星がみえぬと
     嘆くのならば
     夜ごとまぶたを
     くちびるで塞ぐ
     それは塩辛く
     わたしは夜に
     海をみる

 ....
  ながい歌のあとに
  みじかい言葉があった
  冬の夜の
  ひろい海のまえで
  そこらに捨ててきた
  古い自転車のことも忘れて
  ぼくたちは手をつなぎあった
  なが ....
雪の原理は知ってても
ききたくなる

お前はどこからきたのと
ちかい空からも
ふってくる
舞ってくる

わたしのうえにも
みたくないものにも
だいじなうえにも
わけへだてなく
 ....
神様

腹が減ったんだ
俺を愛してくれるなら
カレーライスをおごっておくれ

神様

風が冷たいよ
俺を愛してくれるなら
冬をどこかに追い払ってよ

神様

海が恐ろしく唸 ....
耳をすますと
遠くで 風が吠えている
近くで 何かきしんでいる
屋根
つらら
わたくしの骨

あおい湖の底に
沈んでいる蝋のような少女に
今夜も会いに行く
半透明の
永遠の
生 ....
音楽用語だろうが
ゆるさとかのんびりとといった意味らしい

わざとリズムをはずすこと
あえてちょっと遅れる

もたもたでもないしとんがり過ぎもしない

ドラムの神様とと言われるスティー ....
女を 追い掛けた
夢見ているのだろう
忘れかけた日、
そこで 自分自身を


過去を省みることは、
僕には できる 
人には できない
努力を重ねてきた


だって、
自 ....
理性では理解できないことを

喜び誇るには

芸術しかなかったのだ

無原罪のお宿り

その絵の喜びと誇りが頼もしかった

理性ではないのだ

ひとは信じきることで

命を輝かせることができるのだ
携帯の明かりが照らす叫び声音もなく声かける人もなく

刺す冷気窓際からの匂いかな不定期深夜慟哭時間

エアコンの熱暖かく吹く風の色に育てよベッドの蚕

芸のない男の指がただ紡ぐ言葉が消える ....
江戸の町を外れた木々の緑の林道を 
刀一本脇に差し 
首輪を繋いだ愛犬つれて 
{ルビ悠々=ゆうゆう}と風を切り 
西郷どんは、ずんずん歩み往く 

勝海舟の願いを聞いて 
江戸の戦火を ....
虫食い算のように所々破けた穴に

正解を埋めていく作業は

途方もなくわたしを混乱させるのです


何を埋めても

どこを埋めても

間違いのような気がするのです

 ....
ため息を缶詰にして積み上げて635メートル越え ちりとりで雪掻く朝やねこまんま つぶされたくて蚊飛んでくる 土下座する機会与えてもらえず冬の日本海 赤いウミウシの模様であった
デパートの包装紙
それで母はちゃっちゃかと洋服の型紙を作る
かつて何かを包んだものの匂いがしていた

ヒトガタに切った人形が
夢のなかでトモダチになるように
 ....
ふと雑誌の広告を見て
コーセーという化粧品会社の存在を忘れていた自分に
ちょっと驚く
長らくpdc(ポーラデイリーコスメ)を使って来たからか
いずれ価格帯のせいだろう
ドラッグストアやスーパ ....
寒さは形なく人に触れ、
冷気を感じ身体は縮こまる。
木々は緑を取り外している。
唇から漏れるふんわりとした白は吐息。

生きにくい季節なのに、
たくさんの命が眠る季節だというのに。

 ....
いい格好しなくていい
むしろ
ちゃんとしているとつまらない
ちゃんとしない人生を生きる勇気はないけれど
せめて
目も口も鼻も
とんでもなく
へんてこにしたれ
おかしくしたれ
ぶっちぎ ....
製造コストを抑えるためには部材や製造方法が標準化されていることが大切だ

そのときその製品が類似品と比べて群を抜くにはいかに市場に適合しているかが重要だ

そう言っていたのは大会社の社長だがこ ....
笑顔でありがとうと
言ってくれたあなたを
冷たいと思ってしまった 私はうたぐり深く心の狭い人


世渡り上手に憧れて
今日もとんびは大空飛ぶもタカにはなれず
ただくるくると旋回してる ....
雪が朝から降っている
景色の輪郭を消しながら
道路の染みを消しながら
隣の境を消しながら

雪が一日降っている
人の予定を消しながら
人の日常を消しながら
人の時間を消しながら

 ....
ピカソみたいなメイクだと思われていた 世界中の男女とセックスフレンドになりたい
だけど今すぐひとりぼっちになりたい
たぶんどこかがぶっ壊れているのでしょう

たくさんのひとに迷惑かけてきました
たくさんのひとをこれからも裏切るで ....
こんな街の外れの路地裏で
こんな冷たい雨の日に
あの娘(こ)今日も
たった独りで
佇んでいるよ こんな時刻に
学校 どうしたのかな
制服姿で 大丈夫かな
明日までに乾くといいけど
突然 ....
あたりまえのように朝があった

朝という名前

朝でひとくくりにしてしまうと

それは陳腐だ

愛とひとくくりにしてしまうと

解釈だらけだ

地方都市の朝にさえ貴女を思う


微熱

腹痛

結婚
 ....
白鳥の着水の音風の音 鏡割りスイートルームの煙草の火 黄唯色まであと少しの
三月の入り口で
ため息まじりに

  切符ください

と言っている老婆がいる
本当にゆきたいのか
わからない

  切符ください

まだ、佇んでいる駅舎の ....
海と空の青がちがうように

ふたりの幸福もちがうでしょう

どちらも青です

どちらも幸福です

それってほんとう?

ふたりの幸福もちがうでしょう

海と空の青がちがうように


パンツ脱ぎなよ

 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜に海をみる- 石田とわ自由詩17*13-1-18
ながい歌- 草野春心自由詩1213-1-18
白い生命- 朧月自由詩313-1-18
海岸線- まーつん自由詩6*13-1-18
第四楽章- Lucy自由詩14*13-1-18
レイドバック- 梅昆布茶自由詩11*13-1-18
生きることに疲れた詩- 番田 自由詩213-1-18
無原罪のお宿り- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-1-18
深夜叫劇- きーろ短歌2*13-1-17
西郷どんは今日も往く_- 服部 剛自由詩6*13-1-17
答え- 永乃ゆち自由詩2*13-1-17
- 北大路京 ...短歌713-1-17
雪掻く- 北大路京 ...俳句813-1-17
つぶされたくて蚊飛んでくる- 北大路京 ...自由詩413-1-17
土下座する機会与えてもらえず冬の日本海- 北大路京 ...自由詩7*13-1-17
かりぬい- そらの珊 ...自由詩34*13-1-17
オバサン覚え書き- salco自由詩10*13-1-17
冬を歩く人- 自由詩513-1-16
笑いあって福きたる- そらの珊 ...自由詩19*13-1-16
大切なこと- 吉岡ペペ ...自由詩513-1-16
とんび- 寿 雪野自由詩3*13-1-14
雪が降る日- ……とあ ...自由詩18*13-1-14
ピカソみたいなメイクだと思われていた- 北大路京 ...自由詩213-1-14
包帯のような空の下- 村田 活 ...自由詩913-1-14
路地裏の娘- もっぷ携帯写真+ ...713-1-14
地方都市の朝- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...913-1-14
白鳥- 北大路京 ...俳句213-1-13
鏡割り- 北大路京 ...俳句213-1-13
切符- もっぷ自由詩413-1-13
青い海- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-1-12

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