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夜空でフラミンゴが歌いながら
右足を差し出すとき
月影は大地をそっと染めながら
ガラパゴスウミガメは
まるで天球を月が
動く速さでゆったり
未来へと歩みを確かめる
*
夢の ....
きっと生き方には
真剣なのだけれども
政治家と詩人は似ていると
他の人々に言われたとしたら
お互いが完全に
否定をするだろう
だがひょっとしたら
似ているところが
あるかもしれない
....
一般邦人は
メキシコ麻薬戦争とは
一見して関係がないはずだが
実際は関連が
あるのだ
幻覚を見たり
聴いたりする病のことを
ご存じだろうか
昔からある病気で
その病気の名前は
....
誰しもが健康であることを望んでも
人間はタバコを吸うと云う
嗜好があれば
病気を悪くしたり
病気を患ったりする
まだ若いころ
人と人との距離感を
思うとやるせない気持ちが
するよう ....
もう何度と
ぺんぎんたちは
繰り返したことだろう
やめると言っては
煙草を吸い続けてきた
昨日まで
もう二拾年間
ぐらいにもなるだろう
今朝ついに
ぺんぎんは決めた
禁煙をして ....
ほとんど同じ
服しか着ないのに
ストレスが溜まると
服の買物へとはしる
ぺんぎんがいる
広い海には百貨店があって
青空を飛べないぺんぎんは
翼を使って海を泳いでいく
飛べないことを
....
誰しもが
社会に暗闇がある
と云うけれども
誰しもが
灯火として
生きている
ずっと今を
素直に
想いを伝える
命の煌めきは
身体を紅く
染める耀きの
燃料になっていて
未来へと
想いを運ぶ
夜空を照らす
裸のままに
燃える僕らの炎
吹きすさぶ
嵐が接近する
真夜中に
灯火で照らすのは
きっと陸にある
港のような君と
海を航行する
船のような僕を
繋ぎ止める
綱の堅い結び目で
しかないのだろう
小さな ....
月下美人のつぼみは
僕から君へと宛てた
詩集の挿絵に
描かれていて
本当は籍を入れる時は
月蝕の夜になっていた
かもしれない
まるで仮眠でも
取るように
くれないに染まる月蝕は
....
そっと今も
地球に隠されている
新しい一日には
夜明けの太陽から
陽射しが煌めいて
鳥たちが
鳴き始める約束の朝
窓を開ける
君の微笑みに
旧来の知人から
感謝の手紙が届い ....
純白の雲から
いつか夏の終わり
銀色に耀く雨粒となって
熟れた小さな果実のように
堕ちていったBluesky
なくしていた蒼い傘が
見つかりました
遠く霞む
紅にたたずむ山脈の
....
やや乾いた
風がない
夜空のなかで
Schubertの楽譜から
不思議な音が響く
一瞬のあいだに
戦争写真家が撮影した
たった一枚の写真が伝える
真実みたいに
部屋中に澄みわたる
....
星がない夜空で
遠く昔に君が歩いたはずの
もう見えない足跡でさえも
まだアスファルトには
小さな熱としてこもっていて
切ない夏の夜に
孤独な月が隠れながら
白夜について
君のとても ....
真夏の彼方から
静かな夜空へと手前に延びる
扉を開けると
独り涙に濡れている君がいた
ぽろぽろ汗を流しながら
仕事から帰り着いたばかり
ずっと一緒に生きていこうと
伝えた僕は
花瓶 ....
寿退社する君へと
パッションフルーツを
プレゼントする昨日
月末に送別会があるようで
退社するときに演説する
練習をまたしている
揺りかごから
墓場までと云う言葉を
知っている?と ....
きっと初めから
死を覚悟して恋をしていた
随分前のことだけれど
彼女から
死にたいのだと
こっそりと
打ち明けられたことがあった
どんなに哀しくても
明るく振舞う
気立てのい ....
担架の中で目を覚ます
運ばれる直前の
記憶が定かではない
どこで何をしていたのか
今日がいつなのか
答えられない
なぜかはわからない
倒れるということは
命のともし火が消える
手 ....
光が少ししか
届かずに
かすかに耀く
とても小さな
砂漠だけの星へと
旅行をする
少女を描く
ある絵本を作ろうとする
少年がいるのでした
はるか彼方の銀河への旅を
描いた絵本を ....
晴れわたった休日の朝に
僕にとっては
世界で一番優しいのは
君だけだよと
伝えたのだけれど
宇宙で一番優しいはずだと
言ってくれた年上の彼女に
僕がもし火星人と
浮気をしたらどうする? ....
気まぐれな嵐は
ときおり吹き荒れて
数え切れないほど
散り始める
桜の花びらが
舞い落ちては
ゆったりと流れる
どこかの運河の水面を
どこまでも薄紅色に
染めるように
この春は過ぎ ....
