今夜もまた私の血液を机上の黒い薔薇に注ぐ。
私は時々赤を見るのが無性に嫌になる。
他人の鮮血も、この机上の赤い薔薇も。
だから私はそういう時、この薔薇の赤い花弁を自分の濁った血液で汚すのだ。 ....
ラピスラズリの夜空に燦々と煌めく星々は私に宇宙を感じさせる。
際限が無く広大で、静寂な美しさに溢れている。
昼間とは別の顔にただただ魅入るばかりだ。
目の前でたゆたう蝋燭の炎に私の心は打ちの ....
こんな低い投票率で選ばれた政治家に

理想と意地だけで仕事されてたまるか

希望を提示できない政治が悪いのか

どうせ変わらない世の中が悪いのか

悪いのか

悪いのか

変わりたくないのか

変われ ....
無邪気を着たい 健全な三途の川を選んでいる 愛情表現持て余している 上塗りされた夏空の
組まれた手の
ゆびの
一本一本が
解かれてゆくように
光が
そこかしこに
ばらまかれ
熱を分けあう潮騒が
とおく
攪拌されてゆく



カンナの花が
 ....
忘れてしまった時がゆっくりと蘇る

もう鋭い片鱗も無い 優しく語り合ってゆく

巡り会うそして 慰めあって生きようとする者たち

そう僕たちは回遊魚なんだ 自由を酸素として 常に泳ぎ続け ....
堪忍袋は秘かに膨らんでゆく それはとある場所に隠匿されて 利用者を待ち続けているのだ

堪忍袋はいろいろな人間模様を呑み込んでいる 巨大な袋は今にも破裂しそうだが

秘かにその聲を聞いてみると ....
町の外れの思い橋 誰を想って茜色 心を寄せた思い橋 泣くのをやめて通りゃんせ

日暮れのいろのこの身には 微笑みは遠く はれぼったい眼で見る世界は 素知らぬふりしているようで

通り雨の様 あ ....
ギター弾き作曲します唄います女心は掴めないです おはつです京都生まれの京介と申しますです御願いします 褒めた店がつぶれた 今日を終える
しじみのお守りの曲線
      
    光と影が交差した
    あの日、
    蝉が死んだ               
    
    探し求めた、あの日から
    どこへ行ったのか
  ....
君と棲んだアパートを壊す重機の名前がわからない チョコ貰えない理由が苦い 風が吹けば
裏返り 寝返る
白と黒 
どちらも表で
どちらも裏で

裏の中に表が潜み
はっきりさせないことが
生きる術
だというけれど
白 黒 × ○
二者択一を迫られる
意思 ....
ラウンジの女の子が

ハナミズキを歌っている

男のとなりで

ハナミズキを歌っている


君と好きなひとが、

女の子がそこを歌うとき

ふたりは軽く触れ合っている

 ....
今日は月が邪魔しないから
夜更かしをしよう
暗闇に紛れてしまえば
溶ける感覚に目を閉じて
私はもう何者でもなくなる

誰かと何時でも繋がれる
人工的な明かりは
電源を断ってしまえば
 ....
エアコンをつけてまどろんでいる

ねむくもないような、とてもまぶたが重たいような

外から、何か求める幼い声がする

めんどうならすべて切ってしまえばいいのに

耳にだけ意識を持ってい ....
僕は僕が誰かを知らない

僕は僕がどんな場所にいて

どんな人間であるかを知らない



僕は僕が誰かを知らない

どこに生まれて 何を話し

何を口にして 誰を愛 ....
誰にも必要とされない仮面をかぶる 全裸じゃありません僕が考えたキャラクターのコスプレです 俺の悪口でもウケたのならいい 森は生きている

時をかけ

重なり

消えて

変遷して

森は生きている


ぼくはにんげんから

木になった

木はにんげんよりも

長生きだから

もう死なないと思った

でもぼくは死んだ

 ....
彼は彼女のことを垣間見た
彼女は彼の視線に気付いていた
だが彼女は彼と目を合わそうとしなかった

彼は彼女のことを垣間見た
なぜなら彼女は他の男と楽しそうに会話をしていたからだ
だが彼女は ....


花がたくさん

咲くことよりも

大切なこと


その花をまもる

薬じゃないもので

愛で

時間で

からだで

その花をまもる

ぼくでなくても

いいのかも知れない

でもまもる

後悔 ....
さみしいなら

さみしいでいい

いらいらするなら

いらいらするでいい

かなしいなら

かなしいでいい


ぼくはそっと聞くよ

雨があがる

雨がふる

その降りおわり

降りはじめ

ぼくはな ....
じぶんをかえりみず

アーヤが誰かを助けにゆく

じぶんをかえりみず

ヒョウスケくんが誰かを助けにゆく

ふたりがこわれてしまいそうなとき

誰かふたりを助けてください

ア ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒薔薇- ヒヤシン ...自由詩7*13-7-22
真夜中の瞑想- ヒヤシン ...自由詩5*13-7-22
選挙エレジィ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-7-22
無邪気を着たい- 北大路京 ...自由詩3+*13-7-21
健全な三途の川を選んでいる- 北大路京 ...自由詩613-7-21
愛情表現持て余している- 北大路京 ...自由詩313-7-21
夏の影/素描- 佐東自由詩9*13-7-21
赤い靴- 梅昆布茶自由詩713-7-21
堪忍袋- 梅昆布茶自由詩613-7-21
通りゃんせ- 梅昆布茶自由詩613-7-21
ギター弾き作曲します唄います女心は掴めないです- 北大路京 ...短歌5*13-7-20
おはつです京都生まれの京介と申しますです御願いします- 北大路京 ...短歌1*13-7-20
褒めた店がつぶれた- 北大路京 ...自由詩613-7-20
沈黙- こしごえ自由詩3*13-7-20
白昼夢- 石田とわ自由詩13*13-7-20
君と棲んだアパートを壊す重機の名前がわからない- 北大路京 ...自由詩1013-7-19
チョコ貰えない理由が苦い- 北大路京 ...自由詩513-7-19
オセロ- イナエ自由詩12*13-7-19
ハナミズキ- 吉岡ペペ ...自由詩613-7-19
今日は月が邪魔しないから、夜更かしをしよう- ミツバチ自由詩5*13-7-19
クチナシの午後- カマキリ自由詩413-7-18
もう一人の僕から僕への詩- yamadahifumi自由詩213-7-18
誰にも必要とされない仮面をかぶる- 北大路京 ...自由詩613-7-18
全裸じゃありません僕が考えたキャラクターのコスプレです- 北大路京 ...自由詩413-7-18
俺の悪口でもウケたのならいい- 北大路京 ...自由詩313-7-18
森は生きている- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-7-18
第三の目- 北橋勇輝自由詩1*13-7-18
その花をまもる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-7-18
- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-7-18
誰かふたりを- 吉岡ペペ ...自由詩313-7-18

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