僕は疲れていた
疲れていないはずはないのだ だけど 
そんなことを 雲の向こうに 考えていた気がする
ぼやけた 島が見えた気がした


人に会った気はしない
眠気が次第にやってきた
僕 ....
宇宙が素足で降りてくる 親指と人差し指をくっつけて

くるくると

小さな切れ端か何かをまわしてごらん

そよそよと

煙がうっすら流れていって

誰かがあれれと

寄ってきて楽しそうに笑うよ
二十歳前後までの人生の幸福とは
花びらのように可愛く
また、はかない
その一方、かけがえのない人を
失った悲しみは強く、また永し
花びらのような幸福は
花びらよりも早く散り
枯枝の悲しみ ....
海は青く大きくて

波はいい波ま白い飛沫

海は暗く明るくて

分厚い意味も光り輝く

おーい海、海よ、

風化させじと俺は行く


惨事の爪痕

整えられて

風化させじ

と俺は行く

校舎の張替 ....
レースのカーテンを
くるっと頭に巻いて
わたしは花嫁さん

バラの模様のテーブルクロスを
ふわりと羽織ると
わたしはお姫さま

お手伝いようのほうきに
さっとまたがると
わたしは魔 ....
ふるさとは青い色した星でした捨ててきましたアナタのために 今が 日付を一歩跨いだのか
時が 向かい風のようなのか

昨夜から
     今朝へ
        光が溢れ

新雪積もって白紙に戻り
一文字人文字人間が
寒い眠いと起き出して
 ....
 暇だし、日曜だし、外出するのも億劫なので、趣味について書いてみようかと思う。
 ゛お前の趣味なんて、誰が知りたがるんだ? ゛と思ったそこのあなた。侮ってはいけない。僕にだって興味を持ってくれる第三 ....
ドライヤー両手に持って眠ったら夢に出てこぬ妖怪ウェット 見捨てることは
見ることを捨てることだ
見ることを辞めることだ

そこに人が倒れていても
人かどうかも見ずに
ただ邪魔なものだと想い
躊躇なく踏みつけ前へと急ぐ

誰もが倒れ人を気に ....
ほんとに大事にしなきゃいけないことを
私はすぐに忘れてしまう
思い出すために忘れてしまうかのように

まよいごとが
広がる道はいつまでも
広いまま

思い出せ
心の中の声をきいて
いろんな時空がひとつに在る

それが

ひとつが在る

そういうことを教えてくれている


遠い朴訥なこえ

山の端にかかる虹が

柔らかい

たまにわがままになる

 ....
庭先から線香の香り
不意によぎる鉛色
殺伐
カレンダーのない部屋
起きたら茜色の光


ニュースは無常で埋まる
軋みとかたむく振り子
そしてきれいなお姉さん笑った
明日も天気は晴れ ....
みんなで
思い出の中にひたっていられていると 思っていた
みんな
私の思い込みだった
私だけの 空想だった

ずっと同じでいられると思っていた
行く場所も戻る場所もみんなと一緒だと
思 ....
合法の薔薇に怯える うとうとしてる人の隣に座る 人間の心は母の腹に置いてきました 心細さも

雨があがるように

風に雲がうごいてゆくように

ぼくはほんとうにひとりなんだよ

あなたもほんとうにひとりなんだ


感じる

感じるってやつは

時空を簡 ....
神よりも偉いのだけど蟻よりも偉くないのだ四十二歳  曇らせた
車窓に
鏡文字で書く
次逢える日と
ハートのマーク
コノヨニアナタガアルカギリ

コノミヲカゼニナビカセテ

トオクノソラヲアオギミル
花に吹かれ風が揺れている シースルーエレベーター
不揃いなビルの列
ぼやけて見えるのは
雨のせいだけじゃない

愛を惜しんだ者に
背中を追う資格はない
傷を怖れた者は
不平を口にしてはならない
 ....
車で信号を待つひと時は 
役者が舞台にあがる前の 
あの瞬間、に似ている 

交差点を 
右から左へ、左から右へ 
車はゆき交い 

のたり、杖をつくお爺さんと 
たたた・・・と駆け ....
秋のソラ

じゃがりこをボリボリしながら

夜空を見上げたら

君を想い出したんだ

一つの星に目を奪われながら
ボリボリ

君との想い出が
夢だったんじゃないかって
感じる ....
昼下がりの公園
子どもたちが四、五人集まって
わいわいやっている
何だろうかと覗きこんだら
身体が一番でかい男の子が
カマキリを手に持っている
青い立派なカマキリだ

「今から、このカ ....
自分探しの旅100年目 星屑
光輝き
散る定め

瞳を閉じて
開けるころには
何事も無かった様に

頭の隅には
あの時のあの空の輝き
密かに残っている

また空を一回転

夜空には星が浮かんでいる
たぶん

アタシのことをみてるのが辛いんだろうなぁー

無理して笑って

無理して明るくふるまう
アタシはすぐにネガティブになるいつでもマイナス思考

自信がもてない


何か ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5183)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
木の葉の詩- 番田 自由詩612-12-13
宇宙が素足で降りてくる- 北大路京 ...自由詩412-12-12
これも何かの縁だから- 灰泥軽茶自由詩4*12-12-12
死者- HAL自由詩3*12-12-11
海よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7*12-12-11
じぶんとなにかの境界線- miruki自由詩6*12-12-11
ふるさと- 北大路京 ...短歌512-12-11
人間詩- ただのみ ...自由詩19*12-12-9
趣味について、または詩について- まーつん散文(批評 ...8*12-12-9
ドライ- 北大路京 ...短歌312-12-9
倒れ人- HAL自由詩3*12-11-18
わすれもの- 朧月自由詩612-11-18
ひとつが在る- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-18
センシティブ- 村正自由詩4*12-11-18
繋がり- 加藤自由詩512-11-18
合法の薔薇に怯える- 北大路京 ...自由詩412-11-17
うとうとしてる人の隣に座る- 北大路京 ...自由詩512-11-17
人間の心は母の腹に置いてきました- 北大路京 ...自由詩812-11-17
心細さ- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-17
- 北大路京 ...短歌412-11-13
窓_(NHK短歌11.4)- 北大路京 ...短歌5*12-11-10
ナビカセテ- 石田とわ自由詩4*12-11-10
花に吹かれ風が揺れている- 北大路京 ...自由詩1012-11-10
ありふれた帰途- 御笠川マ ...自由詩212-11-9
交差点にて_- 服部 剛自由詩1212-11-9
夜空ボリボリ- ちゃんこ自由詩212-11-9
【_カマキリの災難_】- 泡沫恋歌自由詩15+*12-11-9
自分探しの旅100年目- 北大路京 ...自由詩512-11-6
- 柊 蒼衣自由詩312-11-5
素直に…- スマイル ...自由詩212-11-5

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