開いて
閉じて
開き直る

胸のちょうつがいを
ギシギシ言わせて
自分の扉を開け放つ

隅から隅までよく見てみやがれと
立ち塞がった戸口の後ろで
気弱な本体が震えている

 ....
拡がる電波

急かす最先端のその先を

終わりのない文明開化

空を見上げる度に

何かを忘れていった
『わたし』から『おれ』へと変わる地元飲み二人が身体共有してる 投げキッス打ち返されている 投げキッス横取りされている よく晴れた日の朝、公園の人々は僕に優しい。
それぞれの日課をこなす人、ふらりと散歩に来た人。
見ず知らずの人同士がお互いに軽くスマートな挨拶を交わす。
素晴らしい一日の始まりがここにある。
 ....
金色のさなぎ

ぼくは頭で考えてしまう

なぜ金色なんだろう

なぜ金色は美しいんだろう

この金色はなにでできているんだろう

意味や理由はあるのかも知れない

でもそれは

人間本意の意味や理由で ....
雨ですね
言葉がふえる季節

無口な人の傘が
はっとする色で驚く

傘がそのまま人の
数になり
忘れられるものもまたある

帰る頃には晴れて
笑顔になったり
いっそう激しくなっ ....
上陸し測量を始めるとすぐに汗はやんだ

ここまで来るあいだの乗り物のなかのほうが遥かに暑かったのだ

三人一組になってそのうち二人がレーザーポインターで位置決めをした

もうひとりがその距離を測ってい ....
相対愛対 おみやげの賞味期限切れてた Aカップの拇印 私は舞い降りた

そっと爪先で立ち

首筋と背筋を伸ばし

ふんわり舞い降りた

私は言の葉の妖精 


誰かが私を呼ぶ声に

そおっとふんわり

舞い降りた

私は ....
俺は 
俺以上でも 
俺以下でも 
無い 
みじめな俺も、俺。 
時折かっこイイ俺も、俺。 
どちらも、俺。 
ならば? 
悩みの全ては外面上の(夢)であり 
俺は俺として、俺を背負 ....
  冬の蛇のように
  ゆるやかなとぐろを巻き
  光たちはもう、
  眠りに落ちてしまったから
  わたしは雨の音だけが
  心を満たしていてほしい
  歌をうたうくちびるのよう ....
風は雲を押し流す
雲の願いは
移動すること
あるいは変異

低い雲は
厚く
光を遮って

高度を増すにつれ
透けて
かすれて


雲は迷いだろうか
それとも
願い なの ....
あした多分死なない

多分の確率は活断層みたいなもんだ

そこで地震が起こったことがないから

活断層じゃなくて

たんなる断層なんだというだけの確率だ

きょう訓練を受けてあらためて後悔した

俺は ....
消えない過去、死してなお終わらない未来
人生とは人の中身そのものである

うぬぼれなんかじゃない
誰かから褒めてもらった喜びを
いつまでも失いたくないだけだ

不器用なんかじゃない
誰 ....
 そよいでみるか

 みどりのさくら

 みじかいはるに

 もやしてみるか

 みえないものの

 たゆたうながれ

 みえるようにと

 そよいでみるか

 そ ....
ゆくすえは
どこまで見まもることが
できるのだろう

吃音のことで
それほど悩んでいたなんて
知らなかったけれど
親は子の悩みを
まるごと肩代わりすることはできないし
してあげたいけ ....
悔い残さなきゃあかんやろ ストーカーじゃない あれはFBI 完全なる存在を

夢見ることができるのは

人間だけだから

だからぼくらは自由なんだ


生きている純粋を

感じることのできるのは

人間だけだから

永遠を想ったり

無常を想ったり

そんなこ ....
空を隠すにはみどりだ

みどりがいちばんだ

風や光を感じるにはみどりだ

みどりがいちばんだ

この貧血は気圧のせいだろうか

ショックなことでもあったのだろうか

みどりと血液には

なにか関係で ....
自分についた嘘が真実になる いただきます言わないで食べた 身体のなかにわだかまっているものたちが心を刺す
なんだかチクチクして気色悪いのだが我慢する
もういいさ年貢の納め時だと何かが言ういや違うと別な声もする
人間はこうやってせめぎ合いながら生きてゆく ....
広大な湿原に風はぬるく、軟体生物のような草がゆらゆら揺れている。
光と影の世界でその生命をしたたかに維持している大湿原。
ここから抜け出す事はできない。
ここでは誰もが勇者に祭り上げられるこ ....
一体、いくつもの衣を脱ぎ捨てれば、立派な大人になれるのだろう。
一体、どのくらいの時を費やせば、立派な大人になれるのだろう。
一体、幾人もの愛する者と夜を共にすれば、立派な大人になり得るのだろ ....
ちょっと暑いので

ちょっとだけ窓を開ける

そよそよ風が入ってくる

肌を撫でなんとも心地良く

ひんやり身体と

心を落ち着かせてくれる

そうちょっとだけでもいいんだから ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちょうつがい- nonya自由詩23*13-5-31
空の木- 秋助自由詩1*13-5-31
_『わたし』から『おれ』へと変わる地元飲み二人が身体共有して ...- 北大路京 ...短歌2*13-5-31
投げキッス打ち返されている- 北大路京 ...自由詩213-5-31
投げキッス横取りされている- 北大路京 ...自由詩413-5-31
朝からの訓示- ヒヤシン ...自由詩5*13-5-31
金色のさなぎ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...6*13-5-31
相合傘- 朧月自由詩713-5-30
蝶々- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3*13-5-30
相対愛対- 北大路京 ...自由詩113-5-30
おみやげの賞味期限切れてた- 北大路京 ...自由詩313-5-30
Aカップの拇印- 北大路京 ...自由詩213-5-30
柔らかな日差しに・・・- tamami自由詩613-5-30
重力の在る世界で_- 服部 剛自由詩513-5-29
雨の日の花- 草野春心自由詩813-5-29
風に・・- Lucy自由詩8*13-5-29
愛するひとへ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-5-29
無題- Neutral自由詩3*13-5-29
素粒詩骨詩- ただのみ ...自由詩15*13-5-29
ゆくすえ- そらの珊 ...自由詩21*13-5-29
悔い残さなきゃあかんやろ- 北大路京 ...自由詩313-5-29
ストーカーじゃない_あれはFBI- 北大路京 ...自由詩613-5-29
純粋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-5-28
HINNKETSU- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-5-28
自分についた嘘が真実になる- 北大路京 ...自由詩613-5-28
いただきます言わないで食べた- 北大路京 ...自由詩113-5-28
微熱の季節に- 梅昆布茶自由詩1013-5-28
湿原から草原へ〜(・・猶予。)- ヒヤシン ...自由詩2*13-5-28
熱情- ヒヤシン ...自由詩1*13-5-28
窓をちょっとだけ開ける- 灰泥軽茶自由詩713-5-27

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