ツッコまれずに納得されている
通り縋りの街に
何処か懐かしさを覚えて
忘れていた記憶を思い出そうとする
ふと浮かんだ笑顔に
少し胸が痛くなるけれど
明日のお天気のことを考えてみよう
幸せは無味無臭だから
気づ ....
立秋を遅いシャッタースピードでとらえて君のバックに夜景
花びらが傘に落ちて風に流れる
夕焼け色のミルフィーユが珈琲を呼んでいるよ
眠り姫は もうすぐ起きる準備
「おはよう」まで もうちょっと
悲しい音楽は夏の深い深い海に置いてきたよ
....
晩秋の午後の光が
逆光となって何も見えない
あれから何十年も経った気がするけど
たった12年しか経っていない
いろんな事があった
本当にいろんな事があったけど
やっと君を赦せるよ
今の君 ....
洗面所狭くなったが歯磨きをふたり並んで出来て幸せ
試し書き君の名前を書いてみた文具コーナー赤くなる僕
パワーストーンのパワーにおされている
略したほうが長い
朝顔がくちづけせがむように咲く
形見だったのか喰っちまった
空想の翼と妄想の足枷
境はあっても壁はない
空と海のように
神学と罪状を彫刻された
流木は風と潮に運ばれる
翼もなければ鰭もない
時折 鳥が降りて来て憩い
流木の節くれだった目を ....
いつも 楽しそうだね
ねぇ どうして そんなにがんばれるの?
生き生きしてるね
仕事で出会う周りの人は 私のことをそう言う
なんでそんなに不安になるの?
もっと自信もったらい ....
わたしは心地よく生きるため
傾向と対策を立てる
過去のあやまちをくりかえさず
未来の失敗を予想して
より良く生きて
幸福な人生をおくるため
わたしは祝福された生
光のファンファーレが ....
げんこつが口から出なくなっている
秋の夜長のつれづれに
ふと目を閉じて夢想する
意識は記憶の霧を飛び
いつか来た森へ降り立つ
倒木に、双葉が出ている
蓄えられた養分に
土の上より住みよいらしい
乾いた川の跡が ....
西陽がなにもいわず
夕餉どきの部屋にはいってくるのが
わたしたちはきらいだった
畏れのため
わたしたちは歌っていた
それとも、単なるかなしさのため ....
螺旋階段を下りて行った
ぐるぐる
ねじれる記憶を
拾ってきたの
遠いこだわりを
大事そうに抱えて
あなたは私を指さして
「あなたが私を傷つけた」という
そうだったかしら
身に覚えがな ....
彼女についての記録、とは
その周辺に草木が茂っているとしか言えない
清冽であったことも激烈な事象も
すべて平面にねむる
おだやかさが尋常ではなくて
参照する意欲がわかない
わたした ....
履歴書にプリクラ貼るや木の実降る
「早く寝てね」のメールで起きた
想像妊娠が安定期に入った
修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた
きみが主役
きみがきみの人生の主役
会社への行き道
時間に追われる行き道
会社からの帰り道
こころを揺らす帰り道
生活を会社にもって行ってみたり
会社を生 ....
きっと誰しもの心にねこはいる。
ふ、とそのやわらかい毛並みに触れることがあるだろう。
ふ、とひらがなではなしをしたくなることがあるだろう。
きっと誰しもがねこになりたい。
ねこはあなたを見 ....
鏡越しに女子高生が見える席に座った
残雪の山の息吹を彼方に見遣り、
今この胸に響く魂の鼓動。
笛の音に松の枝はそよぎ、
今此処に在る事の旅情を唄う。
遮る者も無く、また、憐れむ者も無く、
無頼の道の誘いにただその身を委 ....
旅になど出たくなかった
わたしは 部屋に鍵をかけた
カーテンをひいて静かな音楽をきいた
水をのみながら 岩間を抜けるほそい風のような
詩の言葉を待とうと思った
....
夏の空気に寄って立つ 少女はあざみの花
かな文字で記した遺書のような視線が
日焼けした少年のまだ皺のない心のすみに
紅い糸を縫い付けることは終になかった
四季が幾つ廻ろうと心の真中が憶えている ....
夏が去って幾程経ちました
過ぎ去ろうとする秋を見過ごして
今年も紅を知りそうにありません
赤や橙の雨の中
マフラーでお互いを繋いでベンチに腰掛けるのが秋なら
あなたの隣に座るのは誰になる ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5109)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ツッコまれずに納得されている
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-11-6
【_凪_】
-
泡沫恋歌
自由詩
21*
13-11-6
立秋を遅いシャッタースピードでとらえて君のバックに夜景
-
北大路京 ...
短歌
3
13-11-5
(秋の待ち伏せ)_#pw秋組
-
北大路京 ...
自由詩
4*
13-11-5
赦す
-
渡辺亘
自由詩
1
13-11-5
洗面所狭くなったが歯磨きをふたり並んで出来て幸せ
-
北大路京 ...
短歌
7
13-11-4
試し書き君の名前を書いてみた文具コーナー赤くなる僕
-
北大路京 ...
短歌
7
13-11-4
パワーストーンのパワーにおされている
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-11-4
略したほうが長い
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-11-4
朝顔がくちづけせがむように咲く
-
北大路京 ...
俳句
7
13-11-3
形見だったのか喰っちまった
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-11-3
空と海のように
-
ただのみ ...
自由詩
32*
13-11-3
ねぇ_お母さん
-
葉月桜子
自由詩
8*
13-11-3
傾向と対策
-
西園 虚 ...
自由詩
1
13-11-3
げんこつが口から出なくなっている
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-11-2
太極
-
ゆったい ...
自由詩
2
13-11-2
夕餉どき
-
草野春心
自由詩
3
13-11-2
螺旋階段
-
Lucy
自由詩
14*
13-11-2
秋の庭
-
遙洋
自由詩
3*
13-11-1
履歴書にプリクラ貼るや木の実降る
-
北大路京 ...
俳句
2
13-11-1
「早く寝てね」のメールで起きた
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-11-1
想像妊娠が安定期に入った
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-1
修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-1
生活と会社
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
13-11-1
地球上のすべてのねこへ
-
東雲 李 ...
自由詩
4
13-11-1
鏡越しに女子高生が見える席に座った
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-10-31
現代
-
ヒヤシン ...
自由詩
7*
13-10-31
旅
-
草野春心
自由詩
4
13-10-31
初恋
-
ただのみ ...
自由詩
20*
13-10-30
あったかいね
-
Neutral
自由詩
5
13-10-30
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171