私のこころには

ちっぽけな美しさがある
ささやかな優しさがある
愛された記憶がある
愛した記憶がある
ただただ
愛するひとの幸せだけを祈った純粋がある

醜さに満ちたこころにも
 ....
私には
いのち以外の何もない
だから
新たな私を構築できる

今からは
幸せな私になろう
料理が同じ食材でも
全く違う料理になるように
喜びをただ喜ぼう

ひとさまに
何かして ....
道は定めた
もう彼に累が及ぶことはない

決意というアドレナリンが
私を支えている
そよ風で編まれた
風の言葉に
連れられて
私の耳は進んでゆく
行く先は分からないまま
雑音混じりに
聞こえる
ここから
静かに静止する
最後まで
たとえ無様な最期であっても
「あ ....
さまざまな
自分の欲と
向き合えば
不安の元はここにあるから
放てば満ちるさ



光合成をする
青葉
陽に
透け
足るを知れ私







 ※ 五行歌 ....
お見舞いを書くのは
ふつう七月か八月だったけど
六月の梅雨どきに
「猛暑の候いかがお過ごしですか」
という葉書を出したら
笑われるだろう

それでもほんとうに
実に暑いから
冷房理で ....
その立派な姿に

私はオドロイタ

どこの誰だかは

すぐには理解したが、

今の私からは想像できなかった

自信に溢れ

ゆうゆうとゆったりした佇まい

静かな口調で
 ....
まぼろしから来てまぼろしへ帰る 風
  雨に濡れたまま本は閉じられる
 けだるさを膝に乗せ猫でも撫でるよう
わたしという約束はとうに破られた
そこから多くの虫が湧き宇宙を模倣する
あなたの肌 ....
息を吸う

息を吐く

息を吸って

息を吐いて

吸って、吐いて

息を繰り返す

生きる事は

息ること
炬燵出す心のどこか片隅に

あたらしいバイクの走る冬の街

猫座る手編みのかごのお正月

クロネコのトラック明日はクリスマス

偶然を必然としてポインセチア

冬鳥の鳴く樹 ....
一度
深呼吸をする

もう一度
深呼吸をする

問題がどんなに根深いとしても
天空には風が吹き渡っているじゃないか
明日核戦争が起こるとしても
私は普通に生活を送るだろう
私の肚は決まっている
今日生きる生活は
今日生活する命
明日生きる生活は
明日生活する命
水のように眠った
連続する穏やかな
体液の水面
幾つかの色を見つけては
金属の味にしたがって
溶けていく
あなたが寒がるから
手袋とマフラーを買った
行く所がある訳でもないのに ....
節分

鬼さんこちら 手の鳴る方へ
遠ざかるのは
誰の声 時の足音


ご飯

一人分の 米を研ぐ
冬の大三角
溢れそうな乳白の光

こーひーぶれいく
ですね
思いをペンに

紙へと落とし

縦糸に撚(よ)る

文字を染めて

言葉を紡ぎ

横糸に渡す

ガチャン
ガチャン

言葉のシャトルが

リズムを刻む

文字は単語に

 ....
道の駅五月の鯛に鱗あり

冷素麺ふたりで食ぶはいと旨し

親友の手術を祈る五月尽
人間はなぜ生きるのか 死ぬのか
大いなる問いが 大いなる答えとなる
問いを立ててから30年
まだまだ求道の旅は続く
大いなる問いは
私自身の生き方となる
ずいぶん昔の自分の詩を
読み返すことがある
ちょくちょく読み返して直したりすることもあれば
十年ぶりくらいに掘り出してきて、ただ
読んでみたり
いいとか、わるいとか
そんなことも思わずに
 ....
僕らは 海から生まれたのに
どうして 鱗がないんだろう

