些か眠りの底を掬い上げて 見あげる空には、白いワンピースのお空がふあんふあんとしています
その白いひだをどなたか、見ませんでしたか?

 
  しずかに落着したあおみどりのことりを知りませんか ....
チョモランマ チョモランマ 世界一

死んでゆけ死んでゆけ答えなど無い

世間体 世間体 事故死

星を割る 星を割る ただ美しい

誰ですか 誰ですか 私  

綺麗な女 綺 ....
夜の果てを
伝わり
私の声は
電波のように響く
タワーマンション253Fに
幽閉されたかのような
あの子の元へ

私は受け取った
彼の声を
地下53Fに住む
奴隷のような暮らしを ....
地球に月の影おちる

いつもは月に地球の影

いつものお返し月の影

地球に月の影おちる

月曜日

いまの宇宙の法則に

スナオにそれに従って

静かに黙って交差して
 ....
おもうんだけれど
すべての真実はきっとどこかの看板の裏にでも
ちいさな文字でこっそりと書いてあるんだ

ぼくの夢の中の沙漠の入り口で老人は言ったのさ
誤解は理解の種
迷妄の畑にも真実の苗は ....
わす
































忘れていた深呼吸










 ....
ぼくはずっと はっぴい・えんどを好まず
結末の解決を観るひとたちに委ねた
ヨーロッパ映画を多く観てきたけれど

それは斜に構えようとしていた愚かさであり
実は はっぴい・えんどをもっとも求め ....
汗まみれの泥臭い服
このお陰で飯が食える。
人が近づかない
日に焼けた体

俺様がいるから
日本の道はある
夜昼構わず働く
全ては金の為に

寅一のズボンをはき
体に刺青を入れる ....
死を
怖れるなかれ
死は
友人だ
この与えられた生のなかで
何事かを為そうとする者には
夕方 ボート池のほとりで
すずらんが 風に撫でられていた


父さんにほめられた子どもみたいに
よしよしされて 満足げに揺れていた


空気は甘く 池はしずかだ
ああこれでいいんだ  ....
落ちていきそうな音楽に
目を閉じて
その浮遊感に身をゆだねる
落ちていくのに
浮かんでるなんて
削り落っことした青いひかりの先を歩いていた
背筋をぴんと伸ばした野良猫も野良犬もみんな連れてってさ
錆びた戦闘機からマーガレットが咲いているのを見たのさ
そよ風に誘われるがまま泪はいつ ....
冷たい湖の中をただひたすらに泳がせて欲しい

何処にも始まりはなく何処にも終わりがない

水草に足を取られて沈んでしまうまで

ただ泳がせてほしかった


そんな事を思いながらあの日 ....
 
 
炎天下に日傘を差すと 
エイだった(魚の方の) 
図鑑に書いてあるとおり 
危険な棘に注意しながら 
そのまま差して歩く
エイは不機嫌な様子で
時々、乱暴にヒレをばたばたさせる ....
少年

言葉知らずの純粋な少年は
足らない言葉を必死で探し続けてた
書いては破って捨ててノートのページは
減っては減ってはついに無くなってしまってた

ギターを背負った自転車少年は
ま ....
火をなぞる火
けだものの火
溶け流れても
火をなぞる指


短く忘れ
帰り道に手を結び
思い出す
朝の遠さ


狩るもの
水の両腕
霧を指す霧
副葬品 ....
甘い匂いを放ちながら 闇が降りて来る
重い霧がすこしだけ晴れて そこだけがうっすらと仄白く
命を吹き返したように夜が始まる

風があなたの合図
今着いたよ…と云うように 私の前髪を巻き上げて ....
雨降りの夜の街が黒かった

フロントガラスに霧吹きのような水滴

人間界を代表して愛されたこと

たぶん得意げで凛々しかった頃

ワイパーでいっぺんに消えてしまった

雨降りの街が ....
かなうかなって
空を見あげて
思えばこそ
で足りたころ

からずいぶん
遠くに来て
しまった
ちいさな願い

なのだと思うこれは
とてもさもない
なみだなのだと

願う
 ....
夢の入った封筒を
そらの手にまかせたんです
翼をいただいた封筒は
薫風にみちびかれて

ゆくでしょう
かなうかなって
膝をかかえてうずくまる
あの少女のころの

いまのわたしに伝え ....
札を数えて
何年も過ぎた
それを見てニンマリとしている内
何百年も過ぎた
そしてとうとう使う機会のなかった札束は
今ちょうど土に還った
なんにもいらない

