何もない日に
何故だろう 僕は 見ている風景に寂しさを感じた
辞めた会社の空気が頭をかすめる
僕は ずっとひとりだった
僕は 生きるべき場所を 間違えたのだ
君と二人で抱きあっていただけ ....
光の夢と引き換えに
二人は大きなものを失った

なすすべのない夕暮れ
ひと足早くここに来て
懺悔のように君を抱きしめる

光の体は思ったより身軽だけど
互いを目と目で
確かめ合うこと ....
雨屋で
ちいさな
雨を
ひとつ
買いました



机の上に
おいた
ビンの
なかで
ちいさな
雨雲が
元気に
雨を
ふらせています
人の顔はトーチのよう
みなの顔に心がよく表れている
魂は青い炎
冬も去り暑い季節がやってくる
僕の心の中には固い氷がある
絶望の暗い気持ち、混乱の頭を運んでくるわだかまり
優しいもの温かい ....
山よ星よ海よ
さようなら
4畳半の部屋に
閉じこもり
することもない

時の流れに身を任せ
うたた寝をする
蒸し暑い部屋
コーヒーを流し込む

老人の尻を拭き
五穀米を食べ
 ....
本当に大切なことだけ
教えて欲しい

大切なことは
ほんの少しのことだけ
人を愛し
それを喜べるということ
ただそれだけ

それだけのことが
この世の中で
どれだけ希少か

 ....
生を強制され
死を禁じられ
予め決まったコースを
粛々と進む
それが正しい事なのだと教わって
僕らはここまで来た
なら、今、僕の目に映る
あの流星の光は何なのだろうか?
人間の意想の圏 ....
{引用=


陰りある微笑みの調べに
すべてをさらってゆく
引き潮

別れの日を思わずには
愛せなかった人の
去りゆく音階


 背後から近づく
 やさしい足音も

 広 ....
地面に
言い聞かせるように
雨が降り続く

無色の
絶え間ない呪文が
街を塗り潰す

紫陽花は
すべてを受け止めようとして
雨雲を黙読し

雨傘は
すべてを受け流そうとし ....
ある日、名指揮者は倒れ 
コンサートは(指揮者無し)で行われた 

ヴァイオリンもフルートもホルンも 
それぞれの奏者は皆 
無人の台の上にいる 
まぼろしの指揮者のうごきを見て 
それ ....
正直にいえよっていうけど
ほんとうのことって爆弾で
破裂したら大変で
だからみんな包んでる

キレイな包装紙はね
心の一番うえのこと

ほんとと嘘のその中間
それがね
文字になるん ....
幸せで満たされた
環境や気持ちを
いつも否定してしまう

昔からの悪いクセ

どんなに大切な人が
私のことも大切だと
言葉にしても
信じきれず

疑って
何度も何度も
不安に ....
 
 
今日、豆腐は
朝から不在だった
テレビの画面でも
新聞や本などの印刷物でも
その姿を見かけなかったし
豆腐、という言葉すら
出てくることはなかった

妻との他愛もない会話に ....
引きこもり。
裸足でどかどか人の部屋を踏み荒らすような怒鳴り声。
いつかなくならないかな。

水たまり。
綺麗な靴を履いてはしゃいで気が付いたら泥だらけのうかつさ。
いつかなくならないかな ....
太陽と金星と地球が重なり合う

すれ違うとは重なり合うということなんだ


雨の並木道を散歩しながら

緑の薫りを嗅ぎながら

命や無生物たちが歌を歌う


太陽と金星と地球が ....
{画像=120608223742.jpg}



何もないが降った日に


季節はもう初夏だと言うのに
空から何もないが降ってきた
何もないは初夏の街並みを埋めてしまって
僕は降り ....
ほどけた言葉が

にゃにゅにょ

へへと笑う

もにゅめんとがころがる

不必要も大事ふらふーぷ

にゃにゅにょ

くくと笑う

とーてむぽーるがのびてゆく

わからな ....
ありがとう
僕をむしばんだ
虫たち

ありがとう
僕を愛してくれた
虫たち

僕は旅立つ
君らは僕の
供をするというのだろうか
それともむしろ君らが
僕をいざなうのか

 ....
ブランコが電車みたいに横移動できたらとてもすてきだ
ブランコで隣町まで行けたら
それはとても便利

ブランコが飛行機みたいに空を飛べたらとてもすてきだ
しばりつけている鉄の棒から鎖をちょんぎ ....
太陽が西に傾く頃が
いちばん悲しい

楽しい時間も
幸せな気持ちも
いっぺんに
さらわれていく

明日になるのが
なんだか
とてつもなく嫌だ

ネガティブな思考が
さらに
 ....
楽園でもない 地獄でもない
早、3年2ヶ月 
生きている 
それ以上に生かされている 
生かされてしまっている

アウトプットらしいアウトプットもおざなりで 
一家言だけ研ぎ澄まし
イ ....
友よ
あなたがこれまで流した涙の量を
知る由もないのだが
これからは僕の頬を使えばいい

