...自由詩10*14-10-13

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172