元気と引き換えに月まるくなる
流されて、
すべもなく流されて、
どこへも、
どこの岸にも、
まったく辿り着いて、
などいない、
そことここ、
あちらとこちら、
まったく区別など、
できていない、
....
チミ!
今度の研究のテーマは
「道に迷った認知症の方が家に帰れる方法」にしよう
え〜 社長
それって うちの商品に関係ありますか?
そんなことをしたら
お金をドブに捨てるようなもの ....
よばれた気がしてふり返る、と
案の定だれもいない
もう
幾度となく通いつづけた道の途中で
わたしは今日も花を咲かせる
いつかまた
不意に、懐かしく
わたしの足を止めるだろ ....
ああもうだめだ 何にもできない
そんな時はきっと一日寝ているに限るね
そんなことを思いつつ
着替えて外出を始めるのだ
戦闘の準備はできたかい
それでは
命が散る
飛散する
ビッグバンをものまねしよう
命が散る
飛散する
宇宙の最初をものまねしよう
それをお花見のように眺めよう
そしてお花見のように別れよう ....
生と死、幸と不幸を分ける境界線の
なんと曖昧なことか
一体彼らが何をしたというのだ?
彼らと私の違いなど何もないではないか
奪われた二万千五百十名もの尊い命
決して癒えきれぬ悲しみを不意 ....
いつ
スイッチが入るのか
分からない
それが
ONなのかOFFなのか
分からない
そもそも
何処にスイッチがあるのか
分からない
行方不明のUSBメモリを探そうと
....
駆け抜ける想念とは裏腹に
書き抜けぬ言の葉裏の蝸牛
雪の積もったノートには
あと数羽カラスの行方が不明です
時の刃の上をゆっくりと滑る私たち
やがて「私」「あなた」という二つの断面へ
....
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール
おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
春愁や書き直したる遺言状
テディベア抱いて奈落の底
ふたりの名を入れたジョッキに生ぬるいビール注がれている
にゃにゃ曲がりをにゃにゃ直線にして銀河
再利用できない屑になる
十分に
勤めを果たした風よ
わたしのなかから
出ていきなさい
真直ぐ、迷わず、信ずるままに
うつくしい音を
連れて
うつくしい
音色となって
あたらしい風 ....
カレーライスは悲しんでいる。
君はそのことを知っているか。
玉葱のせいなんかじゃないし
自分が辛すぎるからでもない。
ラッキョに嫌われたわけでも
ラッシーに悟られたわけでも
スパイス疲 ....
生き物は死ぬために生まれてきたんじゃない
そう思わなきゃ
津波でなくなったひとたちの無念や恐怖を
ぼくはうまく受け容れることができなかったよ
自分にコントロールできないことは気 ....
自分にコントロールできないことは気にしない
死ぬために生まれてきたんじゃないことを忘れない
社会はひとでできている
生き死にするひとでできている
自分に合うひとや合わないひ ....
【区別】
女と男
障害者と健常者
労働者と経営者
1×ー1とー1×1
老人と若者
貧しい者と富める者
【差別】
男と女
健常者と障害者 ....
星屑を吐いてアンドロメダ行きの汽車
沈黙の扉を閉じて
飛翔を願う鳥を幽閉したまま
坂道を登ってきた
目の前の足元だけ見つめて
振り返れば
私の後ろに従うはずの
長いようで短かった上り坂は
春霧に沈んで消えていた
....
三月の外気は
まだまだ零下だから
白くけむるよ
吐息はみんな白くけむるよ
こちら北海道の三月は
まだまだ桜と無縁だからね
凍えるよ
着のみ着のまま出てきたのでは
凍えるよ
ひ ....
地平線の彼方も
ここと同じ地面が続いているだけって
ことは分かっていても
認めたくない自分がいる
夢とか希望とか
そんな言葉で未来を飾ってみても
今日の続きでしかない
明日に期待して ....
思考が止まる時私の頭上を時間だけが空回りしている
時間は止まっても自らの時間のみがストップするだけ
時は確実に先へ先へ前へ前へと自動的に移行している
時間は待ってはくれずお構いなく私を追い越 ....
レタス売場では
皆
外側の葉を剥く
そして次の外側の葉を剥く
そしてまた次の葉も
そのまた次の葉も
わたしはレタスが食べたかった
わたしはレタスを買いたかった
でも皆は
レタ ....
お守りを買えるだけ買う受験生
TiAmo風が吹いた
静寂が横たわり球体の葬列
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5109)
タイトル
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カテゴリ
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日付
元気と引き換えに月まるくなる
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-3-15
水の紀
-
千波 一 ...
自由詩
4
14-3-15
5年後のある会社のお金の使い道の話
-
ichirou
自由詩
9*
14-3-15
時が咲いている
-
千波 一 ...
自由詩
4
14-3-15
戦場に赴く
-
三上あず
自由詩
4
14-3-15
お花見のように
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
14-3-15
二千十四年三月十一日に
-
夏美かを ...
自由詩
24*
14-3-15
スイッチ
-
nonya
自由詩
16*
14-3-15
失念れすとらん
-
ただのみ ...
自由詩
17*
14-3-14
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-14
おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
-
北大路京 ...
短歌
3
14-3-14
春愁や書き直したる遺言状
-
北大路京 ...
俳句
3
14-3-14
テディベア抱いて奈落の底
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-3-14
ふたりの名を入れたジョッキに生ぬるいビール注がれている
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-3-14
_にゃにゃ曲がりをにゃにゃ直線にして銀河
-
北大路京 ...
俳句
5
14-3-13
再利用できない屑になる
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-3-13
アコーディオン
-
千波 一 ...
自由詩
5
14-3-13
カレーライスは悲しんでいる
-
ブルース ...
自由詩
14*
14-3-12
花
-
吉岡ペペ ...
自由詩
8
14-3-12
ひと
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
14-3-12
区別と差別
-
ichirou
自由詩
8+*
14-3-12
星屑を吐いてアンドロメダ行きの汽車
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-3-12
春の坂道
-
山部 佳
自由詩
10
14-3-12
白いけむり
-
千波 一 ...
自由詩
7
14-3-12
【_垂直思考_】
-
泡沫恋歌
自由詩
16*
14-3-12
時の翼・・・
-
tamami
自由詩
7+
14-3-12
レタス売場
-
ichirou
自由詩
8*
14-3-12
お守りを買えるだけ買う受験生
-
北大路京 ...
俳句
3
14-3-11
TiAmo風が吹いた
-
北大路京 ...
自由詩
1
14-3-11
静寂が横たわり球体の葬列
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-3-11
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