こんなの詩じゃないと
お叱りを受けそうですが
まあ、いいだろう
と、寛大な心の方はご覧ください
*
小さい頃のわたしは
引っ込み思案で 恥ずかしがり屋
自分から友だちを ....
両親が若気のいたり続けてるやけに激しい風が吹いてる
番長に催眠術を試されてやけに激しい風が吹いてる
初夏の風くるりくるりとぶんまわし
私は生きることが好きだから
すべての生き物が好きです
犬は子どもの頃に
一度だけ飼っただけで
それ以来
飼ったことはありません
彼らはあまりにも人間に
忠実すぎて
どんな理不尽 ....
ノアの方舟に乗船拒否されたやけに激しい風が吹いてる
とつぜんのスコール
つみのない車の天井をひどく打つスコール
悪いのは人間
じっさい痛いのも人間で
こういった音を聞いて黙っているのが人間
黙って、このままながれていけばいいのに
....
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ
沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに
わたしは座る
青空がゆれている
かなしいという言葉がなぜか
小さな虫みたいに空気をうめていく
なつかしい歌を思いだして
気持ちだけが静かになっていく
....
私は誰もが知っていることを知らない。
私は誰もが知らないことを知っている。
誰にもみえるものが
私には見えない。
誰にもみえないものが
私には見える。
あなたは今、
笑 ....
月の昇らぬ砂浜に
唐紅の空眺め
忘れた歌を想い出す
衣を染めた白鳥は
空ろな波に身をまかせ
帰る棲家を知らぬよう
ほつれた髪は風に散り
軋む素足は地に呑まれ
潮にこうべを晒 ....
夢を
見ていたわけではないが
清潔に密閉された
乗り物に吸い込まれ
みんな姿を消した
とにかく歩いていれば
少しずつ小さくなり
やがて点に
なれるのか
見るたびに痩せる空洞の中
僅 ....
オレ抜きで二次会をするつもりだなやけに激しい風が吹いてる
初めての大人の自動販売機やけに激しい風が吹いてる
朝陽から刈り取って食卓に供えられた獅子の首
金色は瞬く間にとけて白い皿に蒼く翳りを残す
あるいは初めから造られなかったニケの頭部
永遠に像を持たない神聖 あらゆる問であり答え
あなたは ....
清らかな小川の流れに言葉は産まれ消えてゆく。
願いは祈りになりあの山の向こうへ放たれる。
初夏の訪れと共にやってくる想像を
使い古した手帳に書き留める。
白樺の林の中で虫たち ....
いまは亡き
父母の遺影に
重なった
ぼくの頬笑み
瞳に映る
妹の
心音はかり
数かぞえ
医師の言葉を
静かに聞いた
胃を失くし
真先に往くと
言い放ち
姉だけ残る ....
寂光の
夢みて
今宵も沈む
のべられた
布団のつめたさ
心地よい
いまひとつ
琥珀をあおぎ
ねむりつく
やすみつく
しとねの綿が
肩を抱く
眠れない
夜が漂い ....
癒えた夜
様々想い
明日をみる
しばらくの時
楽しむいまは
たどたどと
伽羅を取り出し
香り聞く
今宵の痛み
忘れるために
甘苦い
香りに漂う
楽しみは
はじめて ....
オムレツにケチャップで書く好きの文字その上からマヨネーズでバツ
レゴ製のバベルの塔が崩される父の上司の娘によって
薄暗い部屋の奥に、
くすんだ肌色の布が掛けられた祭壇が設置され
(段の上には、
大小無数の古びた細長い金属製の小物類が重ね置かれている)
そのすぐ向こうの仕切り障子窓は、
両端がわずかにあけ ....
嘘を重ねるたび丘の雲は地表を露わにする。
それはどうにもならないくらい現実で
自分の歴史の中の恥を上塗りしてゆく。
自責の念は何の解決にもなりはしない。
穏やかな音楽も今は音 ....
武器としてとんがりコーン指にはめやけに激しい風が吹いてる
帽子から飛び出すはずの鳩でしたやけに激しい風が吹いてる
黄色いシーソーが二つ
同じ方を下げて
ならんで寝ころぶ恋人同士みたい
ブランコも二つ
風にほんの少しだけこぎ出して
仲睦まじそう
のっぽの滑り台はひとり
空を見上げている 雨が ....
パソコンに向って
キーボードを打っていたら
ブ~~~ン
という音が聴こえてきた
蚊か?
気づいた時にはもう遅い
手と足と三ヶ所 刺された後だった
痒い 痒いと掻きむしりながら
蚊の気配 ....
中学生の頃のよう
なんとも言えぬ息苦しさに耐えてます
あの頃もてんかん発作に怯え
呼吸のしかたが分からなくなりました
あれから十年以上たったのに
今はがんが怖くなりました
いいえ、ずっと怖 ....
さらさらと
霧雨がふり
渡すのは
銀砂のような
きみの頬笑み
窓越しに
銀の雨降り
珈琲の
苦さに映る
君の面影
てのひらを
静かに濡らす
銀の雨
微かに過ぎる
....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5160)
タイトル
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【_私の友だち履歴_】
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泡沫恋歌
自由詩
17*
15-7-15
両親が若気のいたり続けてるやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
4
15-7-15
番長に催眠術を試されてやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
3
15-7-15
初夏の風くるりくるりとぶんまわし
-
北大路京 ...
俳句
4
15-7-13
どうぶつ
-
一 二
自由詩
5
15-7-13
ノアの方舟に乗船拒否されたやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-7-13
スコール
-
七
自由詩
8*
15-7-13
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ
-
北大路京 ...
短歌
4
15-7-12
沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに
-
北大路京 ...
短歌
5
15-7-12
青空
-
草野春心
自由詩
6
15-7-12
蕾
-
あおい満 ...
自由詩
8+*
15-7-12
浜辺
-
レタス
自由詩
5*
15-7-12
逡巡
-
noman
自由詩
2
15-7-11
オレ抜きで二次会をするつもりだなやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
5
15-7-11
初めての大人の自動販売機やけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-7-11
わたしが詩の中で掻き抱くあなたは
-
ただのみ ...
自由詩
17*
15-7-11
蛍の光
-
ヒヤシン ...
自由詩
14*
15-7-11
残された者
-
レタス
短歌
3*
15-7-11
おやすみ
-
レタス
俳句
2*
15-7-11
香り酔い
-
レタス
短歌
2*
15-7-11
オムレツにケチャップで書く好きの文字その上からマヨネーズでバ ...
-
北大路京 ...
短歌
3
15-7-10
レゴ製のバベルの塔が崩される父の上司の娘によって
-
北大路京 ...
短歌
4
15-7-10
境界域
-
たけし
自由詩
1*
15-7-9
疼き
-
ヒヤシン ...
自由詩
11*
15-7-9
武器としてとんがりコーン指にはめやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-7-9
帽子から飛び出すはずの鳩でしたやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
3
15-7-9
雨の日の公園
-
ただのみ ...
自由詩
17*
15-7-8
【_蚊を殺す_】
-
泡沫恋歌
自由詩
16+*
15-7-8
父へ
-
川瀬杏香
自由詩
13+*
15-7-7
銀の雨
-
レタス
短歌
2+
15-7-7
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