信号を待つための影小暑かな
お肌が容赦なく曲がろうとする
ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい
真夜中に石畳の狭い路地を歩く。
すべての家々の窓は閉め切られ、孤独のうちに
私は己の半身と夜を語る。
時の歩みはいまだ遅い。
真夜中に浸る欲望を持つ者の頭はたえず動いている。
昼間の ....
もしオマエが日に何度も愚痴る仕事に就いているなら直ぐに辞めてしまえ
それは仕事ではない
不毛な世界での隷属に過ぎない
もしオマエが面白いことがないかと誰かに尋ねたり、探したりして ....
いつのころからか
ある
風光
わたくしも 人間であった
そう
そうであった
鬼灯に 映る
私はひどく内面的な生活を送っている
内側にあるものは外側にあり
外側にあるものは内側にある
世界は統一された鏡のよう
今日も青空が光っている
それだけをたよりに生きる
歴史の波に飲み込まれ
沈んでいった者のその殆どは
後世に残らぬぼくらのような名もなきひとたちだ
それは昔も現代(いま)も
そして未来も変わらない事実だとぼくは想う
故に如何なる理由が ....
北風に吹かれ結婚相談所
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ
くれゆく恋と黒い豆電球のまるさ
寺の蚊のあげる経が良い
人生は線分上にあるって誰かが言ってた
僕は線分の上で踊るバレリーナ ちょっとすね毛が醜いが歌だって歌えるさ
発酵した愛なんても〜沢山なんだ 純粋な惑星に住みたいんだ ポパイとオリーブみたいにね ....
イニシャルを入れたセーター着てる犬
義理でもらうチョコレートの黒さ
虹を渡る汽車 空の駅
ばんそうこうを貼りまくって 隠した傷 つなぎとめる心
明日がはやく来ないかなあ と せかいが鮮やかに見えた あの日
まるでせかいが終わるように 明日に怯えて 寝ないようにした あの日
ぼ ....
静かな墓標に、白い午後を過ごす日。
紋黄蝶の舞う向こうを眺める。音も立てず、声も出さず。
心の時計が動き始める。
遠い日々の想い出は
端からゆるやかに欠け落ちて
ときめきや痛みばかりが
消え残る
懐かしい山々の稜線は
暗く沈殿していく記憶の底で
鮮やかな結晶となって
溶け残る
彼方を眺 ....
ため息曲げられている
愛に深さがあるのか
何時の頃からか詩が化けている
病身の助けになればと書いてみた
介護詩は気味の悪い怪語詩に
看護詩はよく解らない漢語詩に
理学療法詩はまさかの自爆消防詩だ
イガ栗養蜂詩になりたいと打 ....
地球は青かった 僕らと一緒で
朱き実の
木陰に憩う
病むこの身
日差しなつかし
人もなつかし
水底につづく階段
溶け残るつらら
午後を咬むつらら
羽のしぐさ
空のひらき方
指をのばして
そっと試して
ひとつだけだよ
裏通りの声
違う人の 同じ言 ....
迷惑なメールに宿る言霊もきっとあるから持てないスマホ
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好き
角を曲がると私が消える
やまびこの遠く澄み渡るを聴く。この連嶺の偉大さよ。
夏にいまだ白く残る雪を携えて、今、この世界に君臨する。
比類なき荘厳。重厚な交響楽。
私はただその頂にて感嘆し、言葉を失う。
母なる ....
Message body
聞く耳もたなきゃ
意味ねぇは
行く道 見えていけねぇは
しくじる だけ ならまだいいが
命があるだけ まだましさ
左に回る 地 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5183)
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カテゴリ
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日付
信号を待つための影小暑かな
-
北大路京 ...
俳句
3
13-7-9
お肌が容赦なく曲がろうとする
-
北大路京 ...
自由詩
3*
13-7-9
ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-7-9
真夜中の放浪
-
ヒヤシン ...
自由詩
13*
13-7-8
箴言
-
蒲生万寿
自由詩
1*
13-7-8
鬼灯_____(_ほおずき_)
-
こしごえ
自由詩
2*
13-7-8
人間的、あまりに人間的
-
渡辺亘
自由詩
1
13-7-8
真実の片言
-
HAL
自由詩
6+*
13-7-8
北風に吹かれ結婚相談所
-
北大路京 ...
俳句
4*
13-7-8
幸運に繋がるのならマフラーの巻き方ぐらい変えてあげるよ
-
北大路京 ...
短歌
5*
13-7-8
くれゆく恋と黒い豆電球のまるさ
-
北大路京 ...
自由詩
1
13-7-8
寺の蚊のあげる経が良い
-
北大路京 ...
自由詩
2
13-7-8
人生を線に例えると
-
梅昆布茶
自由詩
16
13-7-8
イニシャルを入れたセーター着てる犬
-
北大路京 ...
俳句
3*
13-7-7
義理でもらうチョコレートの黒さ
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-7-7
虹を渡る汽車_空の駅
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-7-7
浮かぶ赤いジャングルジム
-
夕ぐれ鉄 ...
自由詩
1
13-7-6
在るイメージⅡ
-
ヒヤシン ...
自由詩
7*
13-7-6
星座
-
nonya
自由詩
22*
13-7-6
ため息曲げられている
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-7-6
愛に深さがあるのか
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-7-6
詩人の孤独死
-
ただのみ ...
自由詩
31*
13-7-6
地球は青かった_僕らと一緒で
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-7-6
朱き実の
-
めれんげ
短歌
2
13-7-5
明るく短い径
-
木立 悟
自由詩
8
13-7-5
迷惑なメールに宿る言霊もきっとあるから持てないスマホ
-
北大路京 ...
短歌
3*
13-7-4
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好 ...
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-7-4
角を曲がると私が消える
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-7-4
新たな道標
-
ヒヤシン ...
自由詩
7*
13-7-4
ライム闇_韻_
-
卍琉九卍
自由詩
2
13-7-4
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