友よ
あなたがこれまで吐き出した怒りを
どこで燃やしてきたのか
これからは僕の手を焦がせば ....
真昼の高架下
薄暗い小さなトンネル
壁面にスプレー缶で書かれた

HELP

よくあるいたずら書き
誰に向けられたわけでもない
行方を持たないメッセージ

どうせなら
HOPE
 ....
さやつきグリンピースを買う
今年も
豆ごはんを炊こうと
薄緑色の愛らしい洋服ごと買う

冷凍グリンピースは
便利なのだろうけど
買おうとは思うわない
この時期限定で出回る
さやつきグ ....
ロックと言葉が僕の友
いつも僕をかきたててくれる
でも僕には歌が歌えない
調子外れの鼻歌くらいしか
みんなが期待してるからヒーローが登場するのを
夕日の中で君を抱きしめた
全てが闇に沈むな ....
今日は何か落ち着かない

そわそわ

そわそわ

空から漫画のコマが落ちてくるように

ぺらぺら

かくかく

現実感のない風景が広がっていき

何もかもが軽くて壊れてしま ....
空気が冷えると
葡萄の匂いがする

秋でもないのに
葡萄の実も
成ってないのに

初夏のある日
雷が鳴ると
秋の匂いがした

勘違いした
お天道様が

初夏なの ....
いくら頑張って地面を蹴飛ばしてジャンプしてみても 

僕の指先より世界はやたらに高くて 

どんなに頑張って地面を掘り返しても

僕のつま先より世界はとんでもなく深くて 

両手を精一 ....
私たちがはぐれたのは その場所に向かう途中だった
それぞれの場所から同じ地へ
密かな約束の文(ふみ)が 同時に舞った
未明の空

傍らの夏を奪うような あの風は
何を暗示していたのだろうか ....
まだ続く冬の路
の途上にて
たずねれば
あなたはそのままに
墓標が伝える
笑顔
この冷たさに
凍えもせずに
思い悩んでいる
わたしあて
何かを
言いたそうに
視得るのは
ただ ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生ぬるい日々- 番田 自由詩312-6-11
Ascension- 南 さや ...自由詩212-6-11
ちいさな雨- 青色銀河 ...携帯写真+ ...312-6-11
笑顔を灯す- 杉原詠二 ...自由詩5*12-6-11
さようなら(/_;)/~~- ペポパン ...自由詩4*12-6-10
レア- 渡辺亘自由詩312-6-10
流星の光- yamadahifumi自由詩1*12-6-10
ひきしお- まどろむ ...自由詩5+*12-6-10
梅雨- nonya自由詩30*12-6-10
まぼろしの指揮者_- 服部 剛自由詩712-6-10
文字の正体- 朧月自由詩312-6-9
悪いクセ- 日向なつ自由詩212-6-9
豆腐の不在- たもつ自由詩912-6-9
晴天- Neutral自由詩6*12-6-9
宇宙の歌- 吉岡ペペ ...自由詩712-6-8
日本橋のイタリアンレストランで_/__2012.05.27- beebee自由詩25*12-6-8
にゃとにゅとにょ- 灰泥軽茶自由詩4*12-6-8
旅立つ夜毎のうた- シホ.N自由詩212-6-8
ブランコがだんだん空からはなれてゆく- パラソル自由詩112-6-7
太陽- 日向なつ自由詩212-6-7
半端モノ- komasen333自由詩2*12-6-7
友よ- 乱太郎自由詩16*12-6-7
「HELP」- ベンジャ ...自由詩712-6-7
豆ごはん- そらの珊 ...自由詩1012-6-7
ロックとコントラスト- 杉原詠二 ...自由詩2*12-6-7
漫画のような- 灰泥軽茶自由詩10*12-6-7
葡萄の匂い- 小川 葉自由詩312-6-7
天と地の間に- 文字綴り ...自由詩1*12-6-6
Shaman_(シャーマン)- 南 さや ...自由詩412-6-6
ことづて- もっぷ自由詩512-6-6

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