愛の迸る行為の後、裸のお前に女を見る時、
俺はいつも大きな母性を感じる。
自分が男でいる事の頼り無さを感じる。
これは悪しき習慣だ。

ベッドの中で体を摺り寄せる女のお前に
俺は対等な ....
銀河系のその果てに散っていった星々よ。
再生の時を待ち、いざ解放の雄叫びを上げ、玲瓏と生まれ出でよ。
絶望の闇を抜け、苦悩を苦悩と知りながら、
輪廻の法則に則って、高らかな歓喜の出生を奪え。 ....
タクシーを止められなかった手で背中をかく 放り投げたものが渡っていく
橋が暗闇にかかっており
おまえはそこんとこを疾走する
車の中の横顔を見たようだが
先ほどから雨脚は強くなり
強くなりしていく雨脚にまぎれて
見えない
遠く見え ....
いちばんたいせつなもの

財布だろうか

いのちだろうか

ものとかだろうか

いちばんたいせつなもの

いちばんなんてあるのだろうか

いちばんってなんだ

なに決めつけ ....

君の人生と
私の人生は交差した
何物にも替えがたい
時が光る


君の命は花咲いた
しかし
この恋は仇花
何の果実もつける筈もない

祈りが虹になればと思う
現実でも ....
弁当を作りながら
異能する君は謎の生命体
昨日までの怒りと不満が
女のカタチに脱皮して行く
鉤爪は残したままで

朝は不躾に明るい破魔矢
夜明けの夢を葬り去って
吉凶を告げるかのように ....
遠くの街の錆びた街路樹に
薄紅色の吐息が咲く
秘密めいた儀式は終わりがない悪夢によく似て
通りすがりの足音を数える孤独な作業みたい


蛇口からほそく水を落とす
鉄くさい地 ....
お揃いの指輪が揃って入らなくなった 肩たたき券にプレミアがついた   古い蝉が、この部屋の
  窓に貼付いて乾いている
  色々なものが置かれていたが
  結局ひとつもとどまらなかった



  きょうの月は、頼み方しだいでは
  ベランダに ....
赤い糸が黒ずんだ いつでも
どこでも
どんなことに出くわしてしまった時も

わたしは大丈夫じゃないままに
受け止めてくれている大地がそこにある。

たおれてしまっても大丈夫なんだよ。
すぐにたちあがれな ....
ゼミ旅行が4カップルと俺の9人 目を瞑って鍵盤にそっと乗せるだけで
軽やかに舞い始める私の十本の指
やがて目の前にお洒落なショパンが現れて
揺れる私の肩をそっと抱いてくれる





「お母さん、私ピアノを習ってみ ....
おばさんは一日にして成らず

常識がないと人にいうあなたの方が常識無し

若者言葉ネットで検索中

何度聴いても覚えられないパソコン用語

話を聴いてくれる相手を探してる

助走乗 ....
底のない柄杓で金を掬っている 賽銭は出世払い 円高ドル高俺安 遠くから見る誘われてない花見 怪獣の足元に咲く桜かな 人生は短い寝る オープンカーで走りたい雨が降る 誰にも
知られたくないことって

本当は誰かに
いちばん理解して
もらいたいことなのかも知れない

止まっていた
私の時間は

君に出逢った
あの瞬間から動き始めた
 ....
歩く

歩くとは

あがき続けること

理想を手放さず

それでも

いらいらしていよう

完成したくない

完成したいままでいたい

コントロールしよう

感情で ....
地平の果てに辿りついたぼくは
打ちのめされていた

25歳の夏に
時間の終わりがやってきた
空間もそこではぴったりと
閉ざされていたのだ
東京の新宿
早稲田通りを路地へ入った住 ....
破裂した精神から
無数に咲き乱れる
色とりどりの気球
大気圏を目指すアストロノーツ

「僕らはこの星の火傷そのもの
 剥離する瘡蓋だ―― 」

 ――なのに捨てきれない!

抱き寄 ....
「え」を「ゑ」と書く女といて鏡の中 冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢 絶交をしたこと忘れ春日影
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5172)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
男の小さな見栄- ヒヤシン ...自由詩10*14-4-13
願い- ヒヤシン ...自由詩7*14-4-13
タクシーを止められなかった手で背中をかく- 北大路京 ...自由詩1114-4-12
水切り- 春日線香自由詩314-4-12
いちばんたいせつなもの- 吉岡ペペ ...自由詩514-4-11
祈り- 渡辺亘自由詩214-4-11
ハッピーマニュアル- ただのみ ...自由詩16*14-4-11
白い花の抜け落ちる憂鬱- あまね自由詩714-4-11
お揃いの指輪が揃って入らなくなった- 北大路京 ...自由詩614-4-11
肩たたき券にプレミアがついた- 北大路京 ...自由詩314-4-11
古い蝉- 草野春心自由詩1014-4-10
赤い糸が黒ずんだ- 北大路京 ...自由詩614-4-10
人間、この尊きもの- 七尾きよ ...自由詩414-4-10
ゼミ旅行が4カップルと俺の9人- 北大路京 ...自由詩414-4-10
頼りないショパン_不器用なベートーベン- 夏美かを ...自由詩30*14-4-9
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の五- 泡沫恋歌俳句9*14-4-9
底のない柄杓で金を掬っている- 北大路京 ...自由詩214-4-9
賽銭は出世払い- 北大路京 ...自由詩214-4-9
円高ドル高俺安- 北大路京 ...自由詩614-4-9
遠くから見る誘われてない花見- 北大路京 ...俳句214-4-8
怪獣の足元に咲く桜かな- 北大路京 ...俳句4*14-4-8
人生は短い寝る- 北大路京 ...自由詩714-4-8
オープンカーで走りたい雨が降る- 北大路京 ...自由詩114-4-8
アイスクリーム- chiharu自由詩5*14-4-7
あがき続けること- 吉岡ペペ ...自由詩614-4-6
25歳の夏〜39歳の春- オダ カ ...自由詩4*14-4-6
地球詩人- ただのみ ...自由詩24*14-4-4
「え」を「ゑ」と書く女といて鏡の中- 北大路京 ...自由詩814-4-4
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢- 北大路京 ...短歌414-4-3
絶交をしたこと忘れ春日影- 北大路京 ...俳句614-4-3

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