もうなんにもいらない

なんにもいらない


記憶にものこらなくていい

あなたが望む証が来るなら

ぼくは存在しなくてもいい


なんにもいらない

もうなんにもいらない

なん ....
ひらり おちる
消しゴムのかす

えんぴつを研いだ時の
木の破片

真っ白なノートに書きなぐった
たくさんの言葉たちが

笑う 泣く 笑う

書いては消した 小さな唄
ちっ ....
雨が降っている

雨が降っている

天気は西から東だから

夜中頃には飯田橋に届く

雨に願いを

雨に願いを

僕の夢は叶わなくていい

君の全てを肯定しよう

雨が ....
小さな家のベランダに
くつしたが干してある


大きなくつしたはお父さん
中くらいのはお母さん
ちっちゃいのは赤ちゃん


足の家族
川の字に並んで
風に吹かれてる
バンドネオンの演奏を初めて生で聴いた。

黒い直方体の蛇腹を拡げたり縮ませたりしながら、

左右ともに30以上あるボタンを押して演奏するその楽器は、

習得の難しさから悪魔が発明した楽器と ....
木々が風に揺れている

甘いだけじゃない新緑の香り

輪郭のない幽霊みたいな緑いろ

こころの美しい象さんのようだ

木々から逃れられずに身もだえている


それを見つめることを ....
母の日がすぎて
枯れるしかないカーネーションが
花屋の奥に隠れている

ありがとう も
ないよ ね 
今さら

なんでもない日に
ぼさっと訪れて叱られようか
母にとっての子供でいた ....
このぼくのこころは
このぼくの鼓動は
このぼくの興奮は
このぼくの足跡は
衝動は
焦燥は
終焉は
再生は


あたらしい言葉を
燃やせば
古い皮質が ....
確かに歳はとったよ
正直に言うなら老いたのかも知れない
からだは正直に歳月を投影する

そりゃ60年も酷使してきたんだ
無理をすれば音も挙げる
死にかけたことだってある

でもぼくの精 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- マーブル自由詩2*12-5-20
自由律_青山- 北大路京 ...俳句9*12-5-20
一つの声- yamadahifumi自由詩312-5-20
スナオな影- 吉岡ペペ ...自由詩412-5-20
謎の真実- 梅昆布茶自由詩1812-5-20
_- 信天翁自由詩3*12-5-19
はっぴい・えんど- HAL自由詩7*12-5-18
オイラは- ペポパン ...自由詩4*12-5-18
- yamadahifumi自由詩612-5-18
ボート池で- 八布自由詩512-5-17
meteor- mizunomadoka自由詩412-5-17
光源Ⅱ- マーブル自由詩512-5-17
- 永乃ゆち自由詩8*12-5-17
炎天下- たもつ自由詩612-5-17
少年- itukamitanij ...自由詩3*12-5-17
ほつれ_むらさき- 木立 悟自由詩312-5-16
Secret_Forest- 南 さや ...自由詩1*12-5-15
雨降りの街- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-15
夢の通り道- もっぷ自由詩712-5-15
お誕生日- もっぷ自由詩1112-5-15
土の札束- yamadahifumi自由詩412-5-15
だから大丈夫- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-5-15
文房具- 三奈自由詩31*12-5-15
雨に願いを- 吉岡ペペ ...自由詩112-5-15
素描Ⅳ- 八布自由詩512-5-14
ブエノスアイレスの夏- 吉岡ペペ ...自由詩512-5-14
なにが自然か- 吉岡ペペ ...自由詩412-5-14
赤い花みつけた- 朧月自由詩1112-5-14
生きてるかぎり書けるもの- ホロウ・ ...自由詩9+*12-5-14
【否】- HAL自由詩5*12-5-13

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