家族でテレビを観ているときに
死んだらどうなるかという考えに
急に抱きつかれて
子どものぼくは立ちあがった

狭い家の中を
歩きまわる檻の中の熊
家族は画面に気をとられて
徘徊に気づか ....
 
体がうごくとき、心もうごくだろうか?

心がうごくとき、体もうごくだろうか?


あなたに、うごくだろうか?




 
とんがりコーンを指にはめて突く パン屋の店員がかわいい
国民的美少女のような店員

名札には『まさひろ』
男みたいな名前だな
もしかしたら男性なのか。いや、そんなはずはない

他の店員を見たら名札には『さとう』、『 ....
にんにくをラップに包み考へる むやみに楽天しろって言っているのではない

誤解の無い様に

苦悩もかっこ良いが僕はNO天気な楽天を選ぶ

今日明日死ぬわけじゃなければ楽天してるほうがいい

多分死ぬ時も楽天してるか ....
ぼくは30代の頃
浴びるように酒を呑んでいたが
二日酔いになったことがない

ぼくは良くお袋の肩を揉んだが
肩こりを経験したことがない

ぼくは殴り合いの喧嘩もしたが
一度として骨折を ....
まだ涙はあるか血は流れるか
何かを忘れてはいないか

誰かを犠牲にしてないか
驕ったつらしてないか
問う事を忘れていないか

ともすれば自分の痛みに埋没して
痛み分けを忘れてほうけてる ....
 風を眺め
風と語り
 風を伝える

もうすぐ名前がなくなる村の
公民館の屋根のてっぺんで

 風を聴き
風と歌い
 風を奏でる

僕は少し錆びついた時間を
飽きもせずにつ ....
辛いこと貯めこんで利子がつく 言葉はいつも
心の思い出だった
流れだしていく言葉が
思いをもみ消していく幻で
そうではないことを認識する人は
霞んでいく山を見ている気がするんだ
何故だろうと思う世界で 目にする外の ....
春を背に首から下だけで散歩
もう海はないから
自分が海になるしかない
君は言葉を持ちすぎて
詩人をやめた

紙の自転車では
見える所までしか行けない
全部で20本もある指
ひとつひと ....
都市気候に密閉された

お洒落な箱にいます

外はとても過ごしにくいのだけれど

箱に入れば何もかも揃っていて安心

そこは好かれる気配が大切

優れていても劣っていてもだめ

 ....
山は愛ですか

海は愛ですか

空は愛ですか


ここは愛ですか

これは愛ですか

愛は愛ですか

ぼくは変ですか

ぼくは愛ですか


山は愛ですか

海は ....
雲がちぎれて流れる

風はある気配をはらんでいる

君の瞳の中にある感情

配置とバランスが変わってゆく

静かなダイナミズムをもってものごとが動いてゆく


遠くで闇が切り裂か ....
モテる薬の研究はじめ出来た頃には百五歳 できごころが抜けなくなっている ベルトもなしにジェットコースター乗せられている はるうらら

うららかなひる

ひるよりねむる

むさぼるあいぶ

こいこいあい

さみしいひとよ
残ったのは自分だけ
確かなのは感覚だけ
この世界を見る自分の目はなにを映して
この世界を感じる自分の心は何色になるのだろうか
もし目が見えなくなっても
心が灰になっても僕は生きていきます ....
  透明な石になりたかった
  あなたのからだを
  ただ
  通過するだけの



  暴かれることのない
  巧妙な嘘になりたかった
  ひとのこころのくらがりに
   ....
ひるがえる感覚

春の風に吹かれて

私の感覚はうらおもてひるがえる

凹凸感のある手触りが気持ちがいい

どこか遠くまで飛んで行けばいい

ひるがえりパタパタと

私の感覚は ....
天気予報がはずれるのは

なぜなんだろう

不確定要素でもあるんだろうか

だとしたら不確定要素は

どんなメカニズムで現れるんだろう

天気予報ぐらい

わかりそうな気がするんだけど


ぼくより賢 ....
もうずいぶんひとにに押されていきてきたようなきがする

妻や子供にもめいわくをかけた

でもいっぽん筋を通そうと思った

この年で


せめて残りの時間を拡散しない正しいもの ....
  連なっている
 ひとつひとつは
いびつななりであったとしても
 連なることによって
  ハルモニアを産んだ

   重なり合っている
  響き合っている
 ひしめき合っている
峰 ....
指先だけをひっぱって

ちいさなお花に足とめて

桜の土手をうえに見ながら

ごろごろごろごろ花見する


疲れてきたらストレッチ

ワープしたけりゃHey!タクシー

帽子 ....
雨ニモ灼熱ニモ

寒イ風ニモ地震ニモ揺ラガナイ

ヒトニハ依存セズ

アア、ボクモソウナリタカッタンダア、

ヒトヘノ嫉妬ハソウ受ケ入レ

裏切リニハ同情デ対処シ

 ....
 
 
昼休み、お弁当を開けると
中には凪いだ海があった
これはどうしたことだろう、
と電話をしても妻は出ない
それどころか、
海の中から聞き慣れた着信音がする
海が見たい、と言ってい ....
からだもこころもつらいとき

ぼくはやさしくなれる人間だ

それがわかった

それだけでもぼくには価値があった

からだもこころもつらいとき

あのひとはがんばってくれていた

 ....
ご存知の方も多かろうが群青は泡沫恋歌さん主催の創作集団である。
メンバーは恋歌さんはじめ空の珊瑚さん木原東子さん為平澪さん十六夜KOKOさん等現フォの女流の粋を集めたまさに梁山泊である。
なかに映 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
彼岸の日に- 殿岡秀秋自由詩413-4-1
うごくだろうか?- 殿上 童自由詩21*13-3-31
とんがりコーンを指にはめて突く- 北大路京 ...自由詩613-3-31
まさひろ- 北大路京 ...自由詩313-3-31
にんにくをラップに包み考へる- 北大路京 ...俳句113-3-31
楽天主義のすすめ- 梅昆布茶自由詩513-3-31
ひとつの悲しみ- HAL自由詩8*13-3-30
もう一度孤独になる- 梅昆布茶自由詩13*13-3-30
風見鶏- nonya自由詩19*13-3-30
辛いこと貯めこんで利子がつく- 北大路京 ...自由詩1613-3-29
white_is_black- 番田 自由詩413-3-29
説明できない- 左屋百色自由詩6*13-3-29
都市気候とお洒落な箱- 灰泥軽茶自由詩9*13-3-29
問いかけ- 吉岡ペペ ...自由詩413-3-28
暁の部族- 梅昆布茶自由詩1513-3-28
モテる薬【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...813-3-28
できごころが抜けなくなっている- 北大路京 ...自由詩413-3-28
ベルトもなしにジェットコースター乗せられている- 北大路京 ...自由詩513-3-28
つらつら- 田園自由詩3*13-3-28
最後には- 勇者自由詩113-3-28
Being- 草野春心自由詩713-3-28
春風- 灰泥軽茶自由詩5*13-3-27
天気予報- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-3-27
流れながら- 梅昆布茶自由詩1713-3-27
文脈- そらの珊 ...自由詩17*13-3-27
お花見- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-3-27
ボクハ強インダ- 吉岡ペペ ...自由詩1213-3-26
海弁- たもつ自由詩1713-3-26
わかったこと- 吉岡ペペ ...自由詩413-3-26
創作工房「群青」薄紅に染まりし夕暮れ・十六夜KOKO・帰って ...- 梅昆布茶散文(批評 ...11*13-3-26

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