電動ミルで挽きたてのコーヒー 泡立つ表面が少しずつ収まっていくと
マグカップには雲の浮かぶ真っ暗な夜空が映しだされた
私の唇が音をたてないようにゆっくりと雲をすすっていく
そのまま月と愛の誓いを ....
空に大穴があいていて、そこから誰かがのぞいている
糸を垂らすなら
おまえもこっちにこいよ
残暑なんてあっという間
待たされるのは春くらいなもの

きょう雨はやわらかな御手
緑深い山々のあたまを撫でている

天はやさしく言い諭す
まるで母親のように

さあ片付けを始 ....
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ 秋灯や漢字テストのマルとペケ 兎なら死ねてた ふっかつの呪文 メモらされている 死に続けている人を
思い出したり忘れたりしながら


生き続けている人を
遠ざけたり近づけたりしながら
空にカーテンを引いたら
みんな 夢を見なくなった

星の明かりも 眩しい朝日も
厚い布地に遮られて 広大な密室の中で
息を詰まらせていく 人々の 心の息付き

飛行機が飛び回り
打ち上 ....
それは 白い、暗い
水のような
(いえ、湖)
奇妙な、安らかな、
欠落で

なめらかに隆起したそれを、
両手でささげ持つようにして、
人びとは
名前をつけた

それが
何だ ....
階段をあがると
すぐ左側に父親の部屋がありました
ドアをあけると
たばことヘアトニックと
何かが混ざった匂いがしました

どうしてこんな匂いに
なるんだろうと思いました

大人の男の ....
あらゆる希望が消え去った時、ようやく

君が歩むべき本当の道が見えてくる

・・・僕は冗談を言っているのではない

「希望」というのは、結局、世界の檻の中でジャンプしたり跳ねたりする事に他 ....
湿る土を体育座りの
月はひとつできみはいない
頬をきる高い緑の草が痛くて
ここはどこだろう
握りしめる切符
大きくて体温のある動物の
おなかでねむってしまいたい
今晩くらいは ....
波打ち際
囚われ
葉の陰の家


ひらくことのない窓の奥で
何かが白く動いている
夜と夕べ
決まった時間に


舌に触れる
かたまりの記憶
触れては遠のく ....
暗がりのなか
後ろにふいに立つ人影を
走り寄って手で払うと
数秒後に窓の外から
叫び声が昇り 消えた


ああ そっちの方へ抜けたのかと
納得した




 ....
チャヤプラオポペンボンベンバッファナギャ私の星のアイシテルです 謹んで逮捕されます おしゃれの知識が品切れてる 国民の7割が増税を容認しているという

この国の財政悪化だとか

欧米の高い消費税率を参考に容認しているのだろう

そんなんだから

私たちは民主党を圧勝させたり

自民党を圧勝さ ....
あえて、そうしなかったのは
一身上の都合
会えても、分かり合えなかったのは
一身上の都合
君が、いなくなったのは
誰のせいでもないんだ

タイミングが悪かったということにしておこう
な ....
 「誰でもない何処にもいない」


何回目の夏を送別したのかは とうに忘れてしまった

火傷するほど熱い砂を踏みながら 水平線と湧き上がる雲の先に

いかなる幻影を見出そうとしていたのか ....
生活に意味に訳に理由にことばに金に
がんじがらめになっていたから
こめつぶよりも小さな黒い穴の中に
生活や意味や訳や理由やことばや金を
ほおりこんで穴をふさいで
きよらかな川の流れる音と
 ....
(御巣鷹山。)

やさしさに守られる

緑の視界・・・・。

520の御霊が

静かに眠っている。

尾根へと続く道中で

何かに触れたと感じ取れば

いくつもの墓標は
 ....
そこにいる・・・・。

理由は無く

考えるでもなく

説明でもなく

言い訳でもなく

求め合うかのように・・・・。

(ここにいる/そばにいる。)

近くにいるという予 ....
考えないで

感じよう

継ぎ接ぎだらけの人生だ

考えてたら詰まるから

全開になって感じよう

そいつをうんとかき集めよう


生きてる意味や

未来への不安

どんな生き方になったって

問題は ....
あたしが何を見たって?
6月27日の夜
そうね、雨だったわ。
2AM
裏通り、濡れて光る外灯の下に
若く、美しい男が立っていた

男がいるのはこの世界の真ん中で
これから男に降りかかる ....
昨日と同じように
夜の匂いが近づく
錆の匂いに震える

夢に怯えた
どこかの子が泣くよ

夢を追えない
労働者が泣くよ

霧の真似をして
肌を濡らす雨が
お前た ....
あの人は
優しい人のように思われる

あの人は
穏やかな人のように思われる

あの人は
楽しい人のように思われる

思われることと実際が
近いかどうかは分からない

けれど ....
{引用=
蟻をころすと地獄におちるのよ
と、きみは云う}


 真っ青な飴をなめて
 ブルーの舌を出してみせるきみ
 背中のリュックで
 水筒の氷が からころ鳴って
 雲のか ....
出逢った頃は
どこか大人ぶって
本当の自分を
隠していた君。

子供っぽい趣味は
見せようとしなかったけど

そのうち
ディズニーもオモチャも
すごく好きになってたね♪

そん ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブルーマウンテンの夜空- Neutral自由詩713-9-6
大穴- 佐藤伊織自由詩413-9-5
見送るだけ- ただのみ ...自由詩18*13-9-5
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ- 北大路京 ...短歌213-9-5
秋灯や漢字テストのマルとペケ- 北大路京 ...俳句213-9-5
兎なら死ねてた- 北大路京 ...自由詩713-9-5
ふっかつの呪文_メモらされている- 北大路京 ...自由詩513-9-5
ここにいる- 自由詩2*13-9-5
空にカーテン- まーつん自由詩12*13-9-5
- はるな自由詩413-9-5
大人の男の人- 栗山透自由詩5*13-9-5
君の道は- yamadahifumi自由詩4+13-9-5
ruler- しもつき ...自由詩18+*13-9-4
ことわりの海- 木立 悟自由詩513-9-4
ノート(ぬけ)- 木立 悟自由詩313-9-4
チャヤプラオポペンボンベンバッファナギャ私の星のアイシテルで ...- 北大路京 ...短歌713-9-4
謹んで逮捕されます- 北大路京 ...自由詩713-9-4
おしゃれの知識が品切れてる- 北大路京 ...自由詩313-9-4
いい方向に- 吉岡ペペ ...自由詩713-9-4
一身上の都合により- 北橋勇輝自由詩2*13-9-4
夏の送別- 梅昆布茶自由詩1513-9-4
嵐の夜に- うんち自由詩3*13-9-4
鎮魂歌- 梓ゆい自由詩313-9-4
無意識- 梓ゆい自由詩313-9-4
継ぎ接ぎだらけの人生だ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-9-3
若く、美しい男- うめバア自由詩6*13-9-3
夜の匂い・錆の匂い- 御笠川マ ...自由詩213-9-2
あの人- hiroto22自由詩6*13-9-2
暮れゆく夏にきみと- Affettuoso [ ...自由詩413-9-2
おめでとう♪君へ- 清風三日 ...自由詩313-9-2

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