あなたは笑っているのか
どこにいてもわかるお日様の声
私たちの心臓は揺れていて
駆けつけたい気持ちではちきれそう
あなたの詩は泣いていて
文字をなぞれば指が濡れ
ゆき場の無い塩水が光っ ....
シチューを作った部屋に
シチューのにおいが充満していて
暖炉をつけたら
空気中のシチューが焼けて
グラタンのにおいに
なりました
冬に生まれても
春に生まれても
愛される子に違いない
星座が好きでも
闇夜が怖くても
夢を見る子に違いない
走るのが得意でも
描くのが得意でも
頑張れる子に違いない
....
空白の多い時刻表を何度も見ている
ひとり双六で『1回休み』のマスにとまる
誰でも座ってかまわない席だから
誰でも座ってかまわない席ばかりだから
わたしは却って窮屈になる
わたしの決断はすべて
わたしの責任のもと、許される
ご自由にお座りください、という言葉 ....
「 My name is Oni 」と鬼
夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼
動物達よ
交尾をして子孫を増やすのはいいけど
そこに愛はあるのかい?
植物達よ
受粉をして作物を増やすのはいいけど
そこに愛はあるのかい?
人間達よ
セックスをして子どもを作るの ....
死んでしまいたいと
こころの
奥の奥の奥のほうで
思っているひとに限って
止める隙など与えるどころか
ひと知れず
死んでしまうのに
殺してくれなんて以ての外
ひとに対して死という
恐 ....
学校にヘリで通っていたせいで通学路での想い出がない
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで
鬼の子に『桃太郎』を朗読させる小学校教師
自分のことをブスと言い「そんなことないよ」と言われたい鬼
ファンデーション塗りすぎて顔だけ白い鬼
いくら死人に口なしと言ったって
死んで間もない死人はそっとしておけ
代弁なんて口寄せじゃあるまいし
死んで間もない死人をパペットにするな
祭り上げるな自分たちのために
理想の英雄に仕上げるな ....
歳の数だけ「まめ」を喰う 我が輩は10万56粒である
人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる
鬼の金棒をそっと質屋へ
鬼が厄祓いをお願いしに来ている
鏡に向かって
眠気と髭を剃り落していた朝
くたびれた自分の顔に重なるように
ふっと浮かんだ父の輪郭
丸くて憎めない
目の記憶
電車の中吊りは
気の早い春の旅への誘い
オーデコロ ....
希望の道、
なにやら宗教ぽくなってしまうのが残念だが、希望の道、だ
言葉として容易くは使えない、希望の道、だ
できれば魯迅ぽく、希望の道、だ
うちのめされて
どんなに ....
朝の光を見る高台に
虹色の涙を流す
羽が生えても
君みたいに
うまく飛べないみたいだ
君が教えてくれた
おまじないを唱えて
靴のつま先をトントン
星が流れ落ちる
人の ....
鬼に聴診器あてている
ピアスを開ける勇気がない鬼
終わったと思っていたことが
何度でも返ってくる
時代がふいに変わっていって
時間切れのベルが鳴ったから
時の中に置き去りにして
綺麗な空に吸い込まれた
終わったと思っていたことが
何 ....
詩人の方へのお知らせ
文章は禁止されました。
ドキュメンタリー作家、ノンフィクション作家、劇作家、小説家は廃業となりました。
今後、詩人の方たちは、ことばを使ってもよい人たちとして
国家試 ....
花は好きです
酸っぱくてもレモンは好きだ
固くても林檎は好きだ
果物は感じがいいから好きだ
花を食べるあの果物の香りが好きなのです
だから果物の香らない人は嫌いだ
....
風が吹く
風が通る
風が鳴る
風を呼ぶ
夏の日に 風を感じる
待ち遠しい あなたの言葉と 風の音
風に乗り
風に跨り
いつまでも 風の言葉を 待ちつづ ....
飛び散った曼珠沙華に血が通っていない
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5160)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お日様の詩
-
たちばな ...
自由詩
12*
15-2-17
おいしいけど
-
はて
自由詩
3
15-2-17
命なんだね
-
千波 一 ...
自由詩
4
15-2-16
空白の多い時刻表を何度も見ている
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-16
ひとり双六で『1回休み』のマスにとまる
-
北大路京 ...
自由詩
9
15-2-16
空席
-
千波 一 ...
自由詩
4
15-2-7
「_My_name_is_Oni_」と鬼
-
北大路京 ...
自由詩
6
15-2-6
夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-6
どこに
-
リィ
自由詩
2*
15-2-5
罪と罰
-
川瀬杏香
自由詩
8
15-2-5
学校にヘリで通っていたせいで通学路での想い出がない
-
北大路京 ...
短歌
3
15-2-5
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで
-
北大路京 ...
短歌
7
15-2-5
鬼の子に『桃太郎』を朗読させる小学校教師
-
北大路京 ...
自由詩
11
15-2-5
自分のことをブスと言い「そんなことないよ」と言われたい鬼
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-5
ファンデーション塗りすぎて顔だけ白い鬼
-
北大路京 ...
自由詩
2
15-2-5
無題
-
ただのみ ...
自由詩
16*
15-2-4
歳の数だけ「まめ」を喰う_我が輩は10万56粒である
-
北大路京 ...
短歌
1
15-2-4
人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-4
鬼の金棒をそっと質屋へ
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-4
鬼が厄祓いをお願いしに来ている
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-2-4
記憶
-
nonya
自由詩
17*
15-2-4
希望の道
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
15-2-4
キラキラ
-
瑞海
自由詩
4*
15-2-3
鬼に聴診器あてている
-
北大路京 ...
自由詩
1
15-2-3
ピアスを開ける勇気がない鬼
-
北大路京 ...
自由詩
6
15-2-3
銀河
-
大島武士
自由詩
3
15-2-3
詩人への通知
-
うめバア
自由詩
4
15-2-3
詩人の香り
-
アラガイ ...
自由詩
11*
15-2-3
風の言葉
-
佐白光
自由詩
3*
15-2-3
飛び散った曼珠沙華に血が通っていない
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-2
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