最近
ユルキャラなる
年をとらないで
人気をとる
命が増殖して
時には人間よりも
元気に活躍している
ここでは新しい
ユルキャラを
企画したい
名前だけは
決まっている
....
二十歳になったばかり
一方的な失恋の末
浪人時代の
受験戦争に嫌気がさして
Cigaretteを吸い始めた
カリブ諸島原産のCigaretteは
大航海時代にコロンブスが
率いるアメ ....
彼女が突然
夜食にゆで卵を食べたいと云って
卵をふたつゆでた。
寝そべって
二人でひとつずつ食べながら、
話をする。
彼女には卵の黄身になってくれたら
僕は白身になって君を包みたいと ....
夕立は突然やってきて
落雷で鉄道の
運行が遅れている
雨宿りをしながら
駅の改札口で彼女と
待ち合わせをしていて
たくさんの
雨粒のなかには
彼女の残像を映す
きっとひと粒の
....
真夏の青空を
吸い込む
くちびるから
生まれる蝶の
羽根の色は
南太平洋の耀く
海の色よりは
ずっと淡く
抜けるような天空の
青空の色に近い
在りし日の情熱からは
傍らで誰か ....
{引用=※この詩は或る詩の朗読会の
招待状になっております。
コメント・ポイントをいただいた方へ
朗読会への企画案内のために私信にて
お誘いをご送付いたします。
なお、コメント・ポ ....
例えば人間の孤独な想いが
採れたばかりの
一粒のトマトだったとして
トマトにも生き甲斐ってものがあるので
想いには必ず相手があるように
朝も夜もトマトを待つ方が
必ずいらっしゃるでしょう
....
瞬きがまだ終わらないうちに
なくなってしまう
数知れぬ一秒にも
満たない想いがあるだろう
とは思うけれど
一瞬のあいだ瞬きをするうちに
恋の始まりはきっと
終わりのない愛になる
....
しごとがえり
げんかんのちかくで
むかえる
ねこのまなざしは
ききとして
ふぜいがあり
わらってしまう
えくぼはできる
*
あめのひ
いえのなかで
よくねむっていたねこ ....
朝焼彩茜色さんのりゅうのあくびさんおすすめリスト
(35)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ちょうど動物園の夜空で
-
りゅうの ...
自由詩
18*
15-9-24
政治家と詩人と戦争
-
りゅうの ...
自由詩
3*
15-9-21
メキシコ麻薬戦争と幻覚の病
-
りゅうの ...
自由詩
4*
15-9-4
タバコが世界に必要だろうか
-
りゅうの ...
自由詩
1+*
15-9-4
ぺんぎんの禁煙宣言
-
りゅうの ...
自由詩
10*
15-4-17
ぺんぎんの浪費癖
-
りゅうの ...
自由詩
17*
15-4-13
ずっと今を
-
りゅうの ...
自由詩
2*
15-4-11
裸火
-
りゅうの ...
自由詩
12*
14-10-12
嵐の夜に灯火を照らして
-
りゅうの ...
自由詩
10*
14-10-11
月蝕から遠くない日に
-
りゅうの ...
自由詩
16*
14-10-8
君の微笑みは世界の何処かに
-
りゅうの ...
自由詩
27*
14-9-23
Into_The_Bluesky
-
りゅうの ...
自由詩
19*
14-9-14
夜空と楽譜と
-
りゅうの ...
自由詩
9*
14-9-2
白夜の足跡
-
りゅうの ...
自由詩
10*
14-8-17
真夜中の向日葵
-
りゅうの ...
自由詩
16*
14-8-1
ラストメッセージ症候群
-
りゅうの ...
自由詩
15*
14-7-11
愛するということ
-
りゅうの ...
自由詩
6*
14-6-3
倒れるということ
-
りゅうの ...
自由詩
10*
14-5-27
こんぺいとう
-
りゅうの ...
自由詩
10*
14-5-22
もうひとつの日傘のチェリー
-
りゅうの ...
自由詩
8*
14-5-18
小さな春のタチェット
-
りゅうの ...
自由詩
17*
14-4-30
ユルキャラを企画してみる
-
りゅうの ...
自由詩
11*
13-10-3
Cigaretteが消していく未来と命
-
りゅうの ...
自由詩
8*
13-9-26
月を食む夢をみる鳥
-
りゅうの ...
自由詩
11*
13-9-21
一瞬と永遠はとても似ている
-
りゅうの ...
自由詩
8*
13-8-21
蝶はくちびるから生まれる
-
りゅうの ...
自由詩
11*
13-7-9
浜辺の朗読会への招待状
-
りゅうの ...
自由詩
8*
13-6-18
PostingTomatoReturnUnkwon
-
りゅうの ...
自由詩
5*
13-6-6
恋と愛のあいだの何秒か
-
りゅうの ...
自由詩
7*
13-6-1
ねこのだっそう
-
りゅうの ...
自由詩
8*
08-7-6
1
2
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