あの空気は笑うしかなかった とうとう守護霊とか言い出したか 睫毛は視界の檻
目蓋を綴じれば微かな光と闇
眼底に残る光景は
遠くへ置き去りにした記憶

思い出の温もりを反芻させ
失った後の冷たい指で
搾り零れ堕ちた雫を
受け止めるだけ

何故 ....
銀色に輝くあまたの星達に囲まれて、ぼんやりと我等を照らす満月よ。
あなたのその和的に美しい光にどれくらい僕自身救われたろう。
けっして裏切らないあなたの光の帯が、窓から僕の枕元を照らす時、
 ....
満六年から十日が経った
書き始めた頃あなたはまだいた
くれた言葉を覚えてる
詩は説明してはいけない

書き始めてから満六年過ぎ
ほどほどからは遠のいて
手足をすっかり突っ込みすぎて
も ....
それなりの理由は感じる

聞けばそうかとも思う

でもだまされない

ぼくらの主体はどこにあるのか


過去はぜんぶぜんぶ必然だった

必然にコントロールされた現在

現在が過去の空白を埋めてゆく

 ....
この幼い文字には記憶がある
漢字を覚えられない少年はそれだけで言葉を文字にする事が許されず
間違いばかりを指さされては 心を深く胸に隠すしかなかった


開け放なたれた部屋の小窓

文字 ....
守護霊同士は仲良し 守護霊は身元引受人にはなりません  口には出さなくとも
 目つきで解る
 軽蔑の刃

 四角い花壇の隅を汚す
 ゴミを捨てたのは誰
 落とし主は現れず

 誰も手を汚したくない
 でも傷つけずにはいられない
 だか ....
どうにも人生がうまく行かないと思っていた・・

なんだ
そうだったのか
俺はルーキーだった

俺は下等な生物から
人間成りした第1期目
FIRSTだったのだ

今世間でうまくやって ....
無を弾ませろ
目を眩ませろ
トカゲノアタマ
トカゲノアタマ

その肉体を
すべてぶつけろ
記憶の底にヒビを入れろ
きのう爪を切った
生きていることを感じながら丁寧に切った
今朝、前髪が目にうるさい
しっかりと目覚めてから切ろうかなと思う

1ミリか2ミリで全然違ってくることは知っている
前髪を切ったら ....
新緑が万緑へとかわろうとしている

あの幽霊のような柔らかさが消えつつある


また来年

ぼくは新緑に会えるだろう

地球が滅亡しないかぎり

ぼくが絶望しないかぎり

ぼくは万緑にも会えるのだ

 ....
柿食べてアダムとイブになるふたり フォークもらっといて素手で食う ログインして現代詩
日の出より先に現代詩
自転車のチェーンがはずれて現代詩
鳥が着地する瞬間は現代詩
雲がちぎれて現代詩
水たまりは現代詩
玄関開けたら2秒で現代詩
スープの隠し味に現代 ....
となりから聴こえてきた歌を唄う ひとはね
かんたんにじさつできないこころとからだをもって
うまれてきているもんなんだよ

いませんろにとびこもうとするきみ
いまだんがいのしたのうみにおちようとするきみ
いまこうそうびるか ....
春の風は遠くから来ます
夏の風は遠くへ行きます
あこがれ、とは違う
何処か知らない所へと
私を誘います

秋の風は通り抜けます
冬の風は通り過ぎます
喪失を知らしめ
懐かしい者どもと ....
もうちょっと感謝されると思っていた おまえの中学時代の詩集音読してやろうか 眉間の裏側に
落ちてきた
朝焼けの一滴

生温かい暗闇に
暖色の地平線が
引かれていく

意識の東から
明かされる
言葉の街路

慌ててスケッチ
しようとするが
間に合 ....
二ヶ月まえ東京に夜着いたときも

あたまが痛くて息も浅くて

目からは水がにじみ出ていて

限界なくらいしんどかったのだが


いま東京に向かっている

あのときとおんなじしんどさだ

なのに心はコン ....
狂ったように咽び泣く
鳥を空を花を風を
思いたいと願うほどに
なぜにどうしてこうなったと歎いてる

理解を超えた偶然の重なりですよ
と誰かわたしをあきらめさせて
いまだに早春のさやかな海 ....
黙っていれば誰からも何にも云われないのに
尖った視線を向けられたりしないのに

黙っていれば誰かが仕方なく引き受けるに違いないのに
形だけの感謝くらいしかされないのに

手を挙げて もしく ....
霖雨が好きだ
騒がしい街を沈黙させるから

落陽が好きだ
燃え尽きる前の灯りのようだから

吹雪が好きだ
すべての存在の輪郭を消してしまうから

昨日が好きだ
もう二度と訪れはしな ....
明け方
素になった
あしのうらが
のんびり呼吸をしていた

朝、起きて
人が再び活動を始めたときから
あしうらは忙しい
意にそまない誰かであっても
一緒に過ごさねばならない
破れか ....
 
うっかりしたり
どうかしていたり
つい他のことで
頭いっぱいになってたり
なんか体調でイラッとしたりして
間違ったことを言ってしまうことなんて
自分いくらでもあるんだから
他人の
 ....
リモコン持たず布団に入ってしまった
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あの空気は笑うしかなかった- 北大路京 ...自由詩313-5-25
とうとう守護霊とか言い出したか- 北大路京 ...自由詩313-5-25
無くしてから分かるもの- owl自由詩213-5-25
月光- ヒヤシン ...自由詩2*13-5-25
2013.05.25.- もっぷ自由詩413-5-25
ぼくらの主体- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...113-5-25
ノート- ぎへいじ自由詩18*13-5-25
守護霊同士は仲良し- 北大路京 ...自由詩213-5-24
守護霊は身元引受人にはなりません- 北大路京 ...自由詩313-5-24
屑の輝き- まーつん自由詩14*13-5-24
second- 和田カマ ...自由詩2*13-5-24
サンダーロード- 有無谷六 ...自由詩313-5-24
爪を切る- もっぷ自由詩913-5-24
万緑へ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-5-23
柿食べてアダムとイブになるふたり- 北大路京 ...俳句213-5-22
フォークもらっといて素手で食う- 北大路京 ...自由詩413-5-22
現代詩の現代詩による現代詩のための現代詩- 左屋百色自由詩13*13-5-22
となりから聴こえてきた歌を唄う- 北大路京 ...自由詩313-5-17
こころとからだ- HAL自由詩4*13-5-17
便り- salco自由詩29*13-5-16
もうちょっと感謝されると思っていた- 北大路京 ...自由詩213-5-16
おまえの中学時代の詩集音読してやろうか- 北大路京 ...自由詩1013-5-15
なんちゃって- nonya自由詩17*13-5-15
通った道- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-5-15
諦観まであと3センチ- もっぷ自由詩313-5-15
貧乏くじ- 群青ジャ ...自由詩113-5-15
本質と原理- HAL自由詩8*13-5-15
あしうら- そらの珊 ...自由詩23*13-5-15
自分お料理は苦手なんだけど今夜はカレーライス- Lucy自由詩26*13-5-14
リモコン持たず布団に入ってしまった- 北大路京 ...自由詩513-5-14

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