私は何でも食べる
 例えばあなた

 あなたの息を
 あなたの足跡を
 食べる

 見上げる空を
 闇の奥に見る夢を


 私は何でも食べる
 例えばわたし

 わたしの ....
鳥山が立つとき
海の深層には
おおきな迷いが泳いでいる、と
あの日 あなたは教えてくれた

あなたの育った長崎の海は
いつも
あなたを包み込んで
すべてを許し 微笑んでくれた
そんな ....
その空に落ちた雲へと太陽を
青い光をひっぱり上げて
傘をさして外に出れば

藍色の灯火が揺れている

深海魚のまなこの奥に眠る

遥か太古の記憶が

生温かい雨粒と一緒にこめかみを撫で

息がとまる

藍色の雨が深く私を染めてい ....
それに頼り、それに縋る
それしか方法がないのなら
それを信じ、それを通す
そこから広がり、それから進む

先はまだ見えない
だけど、確かにそれを感じた
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ 心理テストだと知っていれば タイムマシンに乗って同じ過ち 青空の描かれた箱庭の中で
或いは、人と時の消えた大都市で
僕はたったひとり歩いている

終わりのないこの場所で
あの日見た夢の続きを
まだ探している

皮膚は{ルビ嗄=しわが}れて
 ....
今日の朝は憂鬱だ

ぱちぱちぱちぱち
ばちばちばちばち

雨の音がだんだん強く地面を叩いている
大きな傘をさして自転車漕いで
つるつる滑るアスファルトに気をつけて
鞄はぐっしょり仕方が ....
母さんが悲しむようなブルーレイディスクを抱えてはねられました 歌えるのに歌いすぎない歌手がいることを
ぼくは知っている
吹けるのに吹きすぎない奏者がいることを
ぼくは知っている
書けるのに書きすぎない作家がいることを
ぼくは知っている

そしてまた ....
高嶺の花をヘリから摘む 太陽と月を結んだ線が俺座 父が商人になったきっかけは
一本のから芋の蔓だったのです
長男だった私は
そんなことを弔辞で述べた
そばで母や妹たちのすすり泣きが聞こえた

その前夜
父はきれいに髭を剃ってねた
どこ ....
羽化したばかりのモンシロチョウの
おぼつかない羽ばたきが
風にあおられ

じりじりと後ずさる濃い霧の中を
触角も羽もなく這いずる夜も

誰かの仕掛けた銀色の罠に
迂闊に絡めとられる朝も ....
青い壁の泳ぎ方は忘れた

信じなかったコウノトリの話

気の遠くなるような昔では

青い地面を活きた気がするから

開かない扉に背を向けて

水平線を目指す

なにも持たずに居 ....
暗がり、夜道、怖いから
街の灯りを目印に
月の光に頼れない理由とは
不確かに縋れない臆病者だから
陶器の便座に腰掛け見ている
このドアを
あけた向こうがお花畑だったら
どんなに素敵かと思う
そして
どんなに寂しいかと思う

誰もいない楽園は
誰もがいる俗世を
羨んでいないだろうか ....
       (略)


               快晴という空虚

 ひざっこぞうを
       陽にかざし
 

        飛行機雲を一本引く
ドラえもん読み終えていろいろ不便 猫が三角になる寒さ モアイにエクボ彫る 他人に僕を説明する必要がある時は本を贈る。
くどくどと説明するよりもいきなり感性をさらす。

かっこよくいえば多様な遺伝子を持った自由な人間になって欲しいから。

僕が贈る本は

トルー ....
だいたい普通の人は家と職場の往復でなんてよくおっしゃる。
それが第一の場所と第二の場所。
では第三の場所とは?

それはこの現代詩フォーラムであり街の図書館や書店でもあり行きつけの飲み屋さんや ....
空のどこかが
解けて
みずが零れる



モノとコトの上に
容赦なく
みずが注がれる





ぬるんだ雨は
葉っぱを揺り起こし
やわらかな雨は
根っこにじ ....
あらゆる人種が人生が交錯する
つまづいている僕
恋をしているあなた
人生は様々な糸が絡まって見えるが
案外単純な因果律の集積なのだと思うが

ICチップはブラックBOXではあるが
完璧に ....
破魔矢で狙われている 俺は八福神 泣くなよサンマルクにパン食べに行こうぜ
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5183)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無題Ⅰ- まーつん自由詩413-5-2
鳥山が立つとき- 草野大悟自由詩9*13-5-1
- ゆったい ...短歌213-5-1
藍色の雨- 灰泥軽茶自由詩5*13-5-1
模索地点- 秋助自由詩113-5-1
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ- 北大路京 ...自由詩713-5-1
心理テストだと知っていれば- 北大路京 ...自由詩313-5-1
タイムマシンに乗って同じ過ち- 北大路京 ...自由詩1913-5-1
現実- 莉音自由詩4*13-4-30
雨上がりの空にかしわでひとつ- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-30
母さんが悲しむようなブルーレイディスクを抱えてはねられました- 北大路京 ...短歌313-4-30
ぼくが知っていること- HAL自由詩8*13-4-30
高嶺の花をヘリから摘む- 北大路京 ...自由詩413-4-30
太陽と月を結んだ線が俺座- 北大路京 ...自由詩513-4-30
弔辞- yo-yo自由詩1513-4-30
風読み- Lucy自由詩12*13-4-29
再海- 村正自由詩1*13-4-29
月光と街灯- 秋助自由詩113-4-29
ドアトゥドア- Seia自由詩113-4-29
春という椅子に座って- 空丸ゆら ...自由詩1013-4-29
ドラえもん読み終えていろいろ不便- 北大路京 ...自由詩313-4-29
猫が三角になる寒さ- 北大路京 ...自由詩513-4-29
モアイにエクボ彫る- 北大路京 ...自由詩613-4-29
本を贈る- 梅昆布茶散文(批評 ...513-4-28
第三の場所- 梅昆布茶散文(批評 ...913-4-28
穀雨_(こくう)- nonya自由詩23*13-4-28
交差点- 梅昆布茶自由詩1113-4-27
破魔矢で狙われている- 北大路京 ...自由詩513-4-27
俺は八福神- 北大路京 ...自由詩213-4-27
泣くなよサンマルクにパン食べに行こうぜ- 北大路京 ...自由詩313-4-27

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