自然にできたグループに分かれて
植民地時代のボストンの街並みを色画用紙で再現している
春陽に包まれた5年生の教室
その穏やかな空間に一瞬そよ風が吹いて
支援クラスに行っていた娘がひらりと入 ....
遠くから見たら綺麗な人でした近くで見たらトーテムポール
日曜は嫌だ
退屈だし切なくなるし
他の曜日と違って色もないし
日曜は嫌だ
「生きて 在る」 ということを想えば
やはり不完全だ
「生きて 在る」 ただそれだけでは
感じ 考え こうして思念で交信する以外
何もできることはない
私たちはどんな姿をしているのか
....
雨音がすべての音を掻き消していた。
この町に人はまばらだが、誰もが何か特別なことが起きるのを待っていた。
不謹慎極まりない人々なのだ。
小さな町では誰もが監視されている。
....
すっかり改装された応接間に白い光が差し込む時、
僕は思い出の中で横浜の匂いを嗅ぐ。
まだ何も知らなかったあの頃の幸福は
クラリネットの甘い音色が包み込んでいる。
庭に抜ける大 ....
指名料ケチったために踏む地雷やけに激しい風が吹いてる
口先だけのお詫びだとすぐわかるやけに激しい風が吹いてる
7組の男女と俺のゼミ旅行やけに激しい風が吹いてる
恩返ししない鶴だっているんだよやけに激しい風が吹いてる
僕らはどれだけ走れば見えてくるのだろう
最後に選ぶべきものは透明なのか
水でも被りたい一心
そうだ一度立ち止まり
息切れを整え
空を仰ぎ
後ろから追いつく友を待とう
焼けたアスファルト
....
象が並んで
観覧車の順番待ちをしていた
みんな休日だった
近くに
錆びたエスカレーターが落ちていた
午後になると
誰も海の話の続きなど
気にしていない様子だった
....
卵はひとつの理想形だ
人間もまた卵から生まれれば
これほど母親との確執に苦しむことはない
乳と血の繋がりはどんな病的恋情より
互いを束縛しその愛は動物並に遠慮がない
その点 卵は完璧だ
無 ....
本当にレモンが爆発するなんてやけに激しい風が吹いてる
花冷えのゴリラと手話で話しけり
ダメ元の言葉がやっぱダメでしたやけに激しい風が吹いてる
「パパとママ 君はどっちについていく?」やけに激しい風が吹いてる
雨が降ってきた
それに加えて午後からは
槍まで降ってきた
雨が降ろうが
槍が降ろうが
必ず行くよ
と言っていた友人は
終に来ることはなかった
窓を開けると
代わり ....
――風よ
木の葉をさざめかせ
やさしく掻き乱し
花房にそっと触れ
散り際へと誘う
子猫の背を撫でるよう
湖の面を煌めき立たせ
風 おお風よ!
おまえが気まぐれに ....
ゴールよりデカいキーパー横たわるやけに激しい風が吹いてる
ミニ四駆追いかけていき森の中やけに激しい風が吹いてる
私たち親子の手を見比べると
娘の手は白くて 細くて
張りがあって美しい
私の手は皮膚が薄くなって
血管が浮いて見える
やはり手には年齢がでるね
真面目なだけが取り柄で
洒落っ ....
元カレのTシャツで牛乳拭いている
値札ついたままのぬいぐるみと話している
クーポン使ったせいかポテト冷めている
友達にもう戻れない君といるやけに激しい風が吹いてる
乾電池直列にして豆球の限界を知るごとき失恋
砂漠の真ん中で
洗濯機が回っている
インド綿のシャツを着た官吏が
時々中を覗きにやって来る
飛行機が上空を通過する
やり場のないコウモリ傘や
目新しい嘘を乗せて
真夏日 ....
歯ブラシが知らないうちに増えていたやけに激しい風が吹いてる
今日を捨てる人に
終わらない明日をあげよう
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5183)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ものさし
-
夏美かを ...
自由詩
36*
15-6-24
遠くから見たら綺麗な人でした近くで見たらトーテムポール
-
北大路京 ...
短歌
1
15-6-22
退屈
-
リィ
自由詩
1*
15-6-21
『望めても選べない』__卵から始まるはな詩③
-
ただのみ ...
自由詩
18*
15-6-20
疑心
-
ヒヤシン ...
自由詩
6*
15-6-20
横浜
-
ヒヤシン ...
自由詩
6*
15-6-20
指名料ケチったために踏む地雷やけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-6-17
口先だけのお詫びだとすぐわかるやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-6-17
7組の男女と俺のゼミ旅行やけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
1*
15-6-17
恩返ししない鶴だっているんだよやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-6-16
それでも走る
-
秋也
自由詩
1
15-6-15
休日
-
たもつ
自由詩
4
15-6-15
『エンジェルエッグ』___卵から始まるはな詩①
-
ただのみ ...
自由詩
19*
15-6-13
本当にレモンが爆発するなんてやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
6
15-6-12
花冷えのゴリラと手話で話しけり
-
北大路京 ...
俳句
2
15-6-12
ダメ元の言葉がやっぱダメでしたやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
1
15-6-11
「パパとママ_君はどっちについていく?」やけに激しい風が吹い ...
-
北大路京 ...
短歌
1
15-6-11
約束
-
たもつ
自由詩
20
15-6-10
風と共に念ず
-
ただのみ ...
自由詩
14*
15-6-10
ゴールよりデカいキーパー横たわるやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
3
15-6-10
ミニ四駆追いかけていき森の中やけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
3
15-6-10
【_娘の手_私の手_】
-
泡沫恋歌
自由詩
19*
15-6-9
元カレのTシャツで牛乳拭いている
-
北大路京 ...
自由詩
11
15-6-9
値札ついたままのぬいぐるみと話している
-
北大路京 ...
自由詩
7
15-6-9
クーポン使ったせいかポテト冷めている
-
北大路京 ...
自由詩
6
15-6-9
友達にもう戻れない君といるやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
3
15-6-9
乾電池直列にして豆球の限界を知るごとき失恋
-
北大路京 ...
短歌
4
15-6-9
真夏日
-
たもつ
自由詩
13
15-6-8
歯ブラシが知らないうちに増えていたやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
3
15-6-7
終わらない
-
リィ
自由詩
3*
15-6-7
1
2
3
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5
6
7
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