ああ そうか 寂しかったのだ
こころを 抱きしめたいのだ
願わくば どうか
あなたにも 抱きしめて欲しいのだ

じっとりとぬる ....
わだかまりを引き摺ったまま
辿り着いた朝

とびっきり苦いコーヒーで
昨日を飲み下す

垣間見る液晶は
物価高とゴシップと
ヒトやモノが傷ついた話ばかり

息が詰まるような気が ....
使い古しの言葉に安心を感じて
寄り掛かるように安定を求める

いつになったら腐りかけの胎内から破り出でて
産声を挙げるの
新しい言葉

誰も聞いたことも見たこともない
初めて触れてハッ ....
叫んでみれば誰かに届くだろうか
こんな思いはひとりじゃないって
みんなバラバラの速度で生きているけど

僕はどうかしている
電車で隣の席の人が
僕の目の前の老人に席を譲った
僕はスマホに ....
 暦(こよみ)と呼んでいたころが懐かしい

 ○を付けたり

 ハートマークを書いたり

 大安 仏滅 友引 先勝 赤口

 いにしえからの伝承の言葉が

 その日その日に意味 ....
生きているー。
この奇跡とも言うべき出来事に
私は歓喜に打ち震えている
生きている 生きている 生きている
生きているからこそ
歓喜に打ち震える事も出来る
今生命は
宇宙をも包み返す
 ....
試されているのはいつも自分の方
相手が襲い掛かって来たら
防御はするけど
なぜ襲い掛かってきたのか
考え
質問をする
自分に非があれば直す
試されているのはいつも自分の方
桜の季節
 ....
言葉は生命であり
生命は言葉だ
仏典に曰く
「言と云うは、心の思いを響かして声を顕すを云うなり」
嵐のように激しく言葉を!!
太陽のように光輝く生命を!!
新しい言葉は新しい生命であり
 ....
代価は購わなければならない
それはそうだけど
もう少し前向きに考えてもいい
君に出会い
人間を愛する事を知って
私は勇気をもらった
明日もがんばれそうだよ
イノセントな白いワンピースの君
強い風の中スカートをなびかせる
いつまでもいつまでも
私の心の鏡に写っている
永遠なんて信じるかい?
私は信じる
君の存在があるから信じる
自分を憎むしかないのか
それももうやり尽くした感がある
もう充分だろう
輝く自分を
ありのままに愛せればいいじゃないか
古傷が痛むことだってある
それは仕様がない
要はそれを伸び代にして
成長していくしかない
季節が巡れば
必ず花は咲く
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5172)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こころ- りつ自由詩10*25-6-27
可能性- りつ自由詩4*25-6-27
アドレナリン- りつ自由詩2*25-6-27
風に乗り_今を生きるのだ- こしごえ自由詩13*25-6-23
※五行歌_二首「足るを知れ私」- こしごえ自由詩8*25-6-23
六月の猛暑- けいこ自由詩8*25-6-22
未来の私に出会った- 多賀良ヒ ...自由詩425-6-20
記憶に種を撒く男- ただのみ ...自由詩3*25-6-7
生きる事は息ること- 多賀良ヒ ...自由詩325-6-6
憧憬通信_2021春____蒼風薫____- 梅昆布茶 ...自由詩825-6-4
- 渡辺亘自由詩625-5-28
生活- 渡辺亘自由詩325-5-27
優しい沈殿- たもつ自由詩525-5-26
こーひーぶれいく- 梅昆布茶 ...自由詩1425-5-25
詩布- 多賀良ヒ ...自由詩125-5-25
美しき五月の終り- けいこ俳句4*25-5-25
問い- 渡辺亘自由詩225-5-23
歩く- 高林 光自由詩525-5-22
海の体温- みぎめ  ...自由詩425-5-18
スランプ- 夏井椋也自由詩15*25-5-17
コトバ- 栗栖真理 ...自由詩8*25-5-17
スマホの呪縛- 自由詩7*25-5-17
カレンダー- 佐白光自由詩4*25-5-17
生きる- 渡辺亘自由詩225-4-28
いつも- 渡辺亘自由詩225-4-9
言の葉- 渡辺亘自由詩125-3-19
代価- 渡辺亘自由詩325-2-24
無題- 渡辺亘自由詩225-1-28
五行歌- 渡辺亘自由詩225-1-28
- 渡辺亘自由詩325-1-16